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組合活動

2017年こそ ちば合同労組の飛躍の年に

2017年こそ ちば合同労組の飛躍の年に! ★2016年は新しい仕事、職場に移って色々な意味で苦労しました。17年はこれまでのすべてを生かして組合づくり、仲間づくりに全力をあげていきたいと思います。 今の職場は労働運動の大先輩もいてなかなか楽しい職場です。 年末に体調をくずし、歳も歳なので思うように動けないのですが、あらゆる困難を試練にかえて、これからの人生を楽しんでいきたいと思います。団結こそ力...
公務員・教育

習志野市障がい者解雇撤回裁判 ご支援を

習志野市障がい者解雇撤回裁判 さらなるご支援を 習志野市役所における障がい者不当解雇撤回を求める第一回裁判(12月9日)は、報道陣も含めると約100人が集まり、傍聴券は抽選となりました。多数の結集ありがとうございました。千葉テレビのニュースとなり、各紙も取り上げました。 障がい者枠で採用しながら、「能力不足の障がい者はいらない」という習志野市長に対して、私たちはAさんの解雇を撤回し、Aさんに謝罪さ...
連載・職場と労働法

職場と労働法 年間1千人を超える労災死亡者の現実

実践的に考える職場と労働法 今なお年間1千人を超える労災死亡者の現実 あなたの職場の安全衛生は? 労働災害で死亡する労働者は今なお年間1千人を超えます。戦後の労災死亡累計は20数万人。日清日露戦争の戦死者数を超えます。高度経済成長末期で労働者の安全は二の次だった1971年の労災死亡は6712人とピークを記録。翌年、労働安全衛生法が制定されると75年には年間3725人に激減しました。 労働安全衛生法...
連載・介護労働の現場から

連載・介護労働の現場から〈働き方編6〉感情を押さえつけない

連載・介護労働の現場から〈働き方編6〉 感情を押さえつけない 突破口は泣き言 入職して数か月経ち、身体を動かすことに慣れると同時に腰痛が始まり、疲労がたまっていることを自覚するようになる。どうしてこんなに仕事がきついのか? でも聞いてくれる先輩もなく、さらに極め付け、16時間勤務の夜勤の仕事も始まり、もうこのままでは「殺される~」と、3か月くらいで辞めてしまうことも多い。 そこで突破口。泣き言を現...
労働映画

苦役列車

映画紹介『苦役列車』  2~3年前にDVDで観た。「中途半端に陳腐な青春ムービー」との原作者・西村賢太の酷評をネットで見かけて原作も読んでみた。言うほど悪くない映画だと思うけど…。私小説の映画化は難しい。主人公の北町貫多を演じた森山未來も、高良健吾や前田敦子も思いのほか良かった。 自分も、ごく短期間だが、晴海埠頭(東京都中央区)で日雇い労働者として倉庫作業をやっていたことがある。荷役作業や休憩時間...
本の紹介

書評『求人詐欺/内定後の落とし穴』(今野春貴著)

書評『求人詐欺/内定後の落とし穴』(今野春貴著) 横行するブラック求人 労働者の教訓は?  生きるためには働かなくてはならない。わざわざ悪条件の場所を探す人はいない。仕事を探す労働者は自分に与えられた条件で可能な限り好条件の仕事を探すだろう。 そのために資本が提示する労働条件をみながら仕事を探すわけだ。 でも自分を含め、ほとんどの仲間は入手可能な求人票が信用ならないことを知っている。賃金から始まっ...
組合活動

内房線 直通運転廃止反対

内房線 直通運転廃止反対! 3月のダイ改に向け動労千葉とJRの団体交渉が始まりました。JRは「系統分離」と称して内房線の館山―千葉直通列車の廃止を画策しています。沿線自治体では「こんなことをされたら地方は生きていくことができない」と大問題となっています。 JR千葉支社によると昼間帯の直通列車は全廃、早朝の館山始発の列車2本も廃止。さらには特急列車の運行を廃止した際に代替えで設定された特別快速の廃止...
組合活動

ちば合同労組ニュース 第78号 編集後記

日本で工場法が施行されたのは1916年9月。今年は施行百年です。繊維産業の過酷な労働環境で多くの女工が結核で死にました。工場主の反対で5年以上施行が遅れ、法律も実際には骨抜きでした。女工争議が頻発し、徹底した弾圧で労働運動の萌芽は摘まれました。でも政府をして工場法を制定させた力でもありました。いま何を思うか。(S) ちば合同労組ニュース 第78号(2017年1月1発行)より
公務員・教育

12月9日 習志野市障害者解雇撤回裁判傍聴にご参加ください

12・9習志野市障害者解雇撤回裁判へ 習志野市での障害者解雇撤回の裁判闘争がいよいよ始まります。 第1回は12月9日(金)13時30分 千葉地裁601号法廷です。 解雇撤回へ向け署名運動も始まっています。ぜひご協力を。津久井やまゆり園事件や電通新入社員の過労自殺事件など今の社会を鋭く問う闘いです。ちば合同労組はこの闘いに全力で取り組みます。大法廷です。組合員の皆様、平日昼間ですが都合のつく方はぜひ...
組合活動

労働者が団結して闘うことに選択肢と希望を

労働者が団結して闘うことに選択肢と希望を 最近、1994年に発表された論文を読む機会があった。07年に制定された労働契約法の音頭を取った著名な労働法学者が書いたもの。これを読むと、労働基準法などによる労働条件の集団的決定から、労働契約(法)に基づく個別労働条件の決定へと転換させること、そして労働争議については労働組合による集団的労使関係から労働審判や個別労働紛争解決制度へと転換させる意図が簡潔明瞭...
組合活動

全国労働者集会全国から5800人が参加

全国労働者集会5800人 日比谷野外音楽堂で11月6日、動労千葉などの呼びかけで全国労働者集会が開催され、全国から5800人が参加しました。韓国から民主労総ソウル地域本部や公務員労組、無期限ストを闘っている鉄道労組が総勢35人で参加。米独からも労組代表団が参加しました。 集会は、国鉄1047名解雇撤回闘争の訴えや、安倍政権の「働き方改革」、小池都知事の東京丸ごと民営化との闘いなどが訴えられました。...
連載・職場と労働法

実践的に考える職場と労働法-賃金/賃金闘争の闘い方

実践的に考える職場と労働法 賃金/賃金闘争の闘い方 賃金は、労働者にとって生活を成り立たせるための重要なものであり最重要の労働条件の一つです。 労働基準法には、労使が対等の立場で決定することを原則としつつ、法律でその支払い方法などについて様々な保護規定を置いています。 労働基準法では、賃金については、労働契約の締結時と就業規則において労働者に必ず明示しなければならない事項として規定されています。 ...
連載・介護労働の現場から

連載・介護労働の現場から〈働き方編5〉機械とパソコン

連載・介護労働の現場から〈働き方編5〉 機械とパソコン 機械化で腰痛を防ぐ 90年代に先進国では、健康被害を理由とした労働者の要求で介護の機械化が行われた。導入にさほど労使の対立はなかった。日本では、労働基準法でモノの取り扱いには重量制限があるが、対人労働はその重量制限から外されているため、介護職は腰痛などの健康被害が慢性化している。 ところが現場の労働者にはリフトなどの介護機器は評判が悪い。「介...
労働映画

RAILWAYS/49歳で電車の運転士になった男の物語

映画紹介『RAILWAYS/49歳で電車の運転士になった男の物語』  以前にみた映画ですが思い出しながら書きます。 中井貴一が演ずる筒井肇は大手家電メーカーの経営企画室長。取締役への昇進も決まっている。妻と娘の三人家族だが最近少し距離感がある。ある日、母が倒れたとの連絡、さらには親友の事故死の知らせ。肇は故郷の島根に帰省し、実家で一畑電車の運転士になる夢を思い出す。東京に戻った肇は、妻と娘に自分の...
組合活動

韓国労働運動から学ぶこと

高揚するパククネ退陣の闘い 韓国労働運動から学ぶこと お隣の国、韓国ではパククネ退陣を求める百数万人規模のデモが4週あまり続いています。08年リーマンショック以来の大恐慌の深刻化は、韓国の政治経済に未曽有の危機をもたらし、韓進海運の経営破綻やロッテ不正資金問題など、韓国の財閥企業を軒並み危機に陥れています。 そうした中でパク政権は、成果年俸制を拡大し、かつ業績評価の低い者は解雇できる「成果退出制」...
組合活動

団結して闘うこと 労働者の選択肢に

団結して闘うことを労働者の選択肢に 組合員のみなさん。共に闘う仲間のみなさん。 ちば合同労組は節目となる第10回大会を開催しました。結成から9年、地域の合同労組として組合作りに取り組み、10月2日には4労組を集めての労働者集会をかちとるなど、一定の前進をかちとった地平の上に第10回定期大会を開催しました。 この1年間の闘いの中で、ユニオン習志野に続き、介護職場での分会や地域の病院での新労組の設立は...