団結にこそ希望が 変える力は私達の中に

組合活動

職場を変える力は私達の中に
労働者の団結にこそ希望がある

昨年は、ちば合同労働組合にとって新たな一歩を踏み出した年でした。
モリタ分会・D分会に続いて、新たな職場分会の結成を果したことを、地域の労働組合として地域に根差した団結を拡大していく足掛かりにしたいと考えています。
職場での2回の団体交渉の内容は職場特有のものではなく、どんな職場でもあり得ることでした。どんな職場でも働いていれば誰しも改善したいことや要求があるはずです。どんな職場でも条件があれば労働組合をつくることができるはずです。
まだまだ小さなロウソクの炎です。一吹きで消えてしまうか、それとも燎原の火のごとく燃えひろがるか。

この秋、2人の労働者が職場を去りました。使用者側の攻撃の卑劣さや自尊心を傷付けられたことなど職場を辞めた理由はあると思いますが、結果的には労働者の方から辞める結果になってしまった。
厳しく総括すれば、職場を見限ってより良い職場を探して去ったということです。これまでにも幾人もが管理者と衝突し、直訴して辞めていくのを目撃しました。
n0066_01_01a ここより良い職場はあるだろうし、理想の職場に巡り会う可能性は否定しません。
だけど私はこう思う。
外に青い鳥を求めて彷徨い歩かなくても、いまいるこの場所を本当に良い職場に変えていく力が私たち自身の中にあるんだと。
労働者の団結に希望があることを示す2016年にしたい。皆さん、今年もよろしくお願いします。(A)
ちば合同労組ニュース 第66号(2016年1月1日発行)より