HMIホテルグループは解雇撤回を

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HMIホテルグループは解雇撤回を

加賀温泉郷でだまして約70人解雇

 ちば合同労組は、石川県・加賀温泉郷HMIホテルグループの不当解雇撤回の闘いを支援しています。
 昨年6月、石川県・加賀温泉郷で「ホテル大のや」「ホテル北陸古賀乃井」で約70人が突然解雇されました。その後、石川県合同ユニオンを結成し、解雇撤回を求めて東京本社と交渉を続けています。

支配人が解雇連発

 昨年6月1日、HMI社は2ホテルの全従業員を宴会場に集め、正木統括支配人が、経営不振や施設老朽化、コロナ禍を理由にホテルを閉鎖することを告げました。その際、支配人は「皆さん解雇」「会社都合の解雇」と〝解雇〟という言葉を連発しました。
 6月3日、東京本社から西村取締役(人事部長)ら2人と正木支配人が個別に労働者を1人ずつ呼び出して、雇用保険の手続きや有給の買い上げなどを口実に退職合意書にサインを迫りました。
 その後の団体交渉の場において、西村取締役は、「皆さんは合意退職」「解雇はしていない。会社に解雇の責任はない」と言い続けています。
 しかし説明会の録音を聴くと、確かにホテル責任者である統括支配人が何度も解雇と言っています。コロナ禍が観光地や温泉街を苦境に追い込んでいたのは事実です。しかしHMIホテルグループは、雇用調整金助成金や政府の各種支援なども含めて労働者の雇用を守る努力を行わず、「ホテル閉鎖で解雇」と言って労働者をショック状態にしてだましてクビにしたのです。

ホテル三日月買収

 実質的には解雇(整理解雇)でありながら、会社の解雇責任を免れるためにあたかも労働者が自分から辞めた形にするために用意周到に進められたのです。最初から「全員一律退職」の方針でこのような卑劣な手段を使ったのです。
 この1年余、HMIホテルグループは全国で1000人以上をリストラしています。その一方でホテル三日月の買収を行っています。
 HMIホテルグループは従業員の雇用に責任を! 卑劣な手口で解雇しないで! 不当解雇を撤回し謝罪と補償を行ってください。

社会保険も未加入

 「ホテル大のや」「ホテル北陸古賀乃井」では、労働基準法違反の長時間労働や休日労働が行われ、適切な賃金が支払われないサービス残業が横行していました。個人事業主という形式を悪用して社会保険の加入義務を免れていた例もありました。(労働基準監督署は労働者と判断)。
 また組合では「ホテル大のや」では、夜間の防火体制不備があったのではないかと追及しています。
 団体交渉だけではなく、全国のグループホテルへの宣伝活動などを活発に行っていきます。よろしくお願いします。

ちば合同労組ニュース 第138号 2022年1月1日発行より