3・13春闘集会(午後1時DC会館)にお集まりを

p20160313d ある組合員が病気になった。彼の職場は、拘束時間が17時間を超える深夜シフトがあり、月に6~7回、多い月は8回もある。夕方から働きはじめ翌朝9時過ぎまで。残業になれば帰宅はお昼近く。これが週2回ペースで続けば病気もおかしくない。
この職場では変形労働時間制が導入されており、1カ月でならして平均週40時間になれば法定労働時間で働いているとみなされる。つまり16時間連続で働いても法定労働時間! 長時間労働の規制はかからず、残業代さえ払う必要もないのだ。
変形労働時間制は、3月なら31日間あるので会社は合計177時間をどのように割り振っても週平均40時間の枠に入る。だから2勤務分の時間を連続で働かしても違法ではないのだ。
「1日8時間を超えても平均して週40時間になればOK」という理屈で8時間労働制が根本的に破壊されているのだ。みなし労働時間制やフレックスタイム、裁量労働時間制も同じロジック。
とはいえ、それでも〈8時間とみなす〉〈平均週40時間〉というかたちで「8時間」の建前(屁理屈)は残っている。
安倍政権が狙う労働時間規制適用除外制度(残業代ゼロ法)は、8時間労働制の形骸化の現実を開き直り、〈そもそも労働時間を規制すること自体がおかしい、規制の適用除外を制度化するべきだ〉という理屈なのだ。
憲法9条の下で自衛隊や集団的自衛権がある現実を開き直り、〈9条の側が間違っているから改憲すべきだ〉という理屈に似ている。
労働時間規制は、労働者にとって百年を超える重大テーマで、大変な闘いによって8時間労働制が生まれた。これが完全に破壊されかねない状況だ。
いまJR千葉鉄道サービス(CTS)は、労働契約法18条の5年無期転換ルール(18年4月)を回避するために契約社員やパートを5年未満で雇い止めする規定を就業規則に入れようとしている。
昨年の派遣法の改悪で、企業は永続的に派遣を使用でき、他方で派遣労働者は3年でクビになる状況が生じた。
これは、派遣社員や契約社員、パートが3年・5年で簡単にみんな解雇される状況が法制化、制度化されつつあることを意味する。本当に地殻変動的な事態だ。
もっとも東京西部ユニオン鈴木コンクリート分会の闘いなど、有期雇用の労働者の闘いによって雇い止めは簡単にはできない。CTSでも怒りが沸騰し、噴火前の雰囲気になってきた。
いまの世の中の全般的な状況、そして労働者の雰囲気。労働運動を再生するチャンスを感じます。闘いは大変さや苦しさもある。しかし、労働者が誇りをもって闘うことはやはり楽しく素晴らしい。
春闘シーズン。あちこちで闘いが始まってます。一堂に会して共有化したいと思います。3月13日(日)午後1時からDC会館で春闘集会を行います。みなさん、ぜひ集まって下さい。
(書記長)
ちば合同労組ニュース 第68号(2016年3月1日発行)より