汚染水止めよう! 千葉で集会・デモ

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汚染水止めよう! 千葉で集会・デモ

 いま世界中で問題になっている福島第一原発の汚染水海洋放出。韓国や中国、香港やマーシャル諸島の国々から「止めろ」の声。
 TVで「トリチウム水は安全」とのCMが繰り返される一方、地球規模の汚染が広がると科学者は警鐘を鳴らす。
 汚染水放出は30年続き、漁業はもちろん、私たちの食生活や日本経済にも打撃となる。千葉県の海も福島とつながっており、漁業や観光業の関係者はこの動向を注視している。私たちはこれと無関係ではまったくない。
 7月17日の「海の日」に合わせ「流すな汚染水!とめよう原発集会」が千葉市内で110人の参加で開催された。ちば合同労組も賛同団体に名を連ねた。
 300頭の被ばく牛の殺処分に反対し、飼育を続ける「希望の牧場」代表、吉沢正巳さん(四街道市出身で現在は福島県浪江町在住)が講師。
 「いよいよ汚染水が流され始める。福島県民らの食生活を直撃するこ」「決死救命団結!」「最後の人生を賭けて共に立ち上がろう」と熱烈な訴え。
 その後、猛暑の中ではあったがデモ行進も行われた。この行動は翌日の『千葉日報』で大きく報道された。

 ちば合同労組ニュース 第157号 2023年08月1日発行より