すき家ストライキ決行〝賃上げと団体交渉に応じよ〟

組合活動

3月14日  すき家ストライキ決行
〝賃上げと団体交渉に応じよ〟

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ちば合同労組は3月14日、すき家の工場であるGFF社船橋工場で1日ストライキを貫徹しました。
このストライキは、千葉県内の特急廃止などの3・14ダイ改に反対して前日からストライキに入った動労千葉に連帯して行われました。

こうしたストライキが各地に広がりゼネストに発展していけば、労働者の労働環境、生活水準を根底から変革することは可能です。このストは、すき家の非正規労働者の怒りの最先頭に再びちば合同労組が立つ闘いです。
ゼンショー従業員組合会は、正社員賃金の3%アップを求める一方、非正規労働者に関しては具体的な数字はありませんでした。
すき家最大の組合がこれでは非正規労働者の怒りはおさまりません。ちば合同労組の今回のストはこの怒りに根差した怒りの決起です。

ちば合同労組は1月、一律時給10円の賃上げを要求しました。会社からの回答書には賃上げに関して一言もありませんでした。ちば合同労組が企業内組合ではないから相手にしないという態度でした。
ところが、ストライキが近づくにつれ態度が変わりました。職場で働く組合員個人に対して〈名誉毀損・業務妨害〉を理由に「弁明書を書け」と言ってきたのです。
ちば合同労組が再び無視できない存在になってきたからと、処分をちらつかせて弁明書の提出を求めるというのは恥の上塗りです。

n0057_01_01a 昨年5月、すき家の店舗で働く労働者がワンオペなどの過酷な労働環境に対して職場からの大量離脱などの大反乱を起こしました。
この一環として5月29日のストライキが呼び掛けられました。これに答えて労働組合として唯一ストライキに立ち上がったのが「ちば合同労組」だったのです。
こうした労働者の怒りと真正面から向き合うことを恐れた「すき家」は、ちば合同労組との団体交渉から逃げ回ってきました。こうした卑劣な対応に対する怒りの爆発としても今回のストライキはあるのです。
正義は労働者の側にあります。小数とはいえ「ちば合同労組」がストを通して労働者の怒りを代表しているのは間違いありません。

ちば合同労組はこれからもすき家と闘います。ちば合同労組に入ってともに闘おう。

ちば合同労組ニュース 第57号(2015年4月1日発行)より