闘う方針確立へ 定期大会へ結集を

組合活動

闘う方針確立へ10・21定期大会へ大結集を

 全日建連帯労組関西生コン支部に弾圧が襲いかかっています。現在までに武委員長ら20人が不当逮捕されました。
 関生支部は、独占セメント5社とゼネコンのはざまで無数の中小企業が苦しむ生コンの産業構造に対して、中小企業を協同組合に組織し「共同受注・共同販売」を実現して中小企業で働く労働者の雇用・権利・賃金の大幅な向上をかちとる画期的な産業別政策運動を展開してきました。
 これを「資本主義の根幹に触れる運動」だと憎悪し、警察や在特会などと一体となって攻撃を開始したのです。
 JR東日本でも2月以降、前社長が首相官邸に呼ばれたことを合図に激しい組合脱退工作が始まり、すでに東労組から3万5千人が脱退し、同時に「無人運転も可能」などの脅しで乗務員勤務制度の解体や秋葉原駅(乗降客9位)の全面外注化などの攻撃が始まっています。
 これは改憲と一体の攻撃です。関生支部や動労千葉は必死に立ち向かっています。多くの人が感じるように労働者に怒りや危機感、闘う意欲はある。労働者が団結して闘うことに希望と展望を感じる運動が必要です。闘いには敗北や後退もあります。しかしすべてを引き継いで前進していく闘い方と総括が必要です。

 ちば合同労組は、動労千葉に学びつつ、モリタ闘争などを跳躍台にしながら、職場に労働組合をつくる努力を続けてきました。職場に労働組合をつくる努力を継続し、これを前進させたいと思います。
 それぞれの職場では、具体的な産別・職種として、一定の労働者をめぐる状況、社会状況の反映があります。矛盾もあれば、労働者の怒りもあります。それに立ち向かい、それぞれの現れを改憲や戦争、新自由主義との対決として地域的な闘いと団結にしていきたいと思います。
 それは9・16集会(右上記事)でも示されました。学校現場の現実に正面から立ち向かい、闘いと連帯・支援を地域に呼びかけることがこの状況を転換させる道です。どんな職場でも大なり小なりそういう課題はあるはずです。
 動労千葉も大半の職場ではスルーされてきた外注化や無期転換の問題をとらえ、立ち向かって労働運動の変革と再生として闘ってきました。力不足ではありますが、ちば合同労組10月定期大会でそういう運動方針を確立したいと思います。

労働学校へご参加を

 テーマ 韓国・民主労総の闘い
 日時 10月20日(土)13時~
 講師 金元重(千葉商科大学教授)
 ちば合同労組は団体受講しています。次回のテーマは韓国労働運動です。

ちば合同労組ニュース 第99号 2018年10月1日発行より