「介護職のリアルと突破口」あらかん著 書籍出版

介護労働の現場から

ちば合同労組ニュース連載が書籍になります

「介護職のリアルと突破口」

 高齢者が増え、介護は身近になっている。しかし、その介護の現場で何が起きているのか? 特に施設介護の閉じられた現場で、介護労働者がどのような働き方をしているのかは、一般にはほとんど知る機会がない。
 その一方、介護職員による虐待や殺人などの事件ばかり報道され、介護従事者はどうもロクでもない人たちという悪いイメージがある。
 連載を始めたのは、現場の労働の実態を知ってもらい、介護の人材不足と、介護サービスが安心して受けられない状況について、考えてほしいという想いからだった。
 約5年の連載組合ニュースで連載しました。著者名はニックネームですが、中味はノンフィクション。

 第1章の「介護職のリアル」では、介護労働現場がどれだけブラックか、その中で介護労働者が逃げ出さないで、要介護の高齢者のために頑張っているかが、第2章の「介護職の突破口」では、どのようにしたら、そのブラックを跳ね返し、支援の専門職としてのプライドを持ち、仲間をつくっていくかの実践。第3章は、ブラック企業の非道なやり口を告発している。
 書籍化にあたり、ちば合同労組で出版委員会をつくりました。出版記念交流会などを開催予定。以後、ちば合同労組で取り扱います。頒価は1冊800円です。

 「介護? 関係ないな~」という方も、労働者の立場で、ぜひ読んで、仲間に一冊薦めてください。この本は、多くの労働者の救いとなり、勇気を与える本です。
 あらかんのように、労働者が現場を記録し、課題を明らかにし、行動を起こす人が増えていくことを心から願っています。(あらかん)

ちば合同労組ニュース 第111号 2019年10月1日発行より