広島 8月6日「原爆の日」平和記念式典
平和公園一帯の大幅規制!
いま「平和都市」広島に、世界中から注目が集まっています。ウクライナ戦争渦中の昨年におこなわれたG7広島サミットでは、ゼレンスキー大統領が開催渦中に急きょ来日。西側諸国の核の抑止力を肯定する「広島ビジョン」が出されました。サミットという名の警察官2万人を動員した一大政治イベントにたいして、「広島が戦争に利用された」という声が多くの被爆者から出されました。そして今年は、松井広島市長は8月6日の大規模な入場規制を発表。同時に、パレスチナ自治政府やロシアは排除し、イスラエルを式典に招致するとしています。例年、原爆ドーム前に集まって集会をおこなっていた団体を平和公園から締め出し、記念式典に抗議する人に対して「警察をもって締め出す」という趣旨のことを市議会で答弁しています。今、パリ五輪でも、ロシアの選手は個人しか認めないが、イスラエル選手団は認めるというやり方に、「ダブルスタンダードではないか!」と声が上がっています。
1950年朝鮮戦争時の広島では、GHQが平和公園での集会を禁止し、「朝鮮半島で核を使う可能性もある」と広島市民を脅してきました。2024年は再びの「新たな戦前」と言えます。戦後一貫して、日本の労働組合は、青年部をはじめとして広島・長崎に集まり、反戦反核の声をあげてきました。ちば合同労組も全国の労働組合と連帯し、広島へ行きます。ぜひ今年の8月5-6日広島に集まりましょう。