フードデリバリー「労災特別加入おかしい」
ウーバーイーツユニオンが反対表明
厚生労働省の労災保険部会が5月14日、フードデリバリーなど自転車配達員やフリーで働くIT技術者を労災保険の特別加入制度の対象に追加する検討を開始した。
これに対し、ウーバーイーツユニオンが反対を表明し、厚労省に要望書を提出した。
労災保険の特別加入制度の適用は、ウーバーのような雇用類似の状態で労働力を確保する企業側の責任や負担を回避することになる。特別加入枠の拡大ではなく、ウーバーなどの企業が労災保険の保険料を事業主として負担する形で労災保険の適用拡大を行うように、同労組は要望している。まったく同感である。
ちば合同労組ニュース 第132号 2021年7月1日発行より