京成バスにまず1勝 次は解雇撤回

物流倉庫・運輸

職場からの報告

京成バスにまず1勝 次は解雇撤回!

労働基準監督署から「是正勧告書」「指導票」

 京成バス○○営業所に対し5月16日、労働基準監督署より『是正勧告書』と『指導票』が渡されました。
 内容は労働基準法37条(割増賃金)違反とその件についての指導です。つまりサービス残業! 京成バスは団体交渉の場で総務部長と人事課長はずっと「サービス残業はない」と言っていました。しかし実態は全然違うのです。
 今後、バス乗務後の終了点呼時間の修正を日常的に行っていた実態がハッキリします。京成バスは偽造した終了点呼時間を渡して労基署や運転士にだましていたことが明らかになります。


 今回は、実際のサービス残業のほんの一部しか明らかにされていませんが、それでも大きな一歩だと思います。関係者の皆さま、ありがとうございます。
 未払い残業代については組合を通して請求しました(5月末が支払い期限)。今後は団体交渉も含めて方針を考えています。
 まだまだ闘いは続きます。まずは不当な雇い止めの撤回を求める裁判で京成バスと闘います。
 京成バス運行管理者のサービス残業、運転士のその他のサービス残業(待機時間・遅延時間・データの改ざん)についても追及していきます。
 全国でこの間、バス事故が頻発しています。全国のバス運転手の過酷な労働環境を変えるためにあらためて闘いを呼びかけたいです。京成バスでの闘いが継続していることをアピールし、支援・共闘・連帯を訴えたいます。
 京成バスのすべての営業所の運転士や運行係長や各関連バス会社にも関わっていきます。ですが、そのためにはもっと組合員が必要です。まずは連絡をください。よろしくお願いします。

ちば合同労組ニュース 第107号 2019年06月1日発行より