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ちば合同労働組合第8回定期大会のご案内

組合員各位
関係者各位

ちば合同労働組合第8回定期大会のご案内

2014年7月28日
ちば合同労働組合 執行委員長 諸町三夫

DC会館において9月14日に開催する第8回定期大会への参加を訴えます。ちば合同労働組合と共に闘うすべてのみなさんの参加も訴えます。
安倍内閣は7月1日、集団的自衛権の解釈を変更する閣議決定を行いました。「我が国と密接な関係のある国」が戦争に入ったら出かけていって参加するという戦争宣言です。
第8回定期大会は、こうした戦争宣言のもとで労働組合の存在意義を問う大会となります。戦争と排外主義、愛国主義、民族差別に屈することは、労働組合にとって労働者階級を裏切るものです。
労働者に国境はありません。労働者は国境を越え、同じ労働者として一つにまとまることで労働者の生活・権利を守ることができるのです。労働者の生活と権利を守るために戦争に参加するという考え方は、労働者同士を殺し合わせる最悪の偽善です。私たちは絶対反対です。
ちば合同労働組合は今年5月29日の「肉の日」、すき家ストライキを決行しました。すき家の過酷な労働に対する非正規労働者の怒りはストライキを求める段階に入り、これに対する労働者としての態度が労働組合に問われていました。この非正規労働者の運動に、私たちはギリギリのところで合流することができました。
ちば合同労働組合は、この闘いを契機にして職場の闘いと労働者の団結をさらにいっそう位置づけて闘う方向性を確立しました。モリタ分会に続く分会の結成もかちとり、さらに新たな分会結成の動きも進んでいます。
労働者には、職場で闘う力があります。どんな問題も職場の仲間の団結で解決できないことはない。労働相談に来た仲間も職場で労働組合(分会)をつくって問題を解決しよう。
定期大会でとことん話し合いましょう!

日時 2014年9月14日(日)午後1時

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組合ニュースNo.49(2014/08/01)より

労働者の安全なくして〝食の安全〟は守れない

すき家で働くすべてのみなさん。
日本の外食産業にまた衝撃が走りました。中国上海の食肉加工工場で日本の外食産業向けの材料に、使用期限切れの食肉が使われていたというのです。外食産業における「食の安全」がいま根底から揺らいでいます。
外食産業における食肉加工の外注(アウトソーシング)は、国鉄の分割・民営化がJR北海道の安全の崩壊をもたらしたのと同様に、「食の安全」を危機に追いやっているのです。
すき家はどうでしょうか? すき家では前から「食の安全を守る」ために牛丼材料の自社生産を行ってきました。現在ではGFFという子会社がゼンショーHDのもとで生産を担当しています。
GFFの工場で生産を担っているのはパートを主体とした非正規労働者です。低賃金で正規労働者なみの長時間労働をやっています。
こうした現状で「食の安全」が守られているのが不思議なくらいです。現場労働者の努力のたまものとしか言いようがありません。安心して働けるように非正規雇用をやめて全員を正社員とすべきです。
安全を犠牲にした強労働
利益を得るために法を犯す、あるいはギリギリまで守らないのがブラック企業です。ストライキの過程ですき家がブラック企業であることがよりハッキリしました。ちば合同労組の団体交渉の要求にのらりくらりとして応じない態度は、ブラック企業ならではものです。
ゼンショー・GFFが工場でやっているのも同じようなものです。
船橋工場では、以前はそれぞれ1人の労働者が従事していたポジション2つを1人で兼任させる合理化を行いました。強労働も問題ですが、何よりポジション兼務のため作業場内を走らなければならず大きな危険を伴います。
合理化のためなら安全は二の次というのでしょうか? 儲けのためなら強盗が頻繁に入っても深夜の店舗でワンオペを強制するのと一緒ではないのですか。
労働者と食の安全のためには、必要な人件費は惜しむべきではありません。
ブラック企業の汚名を払拭するためにも、ゼンショー・すき家は、安全を第一とし、そして働く者を尊重する考え方に改めるべきです。
非正規雇用と外注化(アウトソーシング)の問題が安全を脅かしています。安全で人間らしく働ける職場環境を実現するために労働組合に加入して一緒にアクションを起こしましょう。

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組合ニュースNo.48(2014/07/02)より

組合ニュースNo.48(2014/07/02)より

すき家スト後 早朝ビラ実施中!

5月29日のすき家ストライキ以後、船橋工場の最寄り駅で毎週の早朝ビラ配りを実施しています。朝早くで大変ですが、食品コンビナートに出勤する労働者にあいさつしながらビラを配っています。
すき家ストは、働く者の声が実際に社会を動かすことを示しました。ブラック企業で知られるワタミは、社員に配布している「理念集」にある「365日24時間死ぬまで働け」という表現を改め、従業員数を増やしました。
ちば合同労組は、食品コンピナート各工場に企業の壁を越えた労働者の団結と組織をつくろうと訴えています。組合員のみなさん、ぜひご参加を!

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(紹介)すき家チラシ
誰でも入れる組合を

千葉県内のすき家で働くみなさん。食品コンビナートで働くみなさん。
すき家ストライキは、働く者の声が実際に社会を動かすことを示しました。直後、ブラック企業で知られるワタミは、社員に配布している「理念集」にある「365日24時間死ぬまで働け」という表現を改め、従業員数を増やしました。同じくユニクロも、アルバイト・パート従業員を地域正社員として採用し、人件費を1・2倍にするとのことです。
こうした措置には問題があることも事実です。しかし、労働条件の改善に着手せざるをえない状況に追い込んだこともまた事実です。
誰でも入れる労働組合を
ちば合同労組は「誰でも入れる地域の労働組合」を目指しています。いま労働者をめぐる状況は厳しく、競争関係に陥っています。だからこそ「労働者の居場所」「労働者の絆」「労働者のコミュニティー」として労働組合を復権させたいのです。
百年以上前の話ですが、イギリスで誰でも入れる労働組合(一般労働組合)が生まれるまで、当時の労働組合の加入資格は熟練工に限られ、大半の労働者は労働組合の枠外に放置されていました。
その典型が港湾労働者でした。百人の応募者の中からその日に仕事をさせる10人をピックアップ。どうやって選ぶのか。ケンカで勝ち残った10人を採用するのです。これは本当の話です。
これに対して「このままでいいのか」「誰でも入れる労働組合を」を合言葉に大規模なストライキが決行され、あらゆる産業の労働者に門戸を開いた労働組合が誕生したのです。
港湾労働者やトラック労働者、化学産業やサービス産業、商店やレストラン……あらゆる産業・職場に組合員がいる組合です。ブティックで解雇があれば、作業着を着たおじさんたちがおしゃれな店に抗議に押しかけ、仰天した店主に解雇を撤回させるのです。
ちば合同労組は、誰でも入れる地域の労働組合です。労働組合は、労働条件の維持改善のためにつくられた、労働者による、労働者のための、労働者の自主的な団体です。一緒に職場に労働組合をつくりましょう。(14年6月23日発行)
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誰でも入れる組合を(労組ニュースNo.48より)

(紹介 すき屋で働く仲間へのチラシ)(ちば合同労組ニュースNo.48P3より)

〝誰でも入れる組合を〟

ちば合同労働組合 誰でも加入できる地域の労働組合

労働組合に加入し職場に組合をつくろう

千葉県内のすき家で働くみなさん。食品コンビナートで働くみなさん。
すき家ストライキは、働く者の声が実際に社会を動かすことを示しました。直後、ブラック企業で知られるワタミは、社員に配布している「理念集」にある「365日24時間死ぬまで働け」という表現を改め、従業員数を増やしました。同じくユニクロも、アルバイト・パート従業員を地域正社員として採用し、人件費を1・2倍にするとのことです。
こうした措置には問題があることも事実です。しかし、労働条件の改善に着手せざるをえない状況に追い込んだこともまた事実です。

 〝誰でも入れる労働組合を!〟

ちば合同労組は「誰でも 入れる地域の労働組合」を目指しています。いま労働者をめぐる状況は厳しく、競争関係に陥っています。だからこそ「労働者の居場所」「労働者の絆」「労働者のコミュニティー」として労働組合を復権させたいのです。
百年以上前の話ですが、イギリスで誰でも入れる労働組合(一般労働組合)が生まれるまで、当時の労働組合の加入資格は熟練工に限られ、大半の労働者は労働組合の枠外に放置されていました。
その典型が港湾労働者でした。百人の応募者の中からその日に仕事をさせる10人をピックアップ。どうやって選ぶのか。ケンカで勝ち残った10人を採用するのです。これは本当の話です。
これに対して「このままでいいのか」「誰でも入れる労働組合を」を合言葉に大規模なストライキ が決行され、あらゆる産業の労働者に門戸を開いた労働組合が誕生したのです。
港湾労働者やトラック労働者、化学産業やサービス産業、商店やレストラン……あらゆる産業・職場に組合員がいる組合です。ブティックで解雇があれば、作業着を着たおじさんたちがおしゃれな店に抗議に押しかけ、仰天した店主に解雇を撤回させるのです。
ちば合同労組は、誰でも入れる地域の労働組合です。労働組合は、労働条件の維持改善のためにつくられた、労働者による、労働者のための、労働者の自主的な団体です。一緒に職場に労働組合をつくりましょう。(14年6月23日発行)

Dear colleagues working hard in “Sukiya” and the food complex of Chiba prefecture!

すき家チラシ英語版‏
千葉県内のすき家で働くみなさん。食品コンビナートで働くみなさん。
Dear colleagues working hard in “Sukiya” and the food complex of Chiba prefecture!

5月29日のすき家ストライキを応援してくれた多くのみなさんに心から感謝を申し上げます。ありがとうございました。
We, Chiba Amalgamated General Union, express our wholehearted thanks for your support to the strike on May 29 in GFF-Funabashi (Global Food Factories), supplier of ingredients to many Sukiya houses. Note: Both GFF and Sukiya are subsidiaries of “Zensho” Holdings.

すき家ストライキは大きな反響を呼びました。組合事務所には取材や問い合わせが殺到しました。新聞や雑誌などにたくさん取り上げられました。
The response to our strike was enormous. Our union office was flooded with inquiries and interviews. Many newspapers and magazines reported about us

すき家で働く者の労働条件改善を求めて、日本中で大勢の労働者が休暇や欠勤、早退などのさまざまな形態でストライキに参加しました。議論はいろいろありましたが働く者の声が社会を動かしたことは間違いありません。
On May 29, a large number of colleagues working in Sukiya all over Japan stood up for walkouts in a variety of ways: taking leaves, absence and early leaving etc. Our strike triggered various arguments. We are convinced that angry voice of working people has surely shaken the whole society.

ここまで社会問題化してもなお、すき家(ゼンショー)は「ストで閉鎖になった店舗は1店もない」と言って労働者の怒りの声をことさら小さく描き、ワンオペ(1人勤務)などの過酷な労働条件を開き直っています。会社とユニオンショップ協定を結ぶゼンショー従業員組合会(ZEAN)も働く者の環境がここまで悪化するまで放置してきた責任を棚上げしてストを批判しています。
Ignoring the fact that the issue has been evidently recognized as a serious social problem, Sukiya and Zensho dare to undermine strong anger of working people. Insisting that they had got no information of closure of eatery due to walkouts, they defiantly declare their policy of maintaining rigorous working conditions such as “late-night shift of one person”.
ZEAN (Zensho Employees Association Network), the biggest union in Zensho, which seals union-shop contracts with Zensho, is criticizing our strike, while it refuses to take responsibility for letting these poor working conditions unsolved.

すき家と従業員組合は働く者の声と真摯に向き合うべきです。「店長が常駐しない」「ワンオペの負担増」「サービス残業が常態化」「スタッフ間の意思疎通が図りにくい」「働くモチべーションの維持が難しい」……。時給1500円は世界の労働者の標準要求です。8時間労働制と同じように世界の標準(最低)賃金にすべきです。
Sukiya and ZEAN should immediately listen to the voice of working people seriously. They are insisting: “Manager is not nominated”, “One person operation is too straining”, “Staff members feel difficulties in communication”, “Terrible working conditions hinder motivation” etc.
Hourly rate of 1,500 yen (15 $) is a minimum standard demand of workers all over the world. In line with eight-hour workday, it should be strictly maintained as minimum wage standard.

団体交渉の早期実現へ We demand collective bargaining as early as possible!

ちば合同労組は、一刻も早くすき家との団体交渉を実現し、ワンオペ(一人勤務)の廃止や大幅賃上げ、工場における2ケ月単位の不安定な雇用形態などを改善するために全力を尽くします。団体交渉は開催日時や場所の折衝に入っています。
We, Chiba Amalgamated General Union, will make our utmost effort to hold collective bargaining with Sukiya and/or Zensho as early as possible, and endeavor to abolish “one person operation” system, realize big wage hike and improve the employment system which is practiced now as unstable 2-month limited term.
Now we are going into negotiation for a time and venue of collective bargaining.

食品コンビナートで働く労働者のみなさん。
ちば合同労組は、あらゆる職場に労働組合をつくることができる地域の労働組合です。労働組合は、労働条件の維持改善のためにつくられた、労働者による、労働者のための、労働者の自主的な団体です。一緒に職場に労働組合をつくりましょう。
Dear colleagues working in the food complex!
We, Chiba Amalgamated General Union, are a regional labor union operating to organize labor unions in any and every workplaces.
Labor union is workers’ autonomous organization to maintain and improve working conditions by and for workers. Let’s organize labor unions in your respective workplaces!

2014年7月7日 ちば合同労働組合
7 July, 2014 Chiba Amalgamated General Union
Phone:  043-225-2207 E-mail:  chiba_goudou@yahoo.co.jp

介護労働の現場から〈15-2〉自立できる②

介護労働の現場から〈15-2〉
2014年7月31日

自立できる②

Aさんは入所した日、トイレに案内したらスタッフを突き飛ばして逃げ、それ以来トイレに近づかない。自立しているのに排せつはリハビリパンツとパット対応だ。その交換にも抵抗が強く、Aさんの排せつは大課題になっていた。
私はいきなりトイレに入らず、雑巾を持って手前の廊下拭きをAさんとやった。「花が咲いてるよ」「AさんのTシャツも花が咲いてるね」。認知症の人は聞こえているが返事はしないからスタッフは独り言のように言う。しかし、スタッフが自分に関心を持ってくれて話しかけてくれていることは確実に認識されている。いわば、心の会話なのだ。
トイレの前に来た。〈トイレ〉の札はあらかじめ外してある。「このドアも拭いてみようか?Aさん拭けるかな」。Aさんは負けず嫌い。長女で、自分の進学をあきらめて働き、弟妹たちを進学させることに情熱をそそいでいたことが今の彼女の尊厳を支えている。子どもたちも揃って国立大学に進学させた教育ママなのだ。「…しましょうか」と遠回しの命令をされるのが嫌い。「……できるかな?」と言うと、気が向かなくてもやる。
「おぉ、できたね。では、次にこのガラスを拭けるかな? これはガラス拭きでやるんだよ。泡でるよ」。Aさんは一生懸命、ガラスについた泡を拭いている。中のトイレがみえるからパニックを起こすかも知れない。
「中見えた?」とわざと中をのぞいてみてもらう。トイレだとわかっているのか、いないのか、返事がない。
「中も汚いのよ。いっしょにきれいにしようか」。ドアを開けて、まず、ドアのトイレ側を拭いてもらう。私は便器が見えないようにトイレに腰かける。
「Aさん、私うんちしたくなっちゃった。今やってもいい?」
Aさんが私を見て笑った。「しょうがないね。そこを掃除しようと思ってたんだよ」「じゃ、すぐやるね。私はトイレ早いんだよ。そこで待ってて」。さぁ急いで急いで、やるふりをし水を流す。
「あは、すっきりした。じゃ、トイレの掃除始めよか」。女性の高齢者は長年の主婦経験を持っている。姑の下で手抜きを許されない家事をこなしてきたのだ。「すごいね。Aさん、きれいになったよ。みんなトイレ汚すからね。明日からピッカピカにしようね。すごい、すごい…」。
なんか自立大作戦の一日目はうまく行きすぎ。その後、紆余曲折やムラはあったが、Bさんの床拭き、Aさんのトイレ掃除は彼女たちの日課になった。Aさんは、掃除を始めた一週間後には不完全ながらもトイレで排せつをするようになった。
Bさんはその後、新築の大規模な特養の個室に移り、約半月後に居室で亡くなった。徘徊のため居室から出してもらえず、トイレで溺死という不可解な死因が伝えられた。クイックルを見るたびにBさんを思い出す。
(あらかん)
(ちば合同労組ニュース49号から)

介護労働の現場から〈15〉介護施設の1人夜勤を禁止しよう/2人夜勤の夢

介護労働の現場から〈15〉
2014年7月2日

介護施設の1人夜勤を禁止しよう/2人夜勤の夢

すき家では夜間、アルバイト1人で一店舗を切り盛りする「ワンオペレーション」(ワンオペ)があまりにも過酷だと退職が相次ぎ、ストライキの理由にもなっている。でも、介護業界では1人夜勤はごく当たり前の現実がある。
夜勤は16時間連続勤務
介護業界はほとんどが日勤と夜勤の二交代制。日勤8時間、夜勤は午後5時~午前9時までの16時間勤務。
労基法により夜勤は2時間以上の休憩と午後10時~午前5時までは25%以上の割増賃金がつく。
1勤務の労働日は2日で換算され、月給で夜勤手当は1回3~6千円、パート時給で1回1万2~5千円くらい。正社員は、日勤だけでなく月に4回以上の夜勤が入る ことが多い。
地獄の1人夜勤
夜勤の職務内容は以下の通り。
PM5時 出勤 申し送り 入居者を食堂に移動 配膳 食事介助
PM7時 就寝介助(口腔ケア、トイレ介助、パジャマに着替え、ベッドに移乗 バイタルチェック)
PM9時~翌6時 1時間毎の巡回、おむつ替え、体位交換、トイレ誘導、個別コール、センサー対応
AM6時~ 起床介助(洗面、トイレ介助、着替え、食堂移動)
AM8時 食事介助、申し送り、記録
その他に、洗濯たたみやおむつ補充、薬セット、掃除、行事準備、食事作りなどの雑務が入る。
夜の何十人もの要介護高齢者は眠り人形ではない。昼夜逆転、頻回のナースコール、トイレ頻回、ベッドからの転落、妄想、徘徊、転倒。バイタル悪化…。それらがよく同時多発に起きる。
認知症の利用者には、「ちょっと待ってて」というのが通じない。
例えば、排せつを数分待たせておいただけで失禁、廊下が濡れ、それで他の利用者が転倒。二人分の着替えと掃除の後始末をやってると、徘徊常習者のベ ッドサイドのマットセンサー受信機が鳴り、駆けつけると、居室にはいない。施設中を探し回る。他の居室で寝ている人に馬乗りになっていたり、台所で火遊び、洗面台で水遊び。認知症は想像を超える行動を引き起こす。
湧き上がる虐待(怒鳴ったりすることだよ)やネグレクトと紙一重の感情を抑えながら、いつもPHSや個別コール、センサーの受信機をカゴいっぱい持ち、一晩中階段上り下りしながら、施設内を走りまわっている。
休憩なんてとれるはずがない。地震火事、容体急変などの緊急対応不可能。不安で夜勤入りの日はうつ状態。夜勤が原因で心身を壊し離職する人も多い。
1人夜勤は国のお墨付き
介護保険では、昼間は3名の利用者に対して職員1名以上という配置基準があ るが、夜勤の配置基準はなく、人員削減は青天井状態。ただ、介護保険のサービス評価制度に「夜勤職員配置加算」があり。41床以上なら職員2名配置すれば、利用者1人1日240円の加算がつく。それが、40床以下は1人夜勤で仕方ないという経営側のいいわけになっている。
夜勤専従
夜勤一人配置でも施設では夜勤をやる職員が不足し、夜勤専従でパートや派遣を雇う施設も多い。驚くことに、昼間の仕事後のダブルワークも多い。事故や高齢者虐待に夜間が多いのは、一人夜勤体制やダブルワークが大きな要因としてある。
二人夜勤の夢
コンビニだってファミレスだって、交番だって、夜間は複数勤務だ。これらは労働運動の成果ではなく、国や業界の深夜労働に対する常識的な判断だ。 それなのに人の命を預かる介護が1人夜勤でいいはずはないし、家族を1人夜勤の施設に預けるのは危険だと思う人も多い。
1人夜勤問題はつまるところ、少ない介護報酬では限界があるとして野放しにされている。来年の介護保険法改正で政府は介護サービス削減の方向だ。すき家のストライキを見習って、介護でも1人夜勤撲滅キャンペーンを全国の施設でやろうよ。
私は、すき家ストライキに2人夜勤の夢を見る。
(あらかん)
(ちば合同労組ニュース48号から)

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すき家、団交への回答は「6/13日まで猶予求める」要請が

ゼンショー・すき家で働くみなさん

ちば合同労組の団体交渉の申し入れに対し、6月13日までの回答猶予を求める要請がありました。当組合は、同日以後すみやかに団体交渉の場をもつこと、さらに以下の4点について解明を求め、その回答を条件に猶予を承諾しました。

株式会社ゼンショーについて、地域運営会社7社への分社化に伴う従業員の移籍について、正社員登用や有給休暇の引き継ぎその他の労働条件はどうなっているのか

株式会社ゼンショー分社化に伴う株式会社GFFの今後の見通し、従業員の雇用関係、船橋工場の今後の稼働の見通しなどについて

すき家店舗の閉鎖などに伴い、株式会社GFF船橋工場においても減産が生じ、従業員の就労時間が減少しています。船橋工場の今後の稼働の見通し、あるいは減産に伴う労働時間および賃金の減少の補填、あるいは雇用確保などの具体的な方策について

全国のすき家店舗におけるワンオペレーションの実施状況について

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ゼンショー・すき家で働くみなさん、ぜひ労働組合に加入して一緒に団体交渉を行いましょう。

(組合費) 定額1000円

(団体交渉) 組合に未加入でも組合の委任があれば参加できます。まずは連絡をください

(連絡先) 住所: 千葉市中央区要町2―8 DC会館

電話: 043(225)2207 メール: chiba_goudou@yahoo.co.jp

(カンパの送り先)
ゆうちょ銀行 〇二九(ゼロニキユウ)店 当座 0096870 チバゴウドウロウドウクミアイ

組合ニュースNo.47(2014/06/01)より

すき家で働くみなさんに訴えます

5月15日の東京新聞で「すき家さらに28店舗休業」の報道がありました。すき家は「採用状況が好転してきた」として再開に自信をみせてるようです。ちなみにアルバイト募集要項をネットで調べてみると店舗によって時給980~1500円とばらつきがありますが、時給1500円まで上げないと人が集まらない今回の事態の深刻さを浮き彫りにしています。
本来、外食産業の労働者はもっと胸を張っていい存在です。家事労働(食事の準備・片づけ)から多くの人を解放し、社会進出を助けています。なにより食事が生活を支え、社会に貢献していることはいうまでもありません。
なのに、すき家の状況はどうでしょう?
食の本質を理解しない「すき家」は金もうけのための道具としてしか労働者を見ていません。すき家資本は労働者のことを考えているのなら全員時給1500円、儲かってるところは忙しいだろうから人を増やすぐらいのことは考えるべきです。
ところが、儲かるところは時給1500円で超強労働、もうけが少ないところは1000円以下で強労働、採用状況が変われば人は集まるから労働環境など考えない、いつ辞めても構わないというのが会社の考えのようです。
6月に地域ごとの分社化が行われると発表されています。国鉄の分割・民営化の時は闘う労働組合が攻撃され、労働条件の劣悪化がひきおこされました。すき家の分社化も店舗の再編・統廃合、人員削減・人件費の節約、などが引き起こされると思います。
これにくわえて、「労働者の反乱」とマスコミで報道された事態の責任を労働者に擦り付け、すき家に批判的な労働者、労働者のことを少しでも考えている仲間の排除がはじまると思います。国鉄の時と同じように!
「ちば合同労働組合」は誰でも個人で加入できる地域の労働組合です。すき家の労働者は正規・非正規の違いを乗り越え、「ちば合同労働組合」に加入しよう。
(委員長・諸町三夫)
(※この原稿は5月29日のストライキ以前に書かれたものです=編集者)
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すき家工場でスト決行

5月29日「肉の日」のストライキ実施に対し予想をはるかに超える反響がありました。たった一人の、しかも工場でのストではありましたが、全国で唯一スト権を行使したストライキとして少なくない意義はあったのではないかと考えています。
船橋工場ではスト通告に拍手が起き、出勤時に何人も同僚が笑顔で声をかけるなど手応えを感じました。
「すき家」の過酷な職場実態を社会問題化させたのは、全国の「すき家」で働く労働者の声と力です。ちば合同労組は、この声と行動を支持し、ともに進んでいきます。
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すき家スト報告

5月29日はちば合同労組にとって「もっとも歴史に残る一日」となりました。すき家・ゼンショーに対する諸町委員長のたった一人のストライキの一報が全国をかけめぐっています。
29日早朝、スト支援の組合員が京成船橋競馬場駅前で京葉食品コンビナートの労働者に「ストライキ」の訴え。次々にチラシが受け取られ、諸町委員長の同僚が「頑張ってね」と声をかけてきました。
全国ではすき家ストライキの報道がかけめぐり、事務所には一日中、マスコミからの取材が殺到。電話が鳴り止まない一日となりました。ホームページにアクセスが殺到し、サーバーもダウンしました。ちば合同労組の名前が一気に全国化したのです。
ゼンショーの株価は急落。取材に「ストは一店舗もない」と居直る始末です。
4つの要求が、すき家で働く労働者のみならず、外食産業のみならず非正規職で働く労働者の心をとらえたのです。一人の行動がこの時代を動かしたのです。
これは闘いの始まりにすぎません。諸町委員長への解雇や工場ごとの閉鎖も予想されます。諸町委員長の闘いを守り、組合の団結をもっと強くしていきましょう。
ゼンショーは「フード業界ナンバー1を目指す」と豪語しています。私たちは「地域労組ナンバー1」を目指し、明日からともに歩んでいきましょう。
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労働学校のご案内

 団結は当然だ! 団結はアートだ!!
団結は無敵だ!!!

「組合員の9割が非正規職」――この中で団結をつくって闘う組合が東京にある。
東京ゼネラルユニオン(略称=東ゼン労組)だ。
東ゼン労組は、多国籍・多民族からなる在日外国人を中心に出版、金融、語学、外食産業など、組合員の属する職種・業界で組織されている。
結成は、2010年4月。全国一般労働組合東京南部から分離・独立した「若い」組合だ。この4年間に支部も2桁に増やし、多くの国籍の外国人労働者を組織し、組合員も毎年増加。ALT(小中学校に配置される外国人教師)などの学校教師が多く、低賃金で不安定な雇用であり、待遇改善を闘っている。
東ゼン労組は“組合に入るのは東ゼンだ!”をモットーに「競争に基づく社会でなく、協力に基づく社会を志向する。支援や励ましを仲間からもらい助けられた人は、つぎは自らが同じように仲間を支援する。そのことが喜びにつながることを望む。そしてそれは、胸がわくわくするような楽しいものでなければならない。団結活動は、労働組合にとって最大のアートである」(結成宣言)というユニークな理念のもとで労働者の主体性をベースにおいた組合活動を続けている。
この多彩な国籍の外国人労働者たちをまとめる委員長・奥貫妃文さんが労働学校に来られます。組合員のみなさんの参加をお願いします。

【労働学校実践編】 労働法制全面改悪といかに闘うか
6月28日(土)13時~(講師) 奥貫妃文(東ゼン委員長) 労働学校案内

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労働者ができること(東ゼン労組HPより)

今の時代において、「労働組合」の存在意義とは何でしょうか。現在、経営者、ときには政府も一緒になって、ありとあらゆる手を使って、労働者の労働力を安く買い叩こうとしています。「グローバル化の推進」と言いながら、実際にやっているのは、労働者の間に序列をつけて、ほんの一握りの〝優秀な労働者〟にだけ高収入を保証し、それ以外の圧倒的多数派である〝普通の労働者〟に対しては、際限なき労働条件の悪化と不安定化を押し付けようとしています。経営者たちは、労働者間で職場で生き残るための醜い競争をさせて、それを雲の上から眺めてせせら笑っているかのようです。
こうした動きに対して、労働者ができることはなんでしょうか。答えはひとつ。とてもシンプルなことですが、労働者の間で競争するのではなく、あらゆる職場、あらゆる職種。あらゆる雇用形態の労働者が団結をすることです。具体的には、あなたの職場の隣の席で仕事をする同僚のことを、ライバルとしてではなく仲間としてみることです。そして、労働組合とは、あなたの労働条件ではなく、まずは隣の仲間の労働条件を改善するために、あなた自身が行動するための場所です。「なんで私が人のために…」と思うかもしれませんが、このような労働組合の力が真価を発揮した時、確実にあなたの労働環境も良くなっているはずです。
東ゼン労組は、組合員一人ひとりが方針を決め、 民主主義的プロセスを徹底させて運営しています。東ゼン労組は、現在21カ国の国籍の組合員がいて、言語や慣習の違いから争いになることもしばしばありますが、そのときには、お互いを尊重しながらとことん話し合います。そしてもし、あなたが組合内でトラブルや悩み事を抱えたときには、規約審査委員会にただちにうったえることができます。
東ゼン労組は、あなたの力を必要としています。あなたが東ゼン労組で労働者の権利を守り、より大きく広げていくためにさまざまなアクションを起こしてくださることを、心から願っています。

東ゼン労組執行委員長 奥貫妃文

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労働学校へご参加を

DC会館では毎月、労働運動について学ぶ労働学校が開催されています。ちば合同労組は組合として団体受講しています。組合員のみなさんの受講をお願いします。第1回、第2回は、ちば合同労組の白井書記長が講師を務め、組合員も多数参加し、講義の後の懇親会も含め大いに盛り上がりました。ぜひお気軽にご参加ください。

【基礎編】 新自由主義との闘い
6月21日(土)・7月19日(土)13時~
DC会館2階(JR東千葉駅前)
(問い合わせ)043(225)2207 労働学校案内

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【編集後記】

小泉政権が誕生し、2002年から07年、戦後最長の「いざなぎ景気」を超える73カ月間の景気回復が続きました。しかし、業績が回復したのは企業だけで労働者の所得は横ばいか下落傾向を示したのです。正社員が減り、非正規雇用が4割に迫りました。
ようするに労働者の賃金を下げ、正社員をリストラすることで企業収益が増えただけだったのです。以前の好景気とはまったく異次元なことが起きていたのです。1980年代の国鉄分割・民営化以後、労働組合運動の後退はとどまることを知らず、企業側が労働者側を圧倒する20年でした。
すき家はまさしくその典型でした。他の牛丼チェーンと比較して2倍以上のメニュー数、カウンター席を倍するテーブル席、そして地獄の1人勤務(ワンオペ)。ただひたすら労働者を奴隷のように低賃金でこき使って外食産業トップにのし上がったのです。
少し前に流行った言葉ですが、「われわれは反撃を開始する。ブラック企業は労働者の怒りと行動力を思い知れ!労働者は自らの力を自覚する時が来た!」なのです。(S)

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