5月1日はメーデー。労働者の日

5月1日はメーデー、労働者の日です。
その起源は1886年5月1日の米シカゴに。低賃金で1日12時間以上も働かされていた労働者たちが劣悪な労働条件の改善を求めてストライキに立ち上がりました。
当時のスローガンは「8時間は労働に、8時間は休息に、残りの8時間は自分たちのために」。米国発の闘いが世界中に広がり多くの国で「8時間労働制」が確立しました。
「労働者の祭典」とも言われますが、ルーツをたどれば人間らしい労働を獲得する「労働者の闘いの日」です。
長期化・激化するイラン戦争は、物価高・原油高をもたらし、先が見通せない時代に入っています。高市政権は、裁量労働制を中心に労働法制の抜本的改悪を狙い、労働者の権利を奪おうとしています。
150年前、無権利状態にあった私たちの先輩たちは、営々たる闘いを築きながら、労働者の権利をかちとってたのです。あらためて、この戦争と危機の時代にメーデーの闘いの意義を確認することは重要です。連合メーデーでは高市首相が出席し、労働者は手荷物検査を強要されるなど、もはやメーデーではありません。私たちは独自の闘うメーデーをおこないます。(5月1日14時~@新宿駅東口広場)


イラン戦争で一変する世界
2月28日、突如として米イスラエルが始めたイラン侵略。AIや最新のテクノロジーを駆使した米軍は、イランの政治指導者を含む家族を丸ごとをミサイルで虐殺。さらには、小学校なども民間施設も爆破し、イランの死者は3000人をこえる。国際法も何もかも無視した戦争に、世界じゅうが非難の声をあげている。しかし、日本の高市首相は「世界に平和と繁栄をもたらせるのはドナルドだけ」とアメリカを全面支持。さらに、高市首相はホルムズ海峡への自衛隊派兵を検討していたが、官僚によって止めらえたと報道されている。さらに高市首相は、殺傷兵器輸出の全面解禁を指示し、憲法を「1年以内に変える」と豪語している。もし今改憲されれば、間違いなく自衛隊は中東へ派遣されるだろう。近い将来、アメリカが始めた戦争に参戦するリスクが高い。さらにAIが戦争に全面的に導入され、人知を離れたところで戦争が激化・拡大している。戦争と破壊を防ぐことができるのは、もはや生きた人間の意思しかないと多くの人々が感じ始めている。
国会周辺で巨大デモ
イラン戦争をきっかけに反戦の流れが広まった。4月19日には、3万6000人が集まり、戦争の終結と高市政権の退陣を求めた。その中心は、20~30代の女性だ。この動きは、「2014年安保国会以来の盛り上がり」と評される。しかし、この10年の間に、日本社会で若い人たちの運動が育ってきた。#Metoo運動、反ヘイト、パレスチナ連帯…。NHKの朝のドラマ「虎に翼」などのヒットなど、文化的領域も大きい。それを可視化したことが、今回の国会の盛り上がりになっているのではないか。しかし、インタビューを聞くと「職場や家庭で孤立している」ということが口々に言われる。足元での団結が求められている。
このデモにたいして、自民党・門ひろこ衆議院議員は、ある番組で「(デモは)ごっこ遊び」「(デモでは)世の中は変わらない」と発言し、猛批判を浴びた。昨年末に起きた韓国クーデターにたいする民衆運動をはじめ、選挙だけではなく民衆の運動が世の中を動かしてきた。戦争と止め、社会を動かす動きは、一人一人の行動にかかっている。言うまでもなくデモだけではない、さまざまな場面での行動が決定的だ。労働組合の活動のその大切な一つだと言える。
ちば合同労組ニュース 第190号 2026年5月1日発行より
