『介護職のリアルと突破口』発売中 新聞各紙の記事掲載さる

連載・介護労働の現場から

『介護職のリアルと突破口』発売中

 ちば合同労組から10月に出版された『介護職のリアルと突破口』が新聞各紙で取り上げられ好評販売中です。11月12日付東京新聞、11月21日付毎日新聞、さらに11月23日付船橋よみうりでも紹介されました。
 地方版の記事なので注文は県内が中心ですがネット記事も配信されたのめ全国からの本の注文も少なくありません。
 注文が一番多いのは高齢世代で、介護施設の入所先から「介護職員の方には感謝している。でもいつも忙しそうに働いてお話を聞く機会がない。だからこの本を読んでみたい」と電話をいただいたこともありました。
 自治体労組の役員を長年務めた方からは、自身の利用先の介護施設について「地方の介護職員は最低賃金ギリギリで働き、腰痛などにも悩んでいる。労働組合ぐらい必要だと思う」と本の注文をいただきました。
 現役の介護職からも注文がたくさん来ました。県内で働くヘルパーの女性は「話したいことがたくさんある。組合にも関心がある」とのことで組合案内も同封しました。高齢者は新聞を読んでの注文で県内中心ですが、現役介護職はネット記事から連絡が来ているせいか全国からの注文が多いです。
 介護現場のリアルを描く書籍は少なく、予想以上の注目です。今後も販売を継続し、介護職場に労働組合をつくりたいと思います。

ちば合同労組ニュース 第113号 2019年12月1日発行より