(争議報告) 不当な降格・評価との闘い

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(争議報告) 不当な降格・評価との闘い

今後の足掛かりつくった

 2013年10月の降格、および14年度分業績評価(5段階の最低)に端を発して、16年1月から労使交渉を行ってきましたが、18年3月に、16年度分業績評価までについて、会社側による一部補償措置を含め労使合意となりました。この場をお借りして報告させていただきます。
 私は12年1月に現職場に異動して以来、職場としての仕事のやり方、業務目標・業績評価のあり方、上司(3名)の行動・言動などについて職場で積極的に意見表明などしていました。
 そして、そのような改善すべき良くない状況の延長線上で、降格、低評価、およびこれらに連動した降級が行われたのです。
 会社側の「説明」も、当初は私への個人攻撃ばかりでしたし、制度・運用に話が移ってからも、別途会社側が従業員向けに行っている説明とは異なる内容がいくつかあり、降格・低評価を既成事実としてとにかく押し通そうという意図が伺われました。
 組合加入前の私は、上司3名が職責を果たしていないなど、ある意味個人攻撃のような主張が出発点でしたが、その後、私の上司に限らず会社全体の問題だという確信が強まり、労使交渉の場ではそちらに軸足を移しました。
 上司・会社側の主張に随時反論を述べつつ、会社が日頃社内外にアピールしている「法令順守」や他社不祥事ニュースを引き合いに出したりもしながら、粘り強く団交を重ねた結果、一つの節目と言える今回合意に達することができました。
 全体としての要求達成度はかなり低いものの、泣き寝入りという従来状況(≒世間・社内の大勢)からすれば、踏み出した足を着地させ前進できた大きな一歩と捉えたいと思います。
 人事・評価制度および運用に関して、私に直接関係する部分でも未決・要改善事項はいくつか残っていますので、会社・上司側とのやり取りは今後とも続けて行こうと思っています。職場での意見表明・不具合指摘もこれまで通り続けます。
 また、社内で同様な不利益取扱いを被っている人や、制度・運用の改善を目指している人を探して連携していければと思っています。
 現実問題として、不当な状況に対する怒りは、声を上げ、立ち上がり、足を踏み出すための原動力として必要です。
 また怒りのない「交渉」では会社側から何も勝ち取ることはできません。しかしながら、怒りしかないままでは暴徒と同じです。個別の労働問題に関する怒りが連携することは本来困難ですし、何らかの状況変化で怒りの対象を見失ったら、抜け殻になるか次のネタ・ターゲットを探しに行くか、となるでしょう。
    怒りが趣味・生きがいと化すのは、労働者・生活者としては敗北とも思います。このような面にも留意しつつ、まずは社内の労働環境改善に向けて、引き続き活動していきたいと思います。
 これについては横のつながりも重要と考えています。特に社内での仲間集めや組合立ち上げについて、ご支援ご指導、情報交換など、今後ともよろしくお願いします。

ちば合同労組ニュース 第94号 2018年05月1日発行より