「闘いなくして安全なし」感染対策要求し職場闘争を

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ニュース第118号.PDF  

「闘いなくして安全なし」感染対策要求し職場闘争を

(1)倒産・解雇・雇い止め・派遣切り情勢

 コロナ関連倒産が目立ち始めました。報道によればこの2カ月で50倍。もともとコロナ以前から厳しかった部分から倒産が始まっています。
 さしあたり宿泊業や飲食業などが多いようですが今後は製造業などでも倒産の動きは加速することはほぼ間違いありません。この数日で2件の解雇相談が来ている。倒産・解雇・雇い止め・派遣切りが激増することが予想される。
 とりわけ非正規労働者には鋭く収入源、生活苦などが襲い掛かっている。165万人を超える外国人労働者も苦境に立つ。外国人労働者がいなければ日本の産業は回らない状況であったが、解雇されても帰国もできず、在留資格も更新できない労働者もいる。
 600人の一斉解雇で大きく報じられたタクシーのロイヤルリムジン社での解雇撤回闘争は、労働組合として交渉した労働者は雇用継続になった。詳細は不明だが新型コロナをめぐる日本の労働組合の闘いとして重大な勝利だ。多くの人びとにとって労働組合に加入して事態を打開する、問題を解決するという選択肢を示した。敬意を表したい。
 倒産・解雇・雇い止め・派遣切りの大問題に対し、ちば合同労組としてどのような取り組みを進めていくのか。検討を進めたい。

(2)コロナ感染対策を求める闘い

 カフェベローチェに対し飲食店ユニオン(首都圏青年ユニオン)が団体交渉を申し入れたことが大きなニュースとなっている。他店舗が休業して客が押し寄せ満席になっているにもかかわらず通常は3~4人の体制が2人体制となっており、ビニールシート等の対策もなく客が帰った後にテーブルを拭くこともままならず、エプロンは週1回の洗濯という状況だった。
 労働者からの切実な訴えに対しては「自由に休んで良い」と答えるのみ。「利益より人命を優先してほしい」「お客様も自分たちもコロナ感染を防ぎたい」という切実な要求を掲げて飲食店ユニオンに加入し、団交申し入れに至った。
 今後、緊急事態宣言は1カ月程度は延長されると思われるが、その後は、「経済的理由」等により、〝共存〟的な就労が予想される。「闘いなくして安全なし」の原則的立場を再確立し、いまこそ動労千葉の反合理化・運転保安闘争や動労水戸の被ばく労働拒否のような闘いを構想・展望し、その中でこそ組合の組織拡大を図っていきたい。
 あらゆる職種でコロナのもとでの労働運動の展開がテーマとなる。あらゆることが課題となる。いろいろなレベルでの議論や考察、実践を深めて労働運動の実践的方針・路線を確立していきたい。
(書記長S)

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テーマ 労働組合入門

日時 5月16日(土)13時~
講師 白井徹哉(ちば合同労組書記長)

ちば合同労組ニュース 第118号 2020年05月1日発行より