節目となる定期大会への大結集を

組合活動

節目となる定期大会への大結集を

組合員のみなさん、共に闘う仲間のみなさん。ちば合同労組は10月16日、第10回定期大会を開催します。大会への結集をお願いいたします。
区切りの大会ですが、課題は山積みです。結成から丸9年、成果はまだまだささやかですが、進んできた方向性については間違っていないと思います。これまでの闘いに自信と確信を持って前進していきたいと思います。
当初から目指してきた、職場に労働組合(分会)をつくるという基本方向については、介護職場での分会やユニオン習志野など、今後の方向性という点ではこれ以外ないと確信していますが、その規模という点では本当にこれからです。

多くの労働者にとって労働組合が選択肢になるように社会的に登場できる労働組合をつくりたいと思っています。第10回大会は、これまで進んできた道のりに確信を持ちつつ、もう一度、原点に戻り、初心に返って、新たな10年間の道筋をつくる大会にしたいと考えています。
08年のリーマンショックから約8年、世界各国で大恐慌の進展を止めようと必死にやってきました。日本でもゼロ金利がマイナス金利になりました。株価を維持するために年金積立金も突っ込んできましたが約10兆円の運用損が発生しています。円安政策もダメです。
最後の恐慌対策が労働者への攻撃です。ただひたすら大企業や金融資本の利益のために雇用や社会保障を破壊しようとしています。

世界中で労働法制をめぐって社会的な激突が始まっています。安倍政権は、〝働き方改革〟と称して、雇用や賃金、社会保険制度の転覆を狙っています。戦後的な雇用や賃金を破壊するために「同一労働同一賃金」「最低賃金UP」を言っています。安倍政治は決して侮れません。
世界の流れと違うのはただ一点、労働組合の反撃がないことです。労働組合を時代の最前線に登場させることが必要です。何よりもそれは具体的に労働者が団結して闘うことに展望と希望があることを示すことです。人びとの話題に上るような闘いと組織をつくりたいと思います。
2017年は、ロシア革命から百年。第1次世界大戦の最中に労働者が権力を握った革命です。万国の労働者が団結して闘う時代が再びやってきました。第10回定期大会への結集を心より訴えます。(委員長)

ちば合同労組ニュース 第75号(2016年10月1日発行)より

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