配達員ケガ「指切断しても配達優先」

京都で配達員ケガ「指切断しても配達優先」

 京都府舞鶴市の路上で指の一部が発見された事件。その後の捜査で60代の男性配達員が配達中に車のスライドドアに指を挟みケガをしたが、そのまま配達したことが分かった。それ以上の詳細な事情は分からないが、ネットでは「配達を優先してしまう精神状態は分かる」「配達員が指落としてでも病院に行けない理由はそこを埋める人手がいないから。配達が遅れれば大量の時間指定に遅れ客からクレームが」との書き込みもあった。

 ちば合同労組ニュース 第154号 2023年05月1日発行より