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組合ニュースNo.56(2015/03/01)

組合ニュースNo.56(2015/03/01)

私やあなたの一歩が誰かの闘いに

東日本大震災からまもなく4年。福島は今も放射能垂れ流しのまま、原発事故は収束したかのような帰還強制、汚染水の海洋放出、原発再稼働が進められています。
原発では重層的な外注構造により安全が崩壊し、労災事故死が相次いでいます。小児甲状腺検査では、2巡目の検査で新たに4人の子どもに甲状腺がん、あるいはその疑いが発見されました。
福島では放射能や被曝について話すことがタブーとされ〝復興〟一辺倒です。
あらゆる矛盾に追い詰められた安倍政権は戦争をもって一切を清算するかのように暴走しています。
先日、動労千葉の労働学校の講師として来られた動労水戸の辻川副委員長は「原発労働者こそ被曝労働拒否を」と訴えました。原発作業員の「許容線量」が一般の「許容線量」基準となり、被曝労働の容認が全体の被曝の許容・強制につながります。
動労水戸の被曝労働反対ストに呼応して、原発労働者の決起が生まれています。
原発のほかにも世の中には労働者が声を上げにくい業種・業界があるように思います。私もIT系や日雇い派遣で働いたことがありますが、そこでは労働組合は想像さえできませんでした。
労働組合の歴史がなかったり、あるいは御用組合の支配が強かったりと力関係で労働者側が負けている業界はたくさんあります。
でも労働者の闘いの可能性や権利がギリギリのところで守られているのは、闘う労働組合の火が消えていないからです。動労千葉や動労水戸が全国の労働者を勇気づける。全体の力で労働者の意識を変えていく。昨日まで立ち上がれなかった労働者が明日には声を大にして決起する。
私やあなたの一歩が、今は苦しんでいる誰かの闘いをつくり出すかも知れません。
地域にそういう輪を作り出し、労働組合の力を取り戻していくことが合同労組の使命でもあると思います。
そういう意味で焦点の一つが介護業界だと思います。ここに闘う組合運動を作れるかどうかが労働運動全体の発展の一里塚です。
安倍政権が改憲と戦争へ暴走する情勢のもと、最も矛盾が噴出する介護現場で労働組合をつくって闘いたいと思います。(A)

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急廃止反対 銚子集会

銚子市で2月26日に行なわれた「JRダイ改―特急列車廃止・削減絶対反対」銚子地域集会に行ってきました。
JRは3月ダイ改で成田線や内房線の特急を全面的に廃止・削減しようとしています。「次はローカル線の第三セクター化。儲かる所だけ電車を走らすということだ」という発言があり、本当に生活破壊、地方切り捨ての攻撃なんだと思いました。実際、集会に行くのに特急がなくて不便でした。今も通うのに大変なのに特急全廃になれば本当に生活していけない。
年金は下げられ消費税は上がる。賃金も低くて仕事もない、人口も減っていく……この生きていけない社会の矛盾に対して、あらゆる怒りを束ねる闘いが必要だし、闘う労働組合を甦らせていくことが求められていると思います。動労千葉の地域を組織している闘いに触れ、ともに闘いながら動労千葉の労働運動を学んでいきたいと、さらに強く思いました(F)。

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連載・介護労働の現場から 〈22〉

変動シフトという支配

介護職場は「変動シフト制」が圧倒的だ。
「シフト制」とは、あらかじめ労働者から希望の休みを聞いておき(月2日までが多い)、雇用者が労働日を指定する制度。
「変動」とは、毎日の労働時間が決まっていないで、1日10時間働く日もあれば、6時間しか働かない日もあり、とにかく1か月の中で週40時間を達成すればいいという制度。
「9時~5時、土日休み」という働き方が天国ならば、地獄の「変動シフト制」。毎月、決まった休日、決まった労働時間がない。二交代制でもシフトは早番・遅番・日勤・夜勤の4シフトが一般的。
例えばこんな具合。
今日は遅番で11時に出勤で夜8時まで勤務。その翌日は早番で朝7時から午後3時まで勤務。その次は夜勤で午後5時から翌朝9時までの16時間勤務、仮眠時間は一応あるが、夜勤一人勤務の場合、交代がいないので、取れない。
その不規則勤務の合間にプライベートな時間をやりくりする。睡眠や食事が不規則になり、オフの時間は昼間シフトの家族や世間に合わせるので、体内時計はすっかり乱れ、眠れず体調不良のまま、次の過重労働勤務につく。

毎月のシフトは管理者が前月末までぎりぎりまで調整してるので、提出した希望休の2日以外は翌月のシフトも休日も不明、予定がまったくたたず、予約も取れない。友人仲間からも見放され、休みになっても一人で過ごす。
介護職場の変動シフトは休みもなく、まさしく〈24時間働けますか?〉の世界。体調を崩して退職・欠勤・早退勤するスタッフも多く、シフトはそのたびに変更される。変更は月に5回はある。そのたびに「私も辞めたい。休みたい」とみんなは嘆くのだ。
なぜ、こんな徹底的に経営者に都合のいい働き方をさせられるのか? しかも、パートは調整弁で、毎月どれだけシフトを入れてくれるかわからないので収入未定の日雇い暮らし。さらに管理者は気に喰わないとシフトを減らして退職に追い込むという手段を取り、それを怖れてパートのサービス残業が常態化する。
介護報酬切り下げで、経営側は正社員を減らし、現場はどこもパートが支えている。でも、こんな状態では高い離職率どころか、倒産する施設も多い。
n0056_03_01a 私は、勤務時間は変動ではないが、フルタイムパートで入職半年、金属疲労状態。きつい仕事、腰痛、しかも、常に労働強化や労基法違反に対しての臨戦態勢。一方、家族や友人は呆れて仕事のグチをきいてくれなくなり、「介護のハナシは一切するな。辞めろと言ってるでしょ。フツーの仕事をしたら」で四面楚歌。誰も認めてくれない労働ほどつらいものはない。
その頃、またケガをすることになった。
(あらかん)

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パンフ『国鉄闘争と労働運動の復権』

国鉄から始まった新自由主義

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先日、青年部で学習会を行ない『国鉄闘争と労働運動の復権』というパンフレットを読みました。このパンフレットはコンパクトになっていてとても読みやすい。
パンフレットを読んで思った感想は、「国鉄分割・民営化や動労千葉の闘いは昔のことではないんだな。僕や私は関係ないし……じゃ済まされない情勢になってきている」と思いました。
暴き出された国鉄分割・民営化の真実、中曽根首相と安部首相の共通性・類似性、国鉄1047名解雇撤回闘争の始まり、そして2010年4月に国労本部が結んだあの屈辱的な政治和解――
国鉄分割・民営化後、労働者に対するものすごい攻撃があり、国鉄分割・民営化により誕生した新自由主義は、安全や雇用、社会保障や労働規制の緩和など、とことん労働者から奪っていったと思う。
たった1%の人間が儲けるために残りの99%が犠牲になるなんて道理が合わない話があるのか。
これはおかしい。
私は、人間らしく生きたい、仕事で死にたくない。ただそれだけのこと。資本はそれさえも奪っていく。さらには戦争までも行おうとしている。
これを止めるには、全国の労働者が協力して闘えば跳ね返せる。もう二度とあの惨劇を繰り返してはいけない。絶対に
……なんてことを考えながら読んでいました。(青年部K)

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すき家で春闘ストライキ方針

組合に入って賃上げ春闘を闘おう

 ちば合同労組は3月14日、すき家の工場部門GFF社の船橋工場で再びストライキを実施します。
GFF社は、賃上げ要求に対する誠実な回答を出してきませんでした。団体交渉も拒否しています。
苦しくなる私たちの生活に見合うだけの賃金を要求するのは、当たり前のことです。
昨年5月29日の肉の日ストに続く、ブラック企業すき家へのストライキです。応援よろしくお願いします。春闘をともに闘いましょう。

n0056_04_01a アベノミクスで株価は上がっていますが消費増税や物価上昇により実質的な賃下げの状況が続いています。
春闘の季節です。今年の春こそ、苦しい現状を打破して大幅賃上げのアクションを起こしてみませんか。「ちば合同労組」はすべての労働者に門戸を開いた地域の労働組合です。

競争ではなく団結で賃上げ

労働者同士が競争関係に陥り、成果や能力主義になってしまえば、賃金が上がるのは一握りの者だけです。労働者全体の賃金は抑制され、企業の総額賃金が減ってしまうことは明白です。
それよりも職場で働く者みんながちゃんと生活できる賃金を団結して要求することが大切だと思います。
〈一人はみんなのために、みんなは一人のために〉
私たちの組合はこの精神で春闘を行います。ぜひ組合に入って春闘を一緒に闘いましょう。

団交回避のすき家

ちば合同労組は1月15日、大手牛丼チェーンすき家の工場部門であるGFF社に対して、労働者全員一律時給10円アップを求める要求書を提出しました。2月末日を回答期限とし、ゼロ回答・拒否回答の場合は3月にストライキを実施することを通告しました。
GFF社は、昨年5月29日の〈すき家肉の日ストライキ〉以来、一貫して労働組合との団体交渉を避けてきました。GFF社にどんな思惑があるのかは分かりませんが、私たち労働組合側は、すき家がブラック企業から脱却する絶好の機会として労使交渉を用意したと考えています。

すき家で春闘スト

すき家・GFF社が安易に賃上げ交渉を拒否するのであれば、ちば合同労組はブラック企業と最期まで闘います。ちば合同労組は3月、すき家に対して春闘ストライキを実施する予定です。応援よろしくお願いします。
誰しも賃金や労働条件、あるいは職場をこう変えたいなどの要求があるはずです。労働組合に加入すれば、団体交渉やストライキもできます。ぜひ組合に入って春闘を!

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【編集後記】

国会で「日教組、日教組」とヤジる安倍首相の姿を見て、労働組合への憎悪がくっきりと表れました。やはり教育労働者を先頭に労働組合が戦争に反対することがカギだとあらためて感じます。戦争の問題と貧困・労働問題は一つです。職場の足下から「戦争」は始まります。沖縄・辺野古の基地建設が米軍の暴力で推し進められる。その裏では、振興策と一体のコールセンターでドンドン解雇が始まっています。「戦後70年」の座長には、郵政民営化をやった西室泰三が就任。JRの葛西会長とともに郵政も戦争に向けて動き出しました。1・20人質事件で、安倍は戦争へ向かっての力勝負に出ました。戦後70年は勝負の年です。5~6月の安保・戦争国会に向かって準備を始めましょう!(K)

銚子市で開催された特急廃止反対の集会に参加しました。かつては漁業と醤油醸造業で栄えた銚子市ですが、今や数年後に財政破綻が必至、数年前には市民病院が破綻し、銚子電鉄も倒産寸前です。誘致した大学への巨額の補助金の償還も絶望的と言われています。他方で、地元の労働組合(地区労)を中心とした闘いで市民病院は今も継続し、特急廃止反対も動労千葉と地元の危機感が結合して動き始めました。労働組合の復権の機会なのかなと思う今日この頃です。(S)

少し前の本ですが千葉大教授・酒井啓子氏の『イラクは食べる――革命と日常の風景』(岩波新書)を読みました。フセイン政権崩壊後のイラク社会を描いたものです。イスラム国の背景を考えさせられました。来年は英仏ロの列強がオスマン帝国を分割したサイクスピコ協定から100年です。中東世界では植民地支配と侵略戦争の長い歴史がいまも続いています。(T)

組合に入って春闘を  ちば合同 すき家で春闘スト方針

労働組合に入って春闘を

ちば合同労組

すき家で春闘スト方針

CGR-logol 働く皆さん。毎日のお仕事、お疲れ様です。

アベノミクスで株価は上がっていますが消費増税や物価上昇により実質的な賃下げの状況が続いています。
春闘の季節です。今年の春こそ、苦しい現状を打破して大幅賃上げのアクションを起こしてみませんか。 「ちば合同労組」は誰でも加入できる地域の労働組合です。

●競争ではなく団結で賃上げを

労働者同士が競争関係に陥り、成果や能力主義になってしまえば、賃金が上がるのは一握りだけです。労働者全体の賃金は抑制され、企業の総額賃金が減ってしまうことは明白です。
それよりも職場で働く者みんながちゃんと生活 できる賃金を団結して要求することが大切だと思います。
〈一人はみんなのために、みんなは一人のために〉。私たちの組合はこの精神で春闘を行います。ぜひ組合に入って春闘を一緒に闘いましょう。

●団体交渉回避のすき家

ちば合同労組は1月15日、大手牛丼チェーンすき家の工場部門であるGFF社に対して、労働者全員一律時給10円アップを求める要求書を提出しました。2月末日を回答期限とし、ゼロ回答・拒否回答の場合は3月にストライキを実施することを通告しました。
GFF社は、昨年5月29日の〈すき家肉の日ストライキ〉以来、一貫して労働組合との団体交渉を避けてきました。GFF社にどんな思惑があるのかは分かりませんが、私たち労働組合側は、すき家がブラ ック企業から脱却する絶好の機会として労使交渉を用意したと考えています。

●すき家で春闘ストライキ

すき家GFF社が安易に賃上げ交渉を拒否するのであれば、ちば合同労組はブラック企業と最期まで闘います。ちば合同労組は3月、すき家に対して春闘ストライキを実施する予定です。応援よろしくお願いします。
誰しも賃金や労働条件などの要求があるはずです。労働組合に加入すれば、団体交渉やストライキもできます。ぜひ組合に入って春闘を!

組合ニュースNo.55(2015/02/01)

setubun-beensちば合同労組ニュース 第55号 2015/02/01

戦争をさせない力はどこにあるか

1月26日、通常国会が開会した。日本が直接攻撃を受けていなくても集団的自衛権に基づいて自衛隊が武力行使できる「存立事態」概念を新たに法律に盛り込むなど集団的自衛権の関連法を国会に提出するという。
安倍首相は40社の企業幹部を引き連れてイスラエルに行き、「イスラム国と戦う」と宣言した。武器輸出を解禁した安倍政権は、イスラエルとは兵器の共同開発にも踏み込もうとしている。人質事件は起きるべくして起きた。
安倍首相は、本気で戦争をやるつもりだ。今でさえ少子高齢社会だというのに戦争で若い命をこれ以上持って行かれたら日本は衰滅するしかない。安倍は果たして戦争が終わった後のことまで考えているのだろうか?
他国を植民地化して奴隷を入れるのか? 今でも介護人材不足解消の為に外国人労働者を入れるという議論がされている。介護職を資格によって二階層に分け、そのさらに下に外国人を入れようという暴論だ。だが奴隷に介護を託せるのか?
あるいは国内で空爆でもやって高齢者人口を減らすとでも言うのか? 支配層のことだからこれくらいのことを考えていても驚かない。安倍は何も考えてないのかも知れないが。
高齢者に対する政府の姿勢は、今の介護・福祉施策を見れば分かる。金持ちにはそれなりの介護を提供し、貧乏人は切り捨てる。家族は困って現代の姥捨て山に父母を預け、そこでずっと拘束されてただ死ぬのを待つだけの最期。
日常的に高齢者と接していると、「早く死にたい」「殺してくれ」という言葉をよく耳にする。しかしそれは高齢者だけの言葉ではない。かつての私も毎日そんなことを考えて生きていた。老いも若きもこの世に生を受けた命が、生きる希望を見出だせないで死を夢見る。なんなんだこの社会は? こんな切羽詰まった社会だからこそ戦争に突き進むんじゃないか?
戦争はこれから起こるかも知れない話ではなく、すでに国内で、身の回りで始まっている。
逆にこういう社会のあり方と一つひとつ対決することが戦争をさせない力となる。
ブラック企業禁止法を期待している人もいるが、そもそも労基法を守らないのがブラック企業feb01_a03だ。労基法を守らせるのは労働組合の闘いがあって現実性を持つ。お上への請願ではなく、下からの突き上げが社会を変革する真の力だ。
動労千葉の中野洋前委員長は「労働組合運動の中で、労働者階級は、自分たちが権力を握った時の能力を身につける」と言った。「動労千葉の乗務員の方が会社側よりよほどうまく列車を動かす」と言った。
そういう介護労働運動を作り上げたい。

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組合ニュースNo.54(2015/01/01)

ちば合同労組ニュース 第54号

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労働組合が意味を持つ時代

p0054_01_01a 12月の衆院選で、動労千葉の顧問弁護士である鈴木達夫さんが東京・杉並区から立候補し、約1万7千票を獲得しました。
数多くの労働裁判を手がける鈴木弁護士は労働運動の復権を選挙で訴えました。
「この社会を動かしているのは労働者。その労働者が主人公の社会をつくろう」「新たな労働者の党を」
自民党政権は、経団連や業界団体など財界の力を背景にして戦後日本を支配してきました。これに対して社会党・総評ブロックは、労働組合の力をバックに自民党・財界に対抗してきましたが、1980年代の国鉄分割・民営化による労働組合の後退と変質で、そうした労組も野党もいまやほぼ存在しない状況です。
しかし、会社や経営者の力の源はどこにあるのか。それは労働者が働くことにしかありません。会社の利潤は労働者が働く以外に生じない。だから労働者の団結こそが企業や資本家に対抗しうる物質力となるのです。
年金や医療など社会保障制度が次々に破壊され、弱肉強食むき出しの新自由主義が吹き荒れる中で、労働者がもう生きられない時代に来た。
今まで見えなくさせられていた、あるいは見ないようにしてきた「世の中の真実」が誰の目にもはっきり見えるようになり、少しずつだが労働組合の存在が社会の中で注目を集め、見直されるきざしを感じます。
動労千葉は、国鉄分割・民営化に反対して1100人の組合員が2波のストを行い、その後四半世紀、闘いを継続してきました。労働運動の旗を守ってきたことが大きな意味を持つ時代が来ているのではないか。そう感じています。
昨年は、「地方自治体消滅」という報告が話題となりました。千葉県でも今後十数年で財政破綻や人口減で自治体が維持できなくなる市町村が多数予測されています。
労働組合こそが幅広い人びとの「紐帯」「連帯」「団結」の土台になるべき時が来ています。社会保障制度の解体やローカル線廃止、自治体消滅、改憲や戦争など、労働組合の課題は大きいと思います。
ちば合同労働組合は、介護分野での組織化を進めたいと議論しています。2000年に施行された介護保険制度そのものに反対する立場を現場で働く労働者の言葉で明らかにすることが課題です。
2015年を飛躍の年にして行きましょう。

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組合ニュースNo.53(2014/12/01)

ちば合同労組ニュース 第53号

p0053_01_032014/12月号

牛すき鍋復活!?すき家に未来ない

5月29日のすき家ストのきっかけになった牛すき鍋定食がすき家で復活しました。
今回は準備の手間が簡素化されワンオペでも大丈夫だと宣伝しています。しかし、過酷な労働環境はまったく改善されていません。雑誌の特集でも、「ワンオペをやめる」ということで深夜0時~5時を二人体制にしたようですが、しわ寄せで朝の忙しい時間帯での労働が一人勤務になり、「地獄」なんだと記事になっていました。
現在、すき家は深夜二人以上の体制をとれない6割の店舗で深夜休業しています。この関係ですき家の工場では牛丼材料の製造量が落ち込み労働時間の減少で収入が大幅に減りました。
店舗でのワンオペも、工場での「労働時間の減少」も、非正規雇用を使い捨ての労働力としか見ないすき家の現状をよく示しているといえるでしょう。
すき家は、非正規職労働者を低賃金で過酷な労働を強いるために採用してきました。これに反発した労働者が反乱をおこし「肉の日ストライキ」闘争まで上り詰めたことは誰でも知っていると思います。非正規労働者を虫けらのように扱うすき家に未来はありません。また、派遣法を改悪して労働者を非正規に縛り付けようとしている安倍政権は倒さなければなりません。
ヨーロッパでは「同一労働同一賃金」の考え方が一般的で、正規も非正規も同じ仕事をしたら同じように賃金をもらうのが当たり前だそうです。フランスではもっと考えが進んでいて、非正規の方が身分が不安定なだけに正規よりも多く賃金がもらえるそうです
すき家に限らず低賃金で過酷な労働を強いるために非正規を採用しているすべての企業で労働者は立ち上がろう。派遣法改悪反対・非正規職撤廃、労働組合の力で世の中を変えよう。(委員長)

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組合ニュースNo.52(2014/11/01)

ちば合同労組ニュース 第52号

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ちば合同労組と動労千葉の共催で地域集会開く

10月に入り気候の変化もある中、みなさんは体調を崩されていませんか?
台風が迫っていた10月5日、ちば合同労組と動労千葉の共催で「ちば労働者集会」を開催しました(写真)。3回の実行委員会を開催し、集会内容なども議論し、労組訪問や街頭宣伝を行い、ただ参加してもらうだけではなく共に運営していく仲間になってもらいながら準備をしてきました。
集会には130人が集まりました。ちば合同労組は委員長があいさつし、新分会結成の宣言をした仲間が発言し、1分間アピールの場では現在職場で闘っている仲間からの発言もありました。
集会の全体を一つにまとめあげたのは、動労千葉の10・1ストでした。
外注先であるJR千葉鉄道サービス(CTS)の仲間を守るために闘ったこのストが「外注化に反対して闘っているのは動労千葉だけ。だから動労千葉に入った」という感動的な発言も引き出していました。
車輪を削る仕事でCTSに出向になっていた労働者がJRに戻されることになったそうですが、経験も知識もまだこれからのCTSの労働者がすべての業務を行うことになるのです。JRは外注化をいっそう進めるために出向者を元に戻すと決めたのです。
これは安全を無視し、いつ事故が起きても、いつ労働者が事故によって命を奪われても関係ない、金儲けができればいいという資本主義社会のあり方の典型です。
動労千葉は国鉄分割・民営化と闘い27年間、「解雇撤回」を掲げて職場で闘い、外注化阻止・非正規職撤廃を掲げて闘っています。
その動労千葉と新たな分会を準備している仲間や、解雇撤回をかちとったデンヨー分会、追い出し部屋攻撃に負けずに闘っている仲間など、多くが非正規で闘っている「ちば合同労組」が共に集会を行ったことは大きな意義があると思います。
動労千葉のような闘いを作り出し、共に闘うことで〈正規と非正規労働者の団結〉を作り出せることを示せた集会だったと思っています。
9月の定期大会から10月の闘いはとても内容の濃い闘いであったと思います。
この闘いのすべてを11・2全国労働者総決起集会につなげていくことがとても重要です。職場のある組合員は職場の労働者に「あなたと共に生き、闘う仲間になりたい」ということと「自分の生き方・気持ち」をそのまま訴えれば、必ず相手に伝わります。
勇気を出して一歩踏み出してみましょう。今まで見えなかったものが必ず見えます。退職されている組合員のみなさんは街頭に出てどんどん訴えていきましょう。
11月2日、東京・日比谷野外音楽堂に1万人の労働者を集め、戦争・改憲に突き進む安倍政権を打倒しましょう。未来は私たち労働者の手の中にあります。
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幕張本郷駅で派遣法ハンタイ。連日行動

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(写真 遣法法大改悪案の審議が国会で始まった昨日につづき街宣と署名活動を行う【10月29日 幕張本郷駅前】)
 派遣法の大改悪案の審議が臨時国会で始まった翌10月29日、ちば合同労組は幕張本郷駅で派遣法ハンタイのチラシを配りました。
 前夜にニュースを見た人も多いようで手応えを感じました。
 国会で座り込みも始まったようです。

廃案以外にアリマセン!

派遣法は雇用に誰も責任を取らない最低最悪の法律

派遣法の大改悪、国会審議入りに緊急街頭宣伝

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(写真は10月28日 千葉駅【モノレール駅通路】で帰宅する労働者とりわけ非正規の労働者へビラ【ちば合同労組案内、派遣法改悪反対ビラ、11・2集会案内】を手渡しマイクで呼びかけを行う【18時ころ】)

臨時国会で派遣法の大改悪案の審議が始まりました。

安倍首相は、「世界一ビジネスのしやすい国にする」と言っています。
この法案は、派遣の全面解禁法・生涯ハケン法ともいうべきもので、
派遣を使いたい企業に圧倒的に有利で、労働者にはなんのメリットもないものです。

ちば合同労組は、労働相談を通じて派遣労働者の問題についてたくさん取り組んできました。
企業と団体交渉を行い、労働局にも通いました。

派遣法は、労働者の雇用に誰も責任を取らない最低最悪の法律です。
労働基準監督署も派遣法は管轄外だと門前払いです。

派遣改悪を止めるためできることは何でもしたいと思っています。

派遣法改悪ハンタイ

改悪法反対ビラ (PDF)

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安倍首相「世界一ビジネスがしやすい国にする」

→  ハケン全面解禁/残業代ゼロ/解雇しやすい正社員

派遣法改悪ハンタイ

安倍政権は「世界一ビジネスがしやすい国にする」として臨時国会に労働者派遣法のダイ改悪案を提出しました。
派遣法改正案は、生涯ハケン法・ハケン全面解禁法です。  「世界一働きにくい国」「世界一労働者に過酷な国」――これが安倍政権の労働政策です。

anti-haken-low (クリックで拡大)

生涯ハケンで3年ごとクビ

今まで派遣は、通訳や秘書など専門業務の他は、原則1年で最大3年でした。制限期間を超える場合は直接雇用です。
今回の改悪案は、派遣の対象を全業務に解禁し、期間について企業は3年ごとに労働者を入れ替えれば、いくらでも派遣労働者を使い続けることができることになります。
これまで派遣は「例外的 ・一時的」が原則でした。派遣社員の年収は正社員の半分です。今回の改悪が通れば、多くの派遣労働者は生涯ハケンのままで、しかも3年ごとにクビを切られることになります。

残業代ゼロに解雇自由化も

安倍政権は、生涯ハケンのままの派遣解禁だけでなく、残業代ゼロ制度やクビ切りしやすい社員制度、金さえ払えば解雇できる制度など、これまでの労働者を保護する法律を軒並み闇に葬ろうとしています。
現行の労働基準法には〈1日8時間/1週40時間〉という労働時間の規制があります。これ以上の労働には割増賃金が必要ですが、一定収入以上の労働者については労働時間規制の対象外にする制度を導入しようとしています。
この制度が導入されれば、残業代がゼロになり、労働時 間の管理は意味がなくなります。過労死が続出することは確実です。世の中すべてがブラック企業化します。
あるマンガで〈長女は生涯ハケンで低賃金、長男は残業代ゼロの過労で休職、父は解雇自由化で定年前リストラ、母は限定社員でスーパーをクビ〉というシーンがありました。
労働者が生涯ハケンで低賃金、使い捨ての労働力にされるの指をくわえて黙っていることはできません。

一緒に反対の声をあげよう

「ちば合同労働組合」は、派遣法の改悪に反対します。安倍政権の進める労働政策すべてにノーの意思表示をします。
私たちは労働相談を通して派遣労働者の問題にも取り組み、企業と団体交渉を行い、労働局にも通ってきました。派遣法は労働者の雇用に誰も責任をとらない 最悪の法律です。
この状況を変えるのは私たち労働者自身の力しかありません。物事には決定的瞬間があります。今です。一緒に声をあげましょう。

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*労働相談(無料)

【電話】043(225)2207

【メール】chiba_goudou@yahoo.co.jp

職種や産業、雇用形態を問わない 個人で加入できる 地域一般合同労働組合
ちば合同労働組合 〒260-0017 千葉市中央区要町2-8DC会館

組合ニュースNo.51(2014/10/01)

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(写真 動労千葉は10月1日にストライキを行いました。ちば合同労組も支援に駆けつけました)

第8回定期大会 職場分会づくりを軸に活動を

9月14日の定期大会において職場分会づくりを軸に据えて活動していくことが確認されました。特に拠点となる分会を建設することが、他の分会・組合全体・地域の労働運動を活性化し、推し進める上で重要な課題です。

そのような拠点を私の職場につくることを決意し、新たに副委員長に就任しました。
私が働く介護職場では、2000年の介護保険法の施行以降、介護が金儲けの手段にされ、そこで働く労働者も低賃金・要員不足・過酷な夜勤など劣悪な労働条件に置かれています。
すき家ストと同様、介護業界においても労働者の不満と怒りが満ちています。新たな介護労働運動をつくり出す条件は成熟しています。個々の不満や怒りを労働組合に組織できれば、あたかもレンズで陽の光を集めるがごとく、資本を焼き尽くす強い力となります。
介護の場合、「背景資本」は市町村であり、やりようによっては全日建連帯労組関西地区生コン支部のように集団交渉をしたり、中小の経営者を組織させて行政と対決させることも夢ではない。それを実現するには相当頭をフル回転させないといけないが、まずは一つの職場を固めることが重要。
私自身、未経験なことばかりです。この1年、失敗を積み重ねる覚悟で臨みたいと思います。みなさん、どうぞよろしくお願いします。

動労千葉は10月1日にストライキを行いました(写真)。ちば合同労組も支援に駆けつけました。
動労千葉が呼びかける11・2全国労働者集会には、同じように労働組合をつくろうという仲間が全国から集まります。ちば合同労組も組合として参加します。組合員のみなさん、集会への参加をお願いします。(A)

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