「棘2」上映会 船橋で盛況に開催

組合活動

「棘2」上映会 船橋で盛況に開催

170人が参加〝千葉でも支援陣形を〟

 9月23日、船橋市勤労市民センターホールで映画「棘2」上映会が約170人の参加で盛況に開催されました。
 関西生コン業界において産業別労働組合として画期的な成果をつくりだした関西生コン労働組合の武委員長を描いた映画で、戦後最大規模とも言われる弾圧を受ける同労組の支援のために有志で実行委員会をつくり千葉で初めての上映となりました。ちば合同労組も実行委員会に加わり、組合員が当日の運営スタッフを担いました。
 地元習志野の声楽家・戸田志香さんの司会で、安田健一さんが主催者あいさつ。
 約65分の上映後に、杉浦弘子監督、平林猛プロデューサー、関生支部の武谷新吾書記次長、なのはなユニオンの鴨哲登志副委員長、動労千葉の関道利委員長、関西生コン労働組合の弾圧を許さない東京の会の金元重共同代表が発言しました。
 労働組合の団体参加や組合OB、あるいは住民団体や議員などの多数の参加がありました。また東京新聞などでも紹介され、記事を読んで参加されたと思われる人も多かったです。
 アンケートの感想の一部を紹介します。
 「「闘う労働者は皆表情が良いです。正しく生きているから?」「労働組合は大事だと思いました」「このような不当なことが普通に行われてしまうことが恐ろしい。知らないでいることはもっと恐ろしく、やはり団結の力ではね返すこと、ぶれないこと、信念を持ち続けることの大切さを感じました」
 「武さんの〈経営者が弱っている時は労働者の力が強くなるチャンスの時〉という言葉を聞いて、あらためて今が闘う時、仲間をつくるために声を上げる時だと思いました」「闘わなければ権力につぶされてしまう。武委員長の今後も頑張ってほしい」
 「武委員長の闘魂、関生の皆さんの不屈の戦い、感動しました」「武委員長の優しい顔と力強い決意、人のために拘留のつらい生活を乗り越える芯の強さに心打たれました。闘いはまだまだ続くのでしょうが、応援したい気持ちです」

 ちば合同労組ニュース 第135号 2021年10月1日発行より