映画『明日へ』―イーランド争議描く
生活(いのち)をかけた510日間、突然解雇された女性従業員の感動の物語――韓国映画『明日へ(原題「カート」)』。
韓国の大型スーパー・イーランドで実際にあった労働争議をモデルに、非正規の女性労働者たちの闘いを描く映画です。有名女優なども出演し、韓国で大ヒットしました。まだ見てないので以下は公式サイトの紹介です。
入社5年目でようやく大手スーパーマーケット「ザ・マート」で正社員への昇格が決まったレジ係ソニ、シングルマザーのヘミ、ベテラン清掃員スルレらは、悪質なクレームや上司のイヤミにもひたすら我慢し、家族のために懸命に働いていた。
そんなある日、現場業務のすべてを外部に委託するという理由で、突如、会社から非正規雇用者全員に一方的な【解雇通達】が下される。準社員の立場から一転、職を失ってしまう運命となった彼女たちだったが、家族のため、そして自分の誇りを守るために、強大な企業権力を相手に解雇撤回を求めるために一致団結し、職場を取り戻そうと奮闘する……
モデルとなったイーランド争議の組合員は動労千葉と交流もあり身近な関係です。動労千葉は争議現場まで支援に行ったこともあります。残念ながら映画は千葉県の上映は終了し、残るはTOHOシネマズ新宿で12月3日までの上映です。一刻も早いDVD化を切に望みます。(S)
ちば合同労組ニュース 第65号(2015年12月1日発行)より