〝お金の問題ではなく運転士に戻る〟

職場からの報告 組合活動

職場からの報告京成バス解雇撤回裁判

〝お金の問題ではなく運転士に戻る〟

 千葉地裁で12月17日、京成バスの不当解雇の撤回を求める裁判が行われました。前回は会社側が出席せず、今回が実質的に初回の裁判です。膨張に組合員ら約10人が集まりました。
 冒頭、当該の労働者が「私は京成バスで路線バスの運転手として3年半働いてきました。早朝4時台の出勤もあり、お客さんに安全に利用してもらうことなど大変さもありますが、路線バスの運転は好きだし、生きがいも感じて働いてきました。将来ずっとバス運転手として働いていくのだと決めていました」
 「お金の問題ではなく、京成バスの運転手として働きたいのです。私は『正社員募集』を見て応募しました。実際には契約社員でしたが、形式的なものでみんな社員になれると言われ、それを信じて働いていました」と陳述し、 「今回の裁判で、京成バスに戻りたいと考えています」と締めくくりました。
 無期転換5年ルールを回避するために3年半もの長期にわたる正社員登用制度を悪用して、労働者を支配し、もの言う労働者を選別解雇する京成バスとの闘いは、路線バス労働者の就労環境と安全を守る重要な闘いです。今後のご支援をお願いします。

◎次回裁判は2月14日(金)午後1時15分からです。12時45分に千葉地裁ロビーに集まって下さい。

合同労組ニュース 第114号 2020年01月1日発行より