計年度任用職員の雇止め 柏市市長は撤回を

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内田議員・労組が連名で公開質問状

会計年度任用職員の雇止め 柏市・秋山市長は撤回を

 柏市南部クリーンセンターでゴミ収集業務に従事する会計年度任用職員の雇い止めの撤回を求めて、ちば合同労組は9月28日、3回目の団体交渉を行いました。
 同日午後、ちば合同労組と内田博紀・柏市議は連名で秋山市長に対し公開質問状を出しました(写真)。内田市議は9月17日の市議会においても不当解雇について追及しています。
 今回の非正規公務員の雇い止め問題は、外資系の企業再生コンサルタント会社から転身した秋山市長のゴリゴリの行政改革・民営化路線のもとで、柏市の人事課は、会計年度任用職員を半年間の任用期間として雇い止めを行うなど恣意的かつデタラメな制度運用を行い、民間委託の推進とセットで会計年度任用職員を文字通り〝雇用の調整弁〟として用いようとしている。
 また南部クリーンセンターの管理者たちは、雇い止めの対象者を選ぶための業績評価について、「通勤時にサンダルや短パンだった」「業務中の声が小さかった」など本人に一度も指摘・注意していない理由ならざる理由を挙げ、当事者の激烈な怒りを買った。
 非正規の彼らが正規職員に仕事を教えることもある職場の実態を無視して、非正規公務員はいつでもクビにできるという態度で市側は開き直ったままだ。これは柏市だけでなく全国の非正規公務員の問題だ。雇い止め粉砕へ全力で闘う(左は朝日新聞記事)。

 ちば合同労組ニュース 第123号 2020年10月1日発行より