医療・介護労働の現場から

医療・介護労働の現場から

医療崩壊、郵政崩壊…組合組織化の問題に

医療崩壊、郵政崩壊…組合組織化の問題に ニュース0134号.PDF  医療体制の危機を「過小評価」しワクチン偏重で五輪を強行したことによって感染者数が急増。8月上旬に「入院制限」を政府方針として以降、必要な医療を受けることができず多数が自宅死を強いられています。  菅政権の医療(破壊)政策は国民皆保険体制を事実上瓦解させました。日本医師会のウェブサイトには「日本では保険証さえあれば、『いつで...
医療・介護労働の現場から

業務起因の感染は労災保険給付の対象です

実践的に考える職場と労働法 業務起因の感染は当然に労災保険給付の対象 業務上の新型コロナ感染について  新型コロナの感染者数は、集計されているだけでも1日2万人を超える過去最大規模で今後も予断を許さない状況です。業務上の感染について労災保険の相談を受けることが多くなりました。結論から言うと、業務に起因して新型コロナに感染した場合は、労災保険給付の対象となります。  対象となるのは、 ◎感...
介護労働者ユニオン

「介護職員特定処遇改善加算」の実態

職場からの報告 月8万円の手当のペテン!  介護職員特定処遇改善加算の実態 経営主義的な労務管理強化を図る政府  先日、法人から「介護職員特定処遇改善加算」について要件の変更について説明がありました。安倍政権下の2019年に制度ができた当初は「10年以上の介護福祉士に月8万円の手当がつく」と話題になりましたが、実態としては平均2万円の賃上げとなっています。  しかも職員にどう分配するかは事...
医療・介護労働の現場から

へき地医療機関への看護師等の派遣 医療機関以外への日雇派遣が解禁に

へき地医療機関への看護師等の派遣 医療機関以外への日雇派遣が解禁に  今年4月から労働者派遣法の施行令が改定され、へき地の医療機関への看護師等(看護師・准看護師・薬剤師・臨床検査技師・診療放射線技師)の派遣と、社会福祉施設等への看護師の日雇い派遣が解禁された。  これまでも直接雇用への移行を前提とした紹介予定派遣、産休・育休の代替、社会福祉施設や保育園など医療機関ではない施設への派遣...
制度・政策

医療を取り戻せ!厚生労働省に申入れ

二和病院労組 第2波ストライキ 医療を取り戻せ!厚生労働省に申入れ 船橋二和病院労組が12月4日、第2波ストライキを決行。コロナ感染の第3波の中、文字通り医療を取り戻すための医療労働者の渾身の闘いだった。  二和病院労組は支援の仲間と共に霞が関の厚生労働省へ向かい、「現場で命がけで働く医療労働者が何人もストライキして来ることがどういうことかわかりますか」「現場の声を聞いて下さい」...
医療・介護労働の現場から

報告・コロナ最前線の介護職場の実態

職場からの報告 報告・コロナ最前線の介護職場の実態 消毒液もマスクも足りずプレッシャーは大きい  最近の介護職場の様子を報告したい。  東京商工リサーチの統計によると介護事業者の倒産、休廃業・解散が過去最多ペースとなっている。他方、訪問介護事業では人手不足が深刻化し、厚生労働省によると9月の有効求人倍率は15倍だ。  訪問ヘルパーは高齢者が多く、平均年齢が60歳を超える事業所...
制度・政策

労働組合の力でコロナ感染症対策を 緊急職場交流会開催

 職場からの報告 労働組合の力でコロナ感染症対策を ちば合同労働組合労組交流センター 緊急の職場交流会を開催  4月19日、千葉労組交流センターとちば合同労組は、新型コロナウイルス感染が拡大する状況のなかで共同の職場交流会を開催した。緊急の呼びかけで、外出もままならない状況だったが、約40人が集まり、職場の状況や取り組みが報告された。 工場  ちば合同労組の組合員が4月中旬に新型コロ...
介護労働者ユニオン

介護職場に労働組合を

介護職場に労働組合を! 介護労働実態調査 人手不足の職場をどう変えるか  介護労働安定センターが18 年10月に実施した「事業所における介護労働実態調査」(PDF)によると離職率や賃金は少し改善されたが、深刻な人手不足や非正規雇用、低賃金構造は変わっていない。介護職場の改善に向けて労働組合の組織化は大きなテーマだ。 ◎60歳以上は2割超  調査によると、65歳以上の介護労働者の割合は1...
制度・政策

『介護職のリアルと突破口』発売中 新聞各紙の記事掲載さる

『介護職のリアルと突破口』発売中  ちば合同労組から10月に出版された『介護職のリアルと突破口』が新聞各紙で取り上げられ好評販売中です。11月12日付東京新聞、11月21日付毎日新聞、さらに11月23日付船橋よみうりでも紹介されました。  地方版の記事なので注文は県内が中心ですがネット記事も配信されたのめ全国からの本の注文も少なくありません。  注文が一番多いのは高齢世代で、介護施設の入...
医療・介護労働の現場から

「介護職のリアルと突破口」あらかん著 書籍出版

ちば合同労組ニュース連載が書籍になります 「介護職のリアルと突破口」  高齢者が増え、介護は身近になっている。しかし、その介護の現場で何が起きているのか? 特に施設介護の閉じられた現場で、介護労働者がどのような働き方をしているのかは、一般にはほとんど知る機会がない。  その一方、介護職員による虐待や殺人などの事件ばかり報道され、介護従事者はどうもロクでもない人たちという悪いイメージがある。 ...
制度・政策

実践的に考える職場と労働法 介護職の労働条件の現状と課題 介護保険法に労働法違反で指定取り消しの規定  介護職場は、2000年の介護保険法の施行以降に開設された施設が多く、また要員不足も深刻なため職場環境の改善は大きなテーマです。 労働法規の違反  2016年労働基準監督年報によると、定期監督における違反事業率は、全体平均66・8%と比較して社会福祉施設は73・8%となっています。違反内...
介護労働者ユニオン

連載・介護労働の現場から〈最新レポ⑦〉介護者を解放する

連載・介護労働の現場から〈最新スペシャルレポー⑦〉 介護者を解放する 介護労働者の開き直り  会社の違法性は、年金事務所の「介入」により、私の社会保険加入や勤務実績は証明され、一か月分の給料は振り込まれた。  私は退職後、半月で転職した。  私の退職後も、ドミノ倒しのように職員が次々といなくなり、あまりの過重労働で体調不良の職員ばかり。業務分担や責任のなすり合いで職員の人間関係は最悪にな...
介護労働者ユニオン

連載・介護労働の現場から〈最新スペシャルレポート⑥〉ブラック会社のルール

連載・介護労働の現場から〈最新スペシャルレポート⑥〉 ブラック会社のルール ●破れかぶれの報復  私の手元には、会社印のある採用通知書、雇用契約書、退職証明書。さらに発行された健康保険証と雇用保険被保険者証のコピー。タイムカードのコピーはないが、出勤日は手帳や日記にも記録してある。1か月分の研修資料、施設のマニュアル。書類だけでも、これらは採用も1か月の勤務実績もあったことを証明している。 ...
介護労働者ユニオン

連載・介護労働の現場から〈最新スペシャルレポート⑤〉短期退職者への報復

連載・介護労働の現場から〈最新スペシャルレポート⑤〉 短期退職者への報復 ◎辞めよう  入社して本社研修後、施設に配属され、5日目でもう耐えきれなくなった。お年寄りをモノ扱いし、介護してやっていると上から目線で接し、弱みにつけこみ、食い物にする。そんなのは、介護ではない。  高い時給の正体は、(人手不足による)放置とぼったくり。 犯罪ではないか。こんな施設も存在するのだと思った。派遣職員...
介護労働者ユニオン

連載・介護労働の現場から〈最新スペシャルレポート3〉人手不足下の職員

連載・介護労働の現場から〈最新スペシャルレポート3〉 人手不足下の職員 モノ扱い  国の配置基準の60%しか人がいない超人手不足、ワンフロアに30人ほどの入居者がいるが、そのフロアの職員配置は、多くて1人、ゼロの日もよくある。入居者の緊急コールは、他の階の職員のPHS電話に受信するようになっているが、手が離せないことがほとんどなので無視する。その結果、事故が多い。  入居者がベッドから転落...
介護労働者ユニオン

連載・介護労働の現場から〈スペシャルレポート②〉人手不足とは何か

連載・介護労働の現場から〈最新スペシャルレポート②〉 人手不足とは何か ▼人手不足の結果  人手不足だと、介護職員は時間に追われ、すべてを効率優先、利用者の尊厳は二の次になる。 たとえば居室におむつ替えに入り、ドアを閉めない。うっかり忘れたのではなく、ドアを閉める心のゆとりがない。あるいは、臭いがこもらないように、わざと開けておく。  これは、性的虐待になる不適切ケアである。さらに廊下に...