医療・介護

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急激な変化・再編進む介護業界

投資ファンド主導の業界再編とデジタル化の狙い 急激な変化・再編進む介護業界 人手不足の加速 介護職場の人手不足は本当に深刻だ。都内の介護関連職種の有効求人倍率は48倍(今年8月のハローワーク品川)。全国でもホームヘルパーの求人倍率は15倍前後だ。人手不足が原因の訪問介護系の倒産も増加の一途。高齢者の女性が多く、結果として負担の大きい若手が辞める構図だ。  65歳以上の高齢者の数がピークを迎...
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「介護職員特定処遇改善加算」の実態

職場からの報告 月8万円の手当のペテン!  介護職員特定処遇改善加算の実態 経営主義的な労務管理強化を図る政府  先日、法人から「介護職員特定処遇改善加算」について要件の変更について説明がありました。安倍政権下の2019年に制度ができた当初は「10年以上の介護福祉士に月8万円の手当がつく」と話題になりましたが、実態としては平均2万円の賃上げとなっています。  しかも職員にどう分配するかは事...
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報告・コロナ最前線の介護職場の実態

職場からの報告 報告・コロナ最前線の介護職場の実態 消毒液もマスクも足りずプレッシャーは大きい  最近の介護職場の様子を報告したい。  東京商工リサーチの統計によると介護事業者の倒産、休廃業・解散が過去最多ペースとなっている。他方、訪問介護事業では人手不足が深刻化し、厚生労働省によると9月の有効求人倍率は15倍だ。  訪問ヘルパーは高齢者が多く、平均年齢が60歳を超える事業所...
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医療を社会保障として取り戻そう スト報告&これからの展望

医療を社会保障として取り戻そう ストライキ報告&これからの展望をみんなでつくる 10・10ふなばし集会 180人が参加  7月10日、コロナ禍で奮闘する医療従事者への犠牲の押しつけ、ボーナスカットに反対して船橋二和病院労働組合の看護師、医師たちがストライキに立ち上がりました。テレビや新聞でも大きく報道され、日本だけでなく世界から激励の声が寄せられました。  10月10日には船橋勤労市民セン...
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10・10ふなばし集会 病院労組のスト報告を聞こう

 千葉合同労組ニュース123号.PDF  10・10ふなばし集会 船橋二和病院労組のストライキ報告を聞こう ちば合同労組定期大会を成功させ 労働組合の再生をめざす 11・1労働者集会に結集を  安倍首相が退陣し、菅政権がスタートしました。  安倍政権の7年8か月は、安保法の制定や武器輸出3原則の解禁、「働き方改革」と称する労働基本権の解体、年金改悪など社会保障の破壊、NHKなどマスコミの...
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医療費抑制は「土光臨調」以来の攻撃

医療費抑制は「土光臨調」以来の攻撃  ラジオ番組で日本の医療の現状を特集していた。メモを取ったので紹介したい。  コロナ入院患者に必要な人員は通常の3倍、防護服の着脱など感染対策も必要だ。手術件数も減少し、外来患者の受診抑制も生じる。マスクなど材料費の高騰などコスト増も。経費増と収入減で大半の病院経営が急激に悪化した。  本題はここからだ。コロナ以前から日本の医療は危機的な状況だった。政府や...
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介護職場に労働組合を

介護職場に労働組合を! 介護労働実態調査 人手不足の職場をどう変えるか  介護労働安定センターが18 年10月に実施した「事業所における介護労働実態調査」(PDF)によると離職率や賃金は少し改善されたが、深刻な人手不足や非正規雇用、低賃金構造は変わっていない。介護職場の改善に向けて労働組合の組織化は大きなテーマだ。 ◎60歳以上は2割超  調査によると、65歳以上の介護労働者の割合は1...
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分会定期大会 新しい仲間も参加して

職場からの報告 分会定期大会「安心して働ける職場に」 新しい仲間も参加して新たな決意  6月下旬に分会の定期大会を行いました。  私たちは「安心して働ける職場をつくろう」「泣き寝入りや退職では何も解決しない。労働組合に結集して一緒に変えていこう」と訴えてきました。  コツコツと日常活動を続けて、若干の楽しさや団結のすばらしさを実感しています。職場内でも労働組合に期待する声の広がりを感じ...
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報告書作成は業務時間外なのか?

報告書作成は業務時間外なのか?  職場の責任者会議で、報告書の作成や練習は時間外労働の扱いとしないとの議論がなされている。  現実には、要員不足などの理由で残業せざるを得ない現状がある。報告書の作成や残務処理は、本来の業務以外の何ものでもない。これではサービス残業の誘導だ。無賃労働であるのみならず、事故が起きたり、健康を損ねても自己責任とされなかねない問題だ。  この件について管理者に質...
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連載・介護労働の現場から〈最新スペシャルレポート⑤〉短期退職者への報復

連載・介護労働の現場から〈最新スペシャルレポート⑤〉 短期退職者への報復 ◎辞めよう  入社して本社研修後、施設に配属され、5日目でもう耐えきれなくなった。お年寄りをモノ扱いし、介護してやっていると上から目線で接し、弱みにつけこみ、食い物にする。そんなのは、介護ではない。  高い時給の正体は、(人手不足による)放置とぼったくり。 犯罪ではないか。こんな施設も存在するのだと思った。派遣職員...
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4月に診療・介護報酬の同時改定

4月に診療・介護報酬の同時改定  今年4月は介護報酬と診療報酬の同時改定が行われる。団塊の世代すべてが後期高齢者となる2025年を前に、実は財政問題以上に深刻なのが医療・介護提供体制だ。看護師と介護士は今後、それぞれ数十万人が不足すると予測される。このため2012年頃から矢継ぎ早の法改定が続き、「病院完結型から地域完結型へ」「病院から在宅へ」の施策が強行されている。  高齢者が増えるにもかか...
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連載・介護労働の現場から〈最新スペシャルレポート3〉人手不足下の職員

連載・介護労働の現場から〈最新スペシャルレポート3〉 人手不足下の職員 モノ扱い  国の配置基準の60%しか人がいない超人手不足、ワンフロアに30人ほどの入居者がいるが、そのフロアの職員配置は、多くて1人、ゼロの日もよくある。入居者の緊急コールは、他の階の職員のPHS電話に受信するようになっているが、手が離せないことがほとんどなので無視する。その結果、事故が多い。  入居者がベッドから転落...
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戦略特区を使った医療民営化 成田・国際医療福祉大学の正体

成田市 戦略特区を使った医療の民営化 国際医療福祉大学の正体  森友、加計に続く、「第3の忖度(そんたく)」と言われる安倍政権の誘致疑惑大学が千葉県にある。今年4月に成田市に開学した国際医療福祉大学(国福大)だ。 戦略特区を利用  大学における医学部新設は1979年以来認められていない。だが安倍政権は、国家戦略特区で「規制緩和」に動く。これに対し日本医師会などが新設反対の声明などを発表...
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はじめての労災手続き-施設内感染を認定させた(経験談)

はじめての労災手続き(経験談) 〝施設内感染を認定させた〟 私は県内の介護施設で働いています。昨秋、利用者がある感染症を発症しました。保健所への届出が必要な病気ですぐ保健所の人が来て、感染の可能性のある職員に検査を実施しました。 年明け後、検査結果が陽性だと知らされました。実はこの法人では別の施設でも集団感染があり、その時にも検査が行われましたが、その時は陰性でした。当然、この利用者から感染...
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連載・介護労働の現場から〈35〉 告発文

連載・介護労働の現場から 〈35〉 告発文 私は辞める決心を三田村さんに伝えた。 三田村さんから他のパートにも伝ったが秘密にされた。「とても2か月しかいないとは思えない。2年はいる感じ」といわれるほど職場や入居者に馴染んでいたし、プリセプター丸山くんも「仕事ができるようになったね」といい評価をくれていた。 でも、辞めるのだ。 私だって執拗なモラルハラスメントでおかしくなっている。...
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事故の責任は会社にある! 東京北部ユニオンアミーユ支部の声明より

事故の責任は会社にある! 東京北部ユニオンアミーユ支部の声明より Sアミーユ川崎幸町での「入居者の連続転落死亡事故」「浴槽内での死亡事故」「職員による暴行・虐待」が大きくマスコミで取り上げられています。以下は、合同一般労働組合全国協議会の東京北部ユニオン声明の要旨です。 ※ 私たちは、一連の事故の責任は会社にあると考えます。けっして労働者個人の責任にしての幕引きは許されません。...