2023-03-01

組合活動

労働組合ここにあり! 2・4春闘集会が成功

労働組合ここにあり! 2・4春闘集会が成功 初めての春闘集会  ちば合同労働組合は2月4日、春闘集会を開催しました(写真)。組合として春闘集会の単独開催は初めての試みでしたが、組合員をはじめ県内から約50人の仲間が集まりました。それぞれから生きた労働運動の具体的な報告が出され、お互いの取り組みを励まし合うような、エネルギーあふれる集会でした。 各職場の取り組み  冒頭に、執行部から今春闘の状況と時...
制度・政策

労災認定に事業者の異議申し立て権/労災制度の根幹破壊する重大問題

実践的に考える職場と労働法 労災認定に事業者の異議申し立て権 労災保険制度の根幹を破壊する重大な問題  一般財団法人「あんしん財団」が職員に対する労災支給処分の取り消しを求めた裁判で東京高裁が同法人の原告適格を認め、審理を東京地裁に差し戻した。  この裁判は、職種変更や遠隔地への異動命令、過大なノルマから精神疾患となった2人の女性労働者の労災認定について、法人が「虚偽に基づく労災認定だ」と主張して...
組合活動

ウクライナ戦争1年 世界で即時停戦の声を

ウクライナ戦争1年 武器輸送に反対し積み込み拒否を闘うイタリアの港湾労働者 これ以上 人を殺すな! 世界で即時停戦の声を 既に8年超の戦争  昨年2月24日のロシア軍によるウクライナ侵攻から1年が経過しました。両軍の死者はすでに20万人超。TVや新聞で特集が組まれ、あらためて戦争の過酷さが世界に発信されました。  印象に残ったのが報道ステーションの現地取材。「戦争はこの1年で始まったことではない。...
労働映画

映画紹介『怒りの葡萄』

映画紹介『怒りの葡萄』  スタインベックの小説を映画化。舞台は世界大恐慌後の30年代末の米国。大規模な資本集約型農業が拡大し、米中西部で深刻化したダストボウル(開墾で発生した砂嵐)で耕作が不可能となり流民化する農民が続出、社会問題となっていた。本作は、さらなる機械化を進める資本家と土地を追われカリフォルニアに移っていった貧農たちとの闘争を材料に故郷オクラホマ州を追われたジョード一家を描く。  トム...
その他

回転寿司 労働から考えるスシロー事件

回転寿司 労働から考えるスシロー事件 低価格武器に10年で市場規模1・6倍に  いま回転寿司チェーン店で客による「迷惑行為」の多発が問題になっています。一連の騒動の発端となったのが、湯呑みや醤油差しなどを舐め回す高校生の動画がSNSで炎上した事件(「スシローペロペロ事件」)です。  当該の高校生は強い社会的批判を浴び、学校も中退に追い込まれ、多額の損害賠償請求も予測される。確かに面白がって投稿した...