派遣会社T社の謝罪を受け和解-二和病院は責任を取れ

派遣会社T社の謝罪を受け和解
船橋二和病院薬材センターは責任取れ

fly20140530aちば合同労働組合は、組合員Kさんに対する違法派遣と不当な派遣切りをめぐり、派遣先の千葉民医連の薬剤センターや船橋二和病院と派遣元T社に対して、直接雇用を求めるための闘いを行ってきましたが、この度、人材派遣会社T株式会社が、正式に謝罪し、当方の申し出をほぼそのまま認める大勝利をかちとりました。
(詳報次号)

Kさんは、船橋二和病院の看護師や医師ら常勤職員の応援を得て、ちば合同労組に加入して派遣会社T社や二和病院、薬材センターと団体交渉などを行い、責任追及と直接雇用を求めてきました。
T株式会社は、約一年に渡り団体交渉を拒否するなど紆余曲折はありましたが、派遣会社T社は自らの非を認め、丁寧な謝罪の上で、薬剤センターに対してKさんの直接雇用を申し入れ、その他和解の条件を形成して、この度、ちば合同労組との間で和解に至りました。
二和病院の労働者や患者、地域住民、派遣会社T社船橋営業所と同じビルにあるハローワークの利用者のなど本当に多くの皆さんからのご支援や応援を頂きました。心よりお礼申し上げます。ありがとうございました。
ちば合同労組ニュース 第57号(2015年4月1日発行)より

派遣会社T社の謝罪を受け和解-船橋二和病院,薬材センターは責任取れ

 

「ちば合同労働組合」は、組合員Kさんに対する違法派遣と不当な派遣切りをめぐり、派遣先の千葉民医連の薬剤センターや船橋二和病院と派遣元T社に対して、直接雇用を求めるための闘いを行ってきましたが、このたび人材派遣会社T社が、正式に謝罪し、当方の申し出をほぼそのまま認めるという大勝利をかちとりました。

Kさんは、二和病院の仕事を行っている派遣先の薬材センターにおいて、同一の業務・同一の指揮命令にもかかわらず、あたかも途中から別の派遣先になったかのように装うことで最長3年の派遣期間を超えて派遣法違反状態で働かされ、本来ならば直接雇用されていてもおかしくないにもかかわらず、最後は追い出すように契約を打ち切られたのです。
Kさんは、船橋二和病院でやはり労働問題を闘っている看護師や医師ら常勤職員の応援を得て、ちば合同労組に加入して派遣元T社や二和病院・薬材センターと団体交渉などを行い、責任追及と直接雇用を求めてきました。
派遣T株式会社が約一年に渡り団体交渉を拒否するなど紆余曲折はありましたが、派遣元T社は自らの非を認め、丁寧な謝罪の上で、薬剤センターに対してKさんの直接雇用を申し入れ、その他の和解条件を形成して、このたび組合との間で和解に至りました。
二和病院の労働者や患者、地域住民、派遣会社T社船橋営業所がオフィスを構える同じビル内にあるハローワークの利用者など本当に多くの皆さんからのご支援や応援を頂きました。心よりお礼申し上げます。ありがとうございました。

Kさんの仕事

そもそもKさんの仕事は医療材料の在庫管理の仕事です。病棟や部署ごとに違う医療材料や消費状況を把握し、患者さんの生命と健康を守る大切な仕事です。派遣法が想定する「一時的、臨時的」な仕事ではありません。
二和病院や薬剤センターは、派遣会社T社など人材派遣会社と一緒になって病院の大切な業務を派遣や請負に置き換え、クーリング期間をおいて派遣期間をリセットしたり、契約書の派遣先名称を変更するなどして違法な派遣を拡大してきました。
Kさんと二和病院の同僚である仲間は、このことを自ら働く実感も含めて訴え続け、あくまでも直接雇用を求めました。地域の医療機関として多くの住民が利用する二和病院で病院業務の派遣への置き換えと派遣切りの実態に驚きの声とKさんへの大きな支持と応援の声が集まりました。

職場の仲間の力

派遣の問題は当該だけの孤立した闘いになりがちですが、Kさんと一緒に働いていた看護師や医師ら常勤職員の仲間が立ち上がりました。派遣会社T社が団体交渉を拒否した時には、何度も抗議行動や宣伝を行いました。病院で働く労働者が有給休暇を使ったり早退することは大変なことです。しかし、Kさんも仲間もあきらめずにがんばりました。
今回のことは、単に法律を守らせるにとどまらず、派遣法の根本的問題を追及し、直接雇用と派遣という枠をこえた職場の仲間の団結の力で闘いました。これに、ちば合同労組の地域的な団結が加わりました。

状況変えられる

派遣切りの問題だけではありませんが、こうした労働問題は、一介の労働者には抵抗できない運命や大きな力にみえます。しかし、あきらめずに団結して闘えば必ず展望が生まれます。現実に職場で毎日毎日働いているのは私たち労働者です。それぬきに会社の経営も利益もないのです。状況を変えることはできます。
二和病院の属する千葉県勤労者医療協会の専務理事(当時)が県知事選挙に立候補して派遣切り反対を訴えましたが、自らが経営する事業所で派遣や請負労働その他の非正規雇用を拡大し、トラブルが生じても不誠実な対応に終始しています。二和病院や薬材センターは、違法な派遣の実態を認め、Kさんに謝罪し、直接雇用の実現をはかるなど直ちに責任ある対応を取るべきです。

派遣元・派遣会社T社に対する勝利をテコにして、本来派遣にさせてはならない仕事を派遣でさせてきた二和病院と薬剤センターに対して、ちば合同労組は、二和病院の労働者とともに勝利するまで闘います。組合員のみなさん、支援のみなさん、今後ともよろしくお願いいたします。

大創産業分会のチラシ&アンケート

BeHappy

BeHappy.PDF (上のよびかけのPDFファイルです。)

大創産業における労働実態アンケート.PDF (アンケート用紙のPDFファイルです。)
(この記事の下にパソコンから送れるアンケートコーナーもあります。)

BeHappy

ダイソーで働いている皆様、お疲れ様です。

このたび、ダイソー(株式会社大創産業)に労働組合を立ち上げました。ダイソーは、日本国内に2750店舗、海外に700店舗(2013年10月現在)を有する国内最大の100円ショップチェーン店です。1977年に設立されて、これまでに労働組合は存在していませんでした。

労働組合を結成することにより、ダイソーで働く皆様(労働者)と会社(使用者)がより対等に労働条件等の改善の要求やその他諸問題について交渉することができるようになります

ダイソーで働くほとんどの方々はパートタイム労働者(非正規雇用者)であり、皆様なくしてダイソーは成り立ちません。パートタイマーの皆様にも正社員同様に法律による権利があります。

しかし、法律があるからといって法律は自動で守ってはくれません。積極的に行使しないといけません。そのためには知識が必要です。
会社は労働者に対し就労規則、その他の規則を常時行使しています。一方、労働者には労働基準法、労働契約法等の労働法がありますが、ほとんどの労働者が意識していません。
以下に会社と交渉することができる事例を上げました。

1.解雇された
2.有給休暇がもらえない、使えない。
3.有給休暇取得時の賃金が不当に減額されている。
4.給料を一方的に減らされた
5.残業代が支払われない
6.給与の支払いが遅れる
7.いじめやパワハラがある
8.退職強要、退職勧奨、退職誘導されている

上記に上げたものは代表的な例です。

これらの他にも働く上でのトラブルは、個人個人により様々であると思います。
どんな些細なことでも結構ですので、労働問題は一人で悩まずご相談ください

大創産業労働組合は、100円ショップ「ザ・ダイソー」で働く労働者の皆様の団結を図り、その権利拡大に努めます。また労働者の生活と労働条件の向上、労働者の経済的・社会的地位向上のために全力を尽くします。

大創産業労働組合
(ちば合同労働組合大創産業分会)
連絡先 千葉市中央区要町2-8DC会館
ちば合同労働組合気付
電話043(225)2207
メールchiba_goudou@yahoo.co.jp
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解雇を通告されました。自己都合退職と記載された離職票をみてちば合同労働組合に相談、撤回させました

食堂で働いていたパートのAさんは、チーフからの暴言や包丁での指図(さしず)などが続き、最後には料理ばさみを投げつけたり、調理箸について油をかけられ火傷を負いました。

困ったAさんがマネージャーに相談したところ、チーフから解雇を通告されました。ところが、そのチーフは、社内ではAさんの自己都合退職と説明し、手続きを進めていたのです。

最初はあきらめていたAさんでしたが、自己都合退職と記載された離職票をみて、ちば合同労働組合に相談、組合に加入して数回の団体交渉を行い、会社からの謝罪をかちとり、さかのぼって自己都合退職を撤回させました。

(労働相談スタッフE)

自宅謹慎処分は最も軽微なものにとどめ、定年まで働くことを約束させることができました

Dさんが働く大手メーカーT社では、2008年のリーマンショックの頃から大規模なリストラを進めてきました。

Dさんは早期希望退職などの誘いを受けましたが、定年まで働き続けたいとの希望を会社に伝えてきました。

Dさんは子会社に出向となり、長年従事してきた業務はまったく関係のない資料整理を毎日させられました。Dさんは体調も崩し、無意味な仕事に意見具申したところ会社から懲戒会処分として自宅謹慎を命じられました。

ちば合同労組に相談し、打ち合わせの上で会社と交渉したところ、処分については最も軽微なものにとどめ、定年まで働くことを約束させることができました。

(労働相談スタッフE)

本当は解雇なのに自己都合退社とされました(IT関係)

私は正社員で入社しましたが、試用期間を3カ月から半年に延長され、半年で会社都合なのに自己都合ということで「解雇」されました。
半年働いていたのですが手続きの関係で雇用保険の支払い期間が半月足りなく、雇用保険の受給資格がない状態でした。
しかも、本当は会社都合なのに解雇予告手当もなく、離職票の送付も退職しても2カ月以上送ってこない状態でした。

私は、ちば合同労働組合に相談して企業側には、
①離職票の早期送付
②雇用保険の6カ月加入の修正
③解雇予告手当の支給
以上の3点をお願いしました。

組合に団体交渉に同席してもらった結果、私が要求した3点の要求がとおりました。このままでは生活が成り立たなくなりそうでしたが、組合に相談したところなんとか生活の目処が立ちました。
本当にありがとうございます

(IT関係・Tさん)

ゼネコン下請けの建築関係の会社で働いていました

私は、ゼネコンの下請けをしている建築関係の会社で働いていました。

ところが会社は、建築不況を理由にゼネコンから仕事をもらえないと「次の仕事が見つかるまで、無給で休め」と言ってきました。

私は、ちば合同労働組合に加入して団体交渉で「休職中の収入を補償する」ことを申し入れました。

会社側ははじめ「(私は)請負だから補償する必要はない」と言っていましたが、雇用契約書を見せられて補償することを認めました。ところが、今度は突然「解雇通告」をだしてきました。「働きが悪い」という理由です。

本当のところは、「組合に入ってうるさいことを言う奴はくびだ」ということだと思います。そこで解雇撤回の団体交渉にきりかえて交渉しました。社前や周辺でチラシを配って訴えました。
結果、会社は解雇は撤回しました。しかし、「中小零細企業なので、このままでは会社が潰れてしまう。会社都合の退職で合意してほしい」と言ってきました。これ以上交渉しても良い結果はでないと思い、十分な退職金をもらうことで合意書を取り交わして終結させました。

(建設会社・Mさん)

職場復帰をかちとり、原職の霊柩車の運転の仕事に戻りました

私は、自治体が運営する火葬場の霊柩車の運転手です。

今から3年前、「労働組合をやめるまで仕事をさせない」と言われて一切の業務から排除されました。その後3年近く机に一日中座っているだけの状態にさせられました。さらに「勤務時間中にビラを配布した」ことを理由に停職1月の懲戒処分が発令されました。
私の働く火葬場では民営化の動きが強まっており、民営化反対の声が上がることを恐れて労働組合員の私を排除しようとしたのです。私の机の前にはホワイトボードが設置され、周囲から隔離されました。回覧板は回ってこず業務の情報の一切から排除され、書類のシュレッダーかけや訂正用シール貼りしかさせてもらえませんでした。最近の話題の「追い出し部屋」そのものです。

労働組合として団体交渉と裁判を通して2012年10月、ついに職場復帰をかちとり、原職の霊柩車の運転の仕事に戻りました。「停職処分の撤回」「仕事はずしの精神的苦痛への損害賠償」を求めた2つの裁判では慰謝料支払いも命じさせました。
裁判などを通して、自治体側の不当性が明らかになり、市役所の中からも疑問の声が上がり、追い詰めていきました。

自治体業務の民営化は、非正規雇用への置き換えや安全の後退などをもたらします。もとの業務に復帰することで民営化にストップをかけ職場を守るという姿勢を崩さずにがんばったことが勝利のポイントだと思っています。

管理職からの陰湿なパワハラや本来の仕事がさせてもらえない3年間の「追い出し部屋」は本当につらいものでしたが、最後は職場の仲間と組合の力で勝利が決まったと思っています。

 (自治体職場・Wさん)