8.30旭勝利集会が東京で感動的に勝ち取られました。ちば合同労組も参加しました。この集会の様子を旭非正規職支会支援共闘会議のHPより紹介します。
8月30日(金)夕、東京・亀戸にて、韓国金属労組アサヒガラス支会のチャ・ホノ支会長、オ・スイル主席副支会長の2人を招いて、旭勝利集会が開催されました。会場には、100名を超える参加者が会場を埋めかけました。各地の闘う労組や、毎月の東京駅丸の内北口AGC本社抗議行動を共に闘ってきた仲間が一堂に会しました。
集会は、冒頭、8月10日に旭支会の地元・亀尾市での勝利報告集会用に作成された勝利記念動画が上映されました。旭闘争を共に闘ってきた仲間が、旭支会の9年を超える闘争を10分にまとめた感動的な動画です。
この2つの動画を見れば、旭支会の闘争がどれほどすばらしいのか、多くの言葉はいりません。参加者は、ともに闘ってきた日本の労働者民衆として、喜びと感動をかみしめたに違いない。
2人の組合員の発言もすばらしいものでした。「同志たちを通して国際連帯が何か、真の連帯が何かを学びました。おかげで、私たちも韓国で深い連帯をすることができました。」というチャ・ホノ支会長の発言がうれしい。
日本の労働者を代表して動労千葉の佐藤正和副委員長、全学連の学生から決意の表明が行われた。
最後に、会の顧問である金元重さんは、旭支会の勝利を考えるときに、旭支会が裁判闘争に徹底的にこだわって勝利をもぎり取ったことが大事だろう、実力闘争で状況を切りひらきつつ、裁判闘争で勝つために闘いをやり抜いたことに学ぶ必要がある、この勝利に日本の階級的労働運動の前進で応えなければならないと熱く語られた。
<8.30旭硝子支会チャホノ支会長発言>
同志の皆さん、パンガップスムニダ(こんばんは)。 9年の長い闘争が終わり、すでに2か月になろうとしています。 わが同志たちは、明るい表情で毎日出勤し、新たな人生を送っています。 同志の皆さんのおかげです。国際連帯を長い間続けてくれた同志の皆さん、本当にに有難うございます。 私たちは、8月1日から出勤しています。出勤してから明日で1か月になります。 数日前に月給ももらいました。不思議で、信じられない気持ちです。 闘争期間を含め、就業の経歴を認められ、私の年俸が4,700万ウォンです。 非正規職として2,500万ウォン程の年俸を貰っていたのが、正規職になり2倍の年俸をもらうとは信じられません。 非正規職と正規職の差別をあらためて実感しています。 私たちは今、民主労組をしっかり作って行かなければならない状況です。 旭非正規職支会は、総会を通して旭硝子支会に名称を変更しました。 労組事務所は、会社が現在工事中です。来月末から労組事務所に入り使用します。 私たちは、すでに現場労働者を対象に7回の宣伝ビラを配布しました。 企業労組の組合員は488名で、私たちは22名ですが、私たちの声の方がはるかに真実です。 現場の労働者たちは、私たちが配布する宣伝ビラをしっかり受け取り、正しいと親指を立ててくれます。現場労働者の反応は熱いです。
民主労組がどれほど偉大なのか、あらためて現場で示すことができるように闘います。わが同志たちも今日一緒に来ることができればよかったのですが、みんな出勤しました。私たちは、休暇をとって来ました。わが同志たち全員が同志たちと共に勝利の喜びを分かち合い、喜んでいる同志たちと挨拶を交わしたかったのですが、私たち二人が代表として参加しました。多く参加できなくて申し訳ありません。同志たちを通して国際連帯が何か、真の連帯が何かを学びました。 おかげで、私たちも韓国で深い連帯をすることができました。旭闘争は歴史になりました。韓国で多くの同志たちが旭闘争をすごい勝利だと言います。多くの同志たちが、自分が勝利したように喜び、勝利の知らせに涙を流す同志たちも多くいました。
7月11日勝利し、私のケータイに引っ切り無しに電話がかかって来ました。電話を切ると、約10人から電話が来ていました。電話が途切れませんでした。本当に多くの同志たちと共に喜びを分かち合いました。この9年は私の人生にとって最も幸せな時間でした。私の人生で最も輝く瞬間でした。多くの同志たちに会い、団結をつくり、連帯を作り、資本に対して闘うことができ、幸せな時間でした。私たち旭支会22名の同志たちが誇らしいです。今日、台風を突いて日本の同志の皆さんが共に勝利を分かち合うことができて幸せです。団結と連帯で勝利した旭闘争、ここに止まらず、より前進できるよう闘います。有難うございます。
<8.30オスイル首席副支会長発言>
同志の皆さん、パンガップスムニダ(こんばんは)。旭硝子支会首席副支会長オスイルです。 待ちに待った復職をしました。本当にうれしいです。9年以上長い闘争で得た勝利の喜びは言葉ですべてを表現することはできません。
最初に旭非正規職支会支援共闘会議の同志の皆さん、そして私たちと共に闘ってくれた日本の同志の皆さんに感謝します。そして22名が共に来ることができなくて申し訳ありません。最近は、一日一日が新鮮です。旭硝子の不合理な会社規定を私たちは拒否しています。旭硝子は、どうしていいのかわからない状況です、今まで誰も拒否したことがありませんでした。旭硝子の会社規定は、すなわち法律でした。多くの労働者が見ている会社の食堂で社長に対して謝罪しろと大声で言いました。慌てた社長の姿を多くの人が見ました。現場で噂になり、多くの現場労働者が旭硝子支会に関心を持ったと話してくれました。
現場に入り、私たちはこのようによどみなく新たな闘いを展開しています。会社は私たちを止めることはできません。現場で展開する第2幕の闘いも私たちが勝利する自信があります。9年間経験した団結と闘争を現場でより一層一生懸命拡大します。民主労組をしっかり作って行きます。見守って下さい。旭闘争に大きな力になってくれた同志の皆さん、本当に有難うございます。