ちば合同労組ニュース 第78号 編集後記

日本で工場法が施行されたのは1916年9月。今年は施行百年です。繊維産業の過酷な労働環境で多くの女工が結核で死にました。工場主の反対で5年以上施行が遅れ、法律も実際には骨抜きでした。女工争議が頻発し、徹底した弾圧で労働運動の萌芽は摘まれました。でも政府をして工場法を制定させた力でもありました。いま何を思うか。(S)

ちば合同労組ニュース 第78号(2017年1月1発行)より