分会定期大会 新しい仲間も参加して

医療・介護

職場からの報告

分会定期大会「安心して働ける職場に」

新しい仲間も参加して新たな決意

 6月下旬に分会の定期大会を行いました。
 私たちは「安心して働ける職場をつくろう」「泣き寝入りや退職では何も解決しない。労働組合に結集して一緒に変えていこう」と訴えてきました。
 コツコツと日常活動を続けて、若干の楽しさや団結のすばらしさを実感しています。職場内でも労働組合に期待する声の広がりを感じています。3月の職場代表選挙も組合候補者が7割の票を得ることができました。
 一方で、会社側の労働組合への妨害も見据えなければなりません。私たち労働者は、日常活動において労働法規や制度もしっかり学び活用しながら闘っていかなければなりません。
 この1年間の活動としては一つ目に、組合員以外の労働者も参加できる茶話会を始めました。不規則な勤務のため不定期の開催ですが、職場の仲間の素の意見が聞ける貴重な場になっています。
 2つめは、衛生委員会の活用です。職場代表は、衛生委員の半数を労働者側委員として推薦することが労働安全衛生法で規定されています。
 衛生委員会は、職場の安全問題や労働者の健康にかかわる問題について調査審議する場であり、衛生員会を通じて、職場の労働者を丸ごと巻き込んで運動にしていきたいと思います。
 この間、労働基準監督署も活用して職場闘争をつくってきました。ただ法律はあくまで最低基準です。職場環境を変える原動力ははやり職場の団結と労働組合の力です。
 組織拡大については一進一退という状況ですが、定期大会には新しい仲間も参加してくれました。地道な職場活動を職場の人は見ています。「組合が賃上げを実現した」「組合の存在によって上司が簡単にパワハラできない」と。
 職場の労働条件を抜本的に改善するためには、まずはそれぞれの職場で労働組合をつくって、職場を超えて団結し、地域的な団結をつくる必要があります。まずは自分の職場に、わかりやすい闘いをつくりたいと思います。
 要求実現のためには力が必要です。その力は、私たち労働者こそが社会を動かしていること、その労働者が団結することの中にあります。この間、会社は違法な就業規則改悪を続けています。早急に団体交渉を開催し、労働条件を取り戻します。
 分会ニュースなどの広報活動も重視し、学習会なども積極的に行っていきます。ちば合同労組のユニオンカフェにも参加を呼びかけたいと思います。(ち合同労組A分会)

ちば合同労組ニュース 第108号 2019年07月1日発行より