ちば合同労組に ご相談ください

労働問題を一人で悩まず 相談してください。shiori-logo03
電話とメールでお受けしています。事務所に来ていただくのが一番ですが、ご都合で難しい場合は、ご希望の日時と場所へおうかがいいたします。

本人のご意思を尊重し、相談者の秘密は守ります。相談しただけで問題になることは絶対にありません。★面談での相談は ★事務所への行き方(地図)

郵政の仲間の皆さん なめられていませんか?

労働者なめんなよ!

fly20160929aお配りしたビラです

毎日のお仕事お疲れ様です。

唐突ですが皆さんのお仕事はきちんとお給料に反映されていますか?
会社というのは基本的に労働者側から上げろと要求しなければ賃上げをしません。バイクや車のメンテナンス、必要な設備も後回しです。会社はもうけた利益を労働者に回すより、さらに儲けるために使うからです。

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皆さんは「人件費を削れば会社の利益になります」など言われていませんか?その削った分が労働者に還元されるかというと、そんなことありませんね。
人件費を「無駄だ」と削ったのに、再びお金を労働者に回すわけがありません。「会社の利益=労働者の利益」なんて、とんでもないインチキです。

この根底にあるのは、労働者には気づかれないだろうとか、気づかれてもどうせ立ち上がらないだろうという舐め切った考えです。

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ではどうすればよいのか。たたかうしかありません。
個人で会社とぶつかり合ってもその場限りの会話で済まされ、あるときはなだめられ、ひどいときには報復を受けることもあるでしょう。
しかし法的に保障された労働組合としてやればこれらの懸念はなくなるのです。

みなさん、仲間を集めて団結しましょう。

元気ですかー! 団結すればなんでもできる!

一人でも入れる労働組合

ちば合同労組

〒260-0017 千葉市中央区要町2-8 DC会館1階
TEL:043-225-2207
Mail:union1@outlook.com
10:00~22:00(無休)
組合事務所へ来所相談は電話、メールで事前予約してください

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10月2日(日)
千葉労働者集会に行こう!

千葉県のたたかう労働者が
10月2日(日)に結集します。
たたかう労働運動とはなんぞやというそこのあなた!
職場から仲間を募って
ぜひ見に来ませんか
もちろん一人からでも大歓迎!

飛び入り可!ぜひご参加ください!

日時 10月2日(日)13時~
場所 DC会館(東千葉駅横)

第10回定期大会を成功させよう!

第10回定期大会を成功させよう!

別紙の通り、DC会館でちば合同労組第10回定期大会を開催いたします。すべての組合員の皆様のご出席を要請するとともに、職場のお仲間に組合加入と大会への参加の呼びかけをお願いします。
この1年間、昨年7月のユニオン習志野の結成に続き、医療・介護職場における分会や組合の結成など、職場に労働組合(分会)をつくるという組合結成時から目指してきた方向がようやく形になってきました。
何よりも職場の中で労働者が団結して闘うこと、職場の中から労働組合の芽をつくりだすこと、これを次の1年間の最優先課題にしたいと思います。その中でこそ、地域的な団結や闘いの経験の蓄積、相談や支援などのスタッフ体制など地域合同労組・ユニオンの長所が発揮されると思います。
安倍政権は「次の3年間で最大のチャレンジは働き方改革だ」として、次期国会においても、クビ切り自由化や残業代ゼロ(労働時間規制の撤廃)の法制化など、労働法制の転覆を目指しています。
「コストコは管理職以外は全員時給制」という記事が話題になっています。コストコは時給1250円で募集しています。しかし半数を占めるパート・アルバイトは週20~30時間以内の時給制。「家族を養うために週40時間働きたい」「社会保険に加入したいので30時間以上働きたい」と言っても知らん顔です。数年間を経てようやく正社員になっても時給制のままです。
安倍政権の提唱する「限定社員」「同一労働同一賃金」は、〝正社員〟という働き方を撤廃し、パソコン部品のように必要な時に必要な場所にはめ込むジャストインタイム(トヨタ生産方式)の雇用です。
n0074_01_01b 労働者の雇用や賃金のあり方が根本的に破壊されようとしています。これは世界中のテーマです。韓国やフランスでは高校生まで含めたゼネストになっています。ところが日本は有効な反対運動が組織されていない状況です。今こそ本当に労働組合を再生させる時がきました。
ちば合同労組は動労千葉とともに千葉県に闘う労働組合の新潮流をつくりだしたいと考えています。この1年で結成された拠点での闘いを前進させ、新たな闘いと団結の拠点をつくりだします。10月2日には千葉県労働者集会を開催する方向です。
区切りともなる第10回定期大会で活発な討論を行い、ちば合同労組はドーンと飛躍したいと思います。組合員の大結集をお願いします。
(書記長)

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メキシコ全土で教員が無期限スト

世界中で教員労働運動が高揚している

9・24根津公子さん船橋で講演会(記事4面)

ちば合同労組ニュース 第74号(2016年9月1日発行)より

実践的に考える職場と労働法-労使協定と過半数代表選挙

jissen-hou-1実践的に考える職場と労働法

労使協定と過半数代表選挙

労使協定が昔に比べるとずいぶん増えています。
労働基準法は、労働条件の最低条件を定めたものです。本来はすべての職場で必ず守られなければなりません。この規準を下回ることは、たとえ労働者が同意したものでも無効であり、使用者が違反すれば罰せられます。
ところが労使協定は、これとは反対の意味を持ちます。つまり罰則を伴う最低基準を守らなくても使用者は罰則を免れてしまう仕組みです。だから、労使協定の定めのある条文はすべて、その前に罰則を伴う本来の定めがあるのです。
最も有名なのは36協定です。36協定を結ぶことによって使用者は、労働者を週40時間・1日8時間を超えて時間外労働させたり、法定休日に労働させても、労基法違反には問われなくなります。
労使協定の法的効果を「免罰的効力」と言います。使用者にとっては罰則を回避する免罪符みたいなものです。労使協定が増えていることは、それだけ最低基準があいまいになっていることを意味します。
ちなみに「労使協定」と「労働協約」は別物です。協約は、団体交渉で労使の合意が成立した内容を書面化したものです。労働組合法14条は、労働協約は書面に作成し、両当事者が署名し、又は記名押印したものに法的効力を与えています。協定・覚書・確認書・了解事項…どのような名称やスタイルでも労組法14条に該当すれば労働協約です。
労働協約は、就業規則や労働契約よりも上位にあり、例えば労働協約で月給20万円と定めているのに、ある組合員は月給15万円の契約を結んだとしても、それは無効となり自動的に20万円に置き換えられます。

職場闘争の水路

もっとも、職場での実際の業務を進めたり、力関係などから協定に応じるしかない場合が多いとは思います。
しかし、労使協定の締結を通して、職場や組合の団結を強め、労働者の発言力を高めることはできるはずです。何しろ使用者が処罰を免れるための協定なのだから労使間の駆け引きは当然です。
労使協定の締結当事者は、過半数労働組合です。それがないときは労働者の過半数を代表する者となります。ところで労働基準法は、労働者の過半数を代表する者とあるだけで、その選出方法や任期は定めていません。
労働基準法施行規則によれば、①労働者の過半数を代表する者の適否を判断する機会が職場の労働者に与えられ、なおかつ②代表が使用者の指名など使用者の意向に沿って選出されてはならないとなっています。そして③挙手や投票など、当該事業場の過半数が支持していることが分かる民主的な手続きが必要――とされています。
労働組合員数がその事業場の過半数を組織している場合は、そのまま組合の代表者が過半数代表となります。やはり労働組合にとって過半数を制することは大きな使命です。また労働者代表選挙を労働組合結成に結びつけることもできると思います。代表選出選挙になれば、職場の中の運動や議論は活性化します。
いずれにせよ労使協定は、会社に免罰的効力を与えるわけですから労働者全体の労働条件に大きな影響を与えます。少数派の組合であっても団体交渉で労使協定の提示を要求することが必要です。会社派の多数組合が過半数代表者となっても、なんでも勝手に協定できるわけではありません。協定内容は労働者に告知する義務もあります。

法令上の労使協定

(※太字は、所轄労働基準監督署長への届出が必要な労使協定)

■労働者の貯蓄金をその委託を受けて管理する場合
■賃金から法定控除以外にものを控除する場合
■1ヶ月単位の変形労働時間制
■フレックスタイム制 / ■1年単位の変形労働時間制
■1週間単位の非定型的変形労働時間制
■休憩の一斉付与の例外 / ■時間外労働・休日労働
■割増賃金に代えて代替休暇を取得する場合
■事業場外労働のみなし労働時間制 / ■専門業務型裁量労働制
■年次有給休暇の時間単位付与 / ■年次有給休暇の計画的付与
■年次有給休暇の賃金を健康保険法に定める標準報酬日額で支払う場合
■衛生委員会・安全衛生委員会に労働時間等設定改善委員会の代替をさせる場合
■1歳6ヶ月に満たない子の育児休業の適用除外者
■要介護状態の対象家族の介護休業の適用除外者
■小学校就学前の子の看護休暇の適用除外者
■要介護状態の対象家族の介護休暇の適用除外者
■3歳に満たない子の育児のための所定外労働の制限の適用除外者
■3歳に満たない子を養育する者に関する所定労働時間の短縮措置の適用除外者
■65歳までの継続雇用制度の対象となる基準を定める場合
■雇用継続給付の支給申請手続を事業主が代理する場合
■雇用調整助成金の申請

ちば合同労組ニュース 第74号(2016年9月1日発行)より

連載・介護労働の現場から〈働き方編2〉自己オリエンテーション

連載・介護労働の現場から〈働き方編2〉

自己オリエンテーション

身体で覚えろ

職場であいさつ終われば、さっそく仕事。職場に回される前に座学研修やオリエンテーションがある施設も増えたが、介護はまだまだいきなり現場の業界。
最初から身体介護はやらせない。まずは、フロア(呼び方は施設によりいろいろだが利用者が居室以外に集まる部屋)での見守り。利用者が椅子やソファ、車いすで座っているのを「何にもしないで観てて」と言われる。お年寄りもこちらを見ている。正直つらい。しかし、それも半日程度。
午後になるとお茶くみや洗濯、掃除、下膳などの仕事を割り当てられる。このような家事的な仕事に対して、普段やり慣れなくてまごまごしていても、やり方などの説明はほとんどない。効率よく、ちゃっちゃとやって当然。
作業が終わって次に何をやる?ところが、さっき指示した職員も見当たらない状態のことも多い。こんなに人手不足なのに、現場職員は、新人ウエルカムの態勢ではない。
たとえ「わからないことは訊いて」と言われ、質問しても、職員が苛立っているのがわかる。業務に追われてるのに、つきまとっていろいろ訊いてくる新人がうっとうしい。なぜ、今日、私が教える係をやらなきゃならないわけという不満がありありと見て取れる。
たった一日で新人教育なんてものはなきに等しいと悟る。辞めてしまう人もいる。いまだにアタマでなく、身体で覚えろの前近代的な世界なのだ。いい加減な口伝えや勘に頼った働き方で、まともな人材は育つはずはなく、介護職の社会的評価も給料も低いままだ。

道順よりマップ

この少子化時代に、身体で覚えろでこき使い、ボロ雑巾のように捨てていくから人が定着しない。もうど根性部活路線はやめて、アタマで考える、合理的科学的で、専門性の高い労働者をめざそう。
そこで最初にオリエンテーション。中学一年生だって、入学式のあとはオリエンテーション。他業種でも常識的だが介護業界はほとんど存在しない。
n0074_03_01a まず、施設の概要や一日の仕事の流れ、職員の役割分担やシフトを知る。そのほうが早く仕事を覚えられ、混乱やトラブルを回避できるのに、オリエンテーション、まずない。
なければ作ろうよ。自己オリエンテーション。まず最初は施設内の平面図、配置図。入手するか作成する。位置情報に対して先輩が教えてくれるのは道順にすぎない。新人はグーグルマップで覚えるというわけだ。介護職員にきいてもダメなら、事務職や理学療養士、医務職なども協力してくれるかもしれない。先輩介護職を飛び越えて他業種と接触することには意味がある。(あらかん)

ちば合同労組ニュース 第74号(2016年9月1日発行)より

映画紹介『ブレッド&ローズ』ケン・ローチ監督

映画紹介『ブレッド&ローズ』

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ケン・ローチ監督。ビル清掃労働者の組織化を描く。タイトルは移民労働者が掲げたスローガンに由来。パンは最低限の生活、バラは豊かに生きるための尊厳を意味する。
主人公のマヤはメキシコ出身の労働者。ロサンゼルスに住む姉を頼りに国境を越えて米国に不法入国した。姉の紹介でオフィス街のビルで清掃員の仕事に就く。そこでは中南米諸国やロシアからきた移民労働者が働いていた。
マヤはある日、ビルに潜入した組合オルグのサムを助ける。サムは、彼女たちの賃金が20年前より低く、健康保険もないと指摘し、労働組合に誘う。興味を持ったマヤは職場の仲間と一緒に話を聞く。サムは、労働者たちの賃金がピンハネされていること、労働者の権利などを教えた。これを知った管理者が「次は解雇する」と脅迫、組織者が誰かを答えない女性労働者をクビにする。マヤは強い衝撃を受ける。会社の卑劣な分断を超えて労働者たちはしだいに団結していく……。
映画のモデルとなっているSEIU(サービス従業員国際組合)は、医療・介護、公務員、ビル清掃などを組織する全米最大の労組。「ジャニター(ビル清掃員)に正義を」キャンペーンは、業務委託に対応した組織化の戦略。ビル所有会社・管理会社は、ジャニターの直接雇用からビル清掃請負会社へ業務委託するようになったのだが、SEIUは委託元を真の雇用主として圧力をかけ組織化した。
SEIUは、労働運動の新潮流の代表格として有名だが、他方で「ストはやらない。交渉は本部役員」という古いビジネスユニオニズムの体質も。巨大労組で一筋縄ではいかない。しかし映画は参考になる。

ちば合同労組ニュース 第74号(2016年9月1日発行)より

根津公子さん 船橋で講演 9/24

いま世界で教育労働運動が熱い!

根津公子さん 船橋で講演

ストライキの国メキシコ

テレビで衝撃的な映像を目にした。世界中の辺境を旅するバラエティ番組「こんなところに日本人」。訪問先は中南米の国メキシコ。
レポーターが空港に着いた途端、ストライキが勃発。幹線道路が封鎖され、トラブル続きで目的地にたどり着けない。オアハカという町では死者も出る武力衝突も。茫然とするレポーターにメキシコ人たちは「よくあることだよ」と陽気に声をかける。
ストライキの主役は教師。教師たちが町の入口の幹線道路にピケット(検問所)をつくり、許可がないと町に入れない。レポーターも次第に「教師たちは大勢で炊き出しやっていてピクニックみたいで楽しそう」と変化。教師たちは公教育や先住民族の教育を守るために闘っているのだ。
メキシコの教師たちの闘いが米大陸の労働運動のルーツの一つも言われる。動労千葉とも交流があるUTLA(ロサンゼルス統一教組)のアーリーン・イノウエさんらが作成した『組織化の秘訣』(※)にこの精神が受け継がれています。ぜひ一読を。

先生たちが忙しすぎる

日本の教師たちはどうか。
「脱ゆとり」が加速する学校で追い詰められる教師。苦情対応・プリント・集金・書類作成……。多すぎる校務が「本業」を圧迫し、「授業に専念できない」の悲鳴。
「世界一忙しい」と言われる日本の教師。OECDの調査によると、教師の平均勤務時間が1週間で38・3時間。日本は1・4倍の53・9時間と最長。中・高校では「ブラック部活」と揶揄される、休日や夏休みも部活でサービス残業が強いられる。
指導内容にも政治が介入している。昨年の安保法制定とセットで自民党は「政治的中立を侵す教師の密告」を促すサイトを設立、教育現場に圧力を加えている。「学校から戦争は始まる」と言われるが、安倍首相は教師たちの反撃を何より怖いはず。

根津さんが船橋で講演

9月24日、教育現場で近年で最も闘った教師が船橋に来ます。東京都教育委員会の憎しみを一身に受け、クビをかけて闘った根津公子さん。
根津さんは、石原元都知事による「日の丸・君が代」強制に不起立を貫き、停職6か月の処分を受けました。
「次は解雇か」と言われる中でもあきらめずに闘いを継続。今年5月、最高裁判所が「停職処分は無効」の勝利判決を出し、根津さんの不起立闘争は勝利しました。
改憲・戦争や労働法制改悪の危機が叫ばれるなか、根津さんの勝利はとても勇気づけられます。メキシコのように明るく誇り高い教師・根津公子さんのお話を聞きに来て下さい。(組合員K)

(※)『組織化の秘訣』……少数派の組合活動家集団が現場労働者を組織し、多数派を形成。労使協調の執行部から労働組合を奪い返した闘いの教訓をまとめた手引き書。

ちば合同労組ニュース 第74号(2016年9月1日発行)より

11・6日比谷野音集会に大結集を

11・6日比谷野音集会に大結集を

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動労千葉などの呼びかけで11月6日、東京日比谷野外音楽堂において全国労働者総決起集会が開催されます。闘う労働組合の全国ネットワークをつくる集会です。ちば合同労組は組合として参加します。指定列車等は来月号でお知らせします。組合員以外の職場の仲間、友人・知人・家族を誘ってぜひともご参加ください。

ちば合同労組ニュース 第74号(2016年9月1日発行)より

【編集後記】

【編集後記】

9月13日から臨時国会が始まる方向で調整が進んでいる。安倍政権は「働き方改革が内閣の次の3年間で最大のチャレンジ」として、限定社員制度の確立のために解雇規制の緩和(クビ切り自由化)、労働時間規制の撤廃(残業代ゼロ制度)を狙う。来年4月の施行を目指した労働基準法の改悪案が継続審議になっている。労働時間規制の適用除外制度である「特定高度専門業務・成果型労働制(高度プロフェッショナル制度)」も労基法改悪案に入っている。さらには「フレックスタイム制の見直し」「企画業務型裁量労働制の見直し」など労働時間規制の緩和がオンパレードだ。裁量労働制の見直しでは、営業職の大半がみなし残業になりかねない。かなり大変な事態。ちば合同労組も取り組みます。

ちば合同労組ニュース 第74号(2016年9月1日発行)より

雇用・労働法制をめぐる安倍政権の攻撃

〈ちば合同労組学習資料〉

雇用・労働法制をめぐる安倍政権の攻撃

ちば合同労働組合 2016/08/24 koyou-housei201608.PDF
このパンフレットは、
【1】労働者が団結して闘うことに展望を示したい。
【2】雇用・労働法制をめぐる安倍政権の攻撃。
【3】労働運動再生の道を示すCTS闘争。
――の3章構成の学習資料のうちの2章の部分を抜粋したものです。雇用・労働法制をめぐる安倍政権の攻撃の全体像を明らかにしたいと考えています。ご活用ください。

◎抜本的・根本的な安倍政権の雇用政策の転換

雇用・労働法制をめぐる安倍政権の攻撃は、本当に歴史的な転換、戦後労働法制の解体をめざす攻撃です。これは日本のみならずいま世界中で起きている問題です。
8月3日の内閣改造で、安倍首相が「次の3年間の最大のチャレンジ」という位置づけで「働き方改革」を提唱し、「働き方改革担当大臣」を新設しました。一億総活躍担当大臣が兼務しています。
安倍首相は記者会見で「最大のチャレンジは、『働き方改革』であります。長時間労働を是正します。同一労働同一賃金を実現し、『非正規』という言葉をこの国から一掃します」と述べています。
そして働き方改革担当大臣のもとに「働き方改革実現会議」も設置し、年度内をめどに、実行計画を策定すると言っています。

◎労働行政の大転換―労政審をまる無視

これ自体が労働行政の大転換です。建前とはいえ、労働問題は、使用者と労働者の利害が対立するので、労働法の改定や労働政策を変更するときには、厚生労働大臣の諮問機関である労働政策審議会(労政審)の審議や調査が必要という慣習・仕組みになっています。
労政審は、公益・労働者・使用者の各代表10人の計30人で組織される三者構成方式を採っています。これはILO(国際労働機関)の原則に踏まえたものです。たとえば最低賃金法には、最低賃金を決めるとき政府は労政審の意見を反映させなければならないと規定しています。労働基準法や職業安定法などにも書いてある。
もちろんこれは建前で、労政審の労働者委員はすべて連合推薦です。労働貴族がちょっと建前っぽいことを言って、多少の歯止めをかける措置がつけ加えて、全体としては承認していく仕組みです。1990年代以降、こういう構図で労働法の後退・解体がドンドン進行したことは間違いありません。
ともあれ「長時間労働の是正」だとか「同一労働同一賃金の実現」を言うならば、厚生労働大臣が労政審に諮問して進めるのが、これまでの通常の流れです。 Continue reading →

ユニオン習志野 仲間2人を取り戻す!!

ユニオン習志野 仲間2人を取り戻す!!

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ユニオン習志野の2人の組合員が7月12日、被害もない、被害者もいない、あり得ない詐欺罪をデッチあげられ不当逮捕されました。
ユニオン習志野は、障がい者枠で採用された青年労働者の解雇撤回の闘いを展開してきました。これまでに20数回、新聞報道され、職員・市民のみならず全国の注目を集めていました。
ユニオンによる団体交渉やビラ配布、宣伝活動やデモ、市議会での質問・追及や障がい者団体の抗議・申し入れなど、習志野市・宮本市長が追い詰められていたことは間違いありません。
数回の団体交渉が決裂したためユニオン習志野は7月中に提訴すべく裁判の準備を進めていました。「ついに宮本市長が法定に」と注目を集める最中、弁護士との打ち合わせの当日に今回の逮捕劇が行われたのです。
宮本市長は、市のゴミ収集業務を受託する清掃会社の労災死亡事故の隠蔽事件や、パチンコ業界などとの癒着など、多くの不正・疑惑がオンパレードの人物です。
労災死亡事故の隠蔽を行った清掃会社は市長の後援会長が経営する会社で、防犯協会の会長も務める人物です。市長・後援会長(業界)・習志野警察署の「黒い三角形」は、多くの市民の知るところなのですが、反対や批判の声を暴力的に圧殺してきたのです。

ユニオン習志野は、労災死亡事故を追及する闘いを展開する中で結成された労働組合で、この間は不当解雇撤回闘争を展開し、果敢に宮本市長を追い詰めてきました。
習志野市政や宮本市長の黒い噂を知る人びとは新聞記者なども含めて例外なく「これは百パーセント政治的弾圧」と断定するような今回の逮捕事件だったのです。
「逮捕されるべきは宮本市長だ!」――この声が圧倒的に支持を集めました。習志野警察署に対する抗議闘争では、「うるさい」と出てきた周辺住民が「気の済むまで訴えて下さい」と快諾し、千葉地裁前で真実を暴き不当弾圧粉砕を訴えるビラに激励が殺到しました。ビラを手にした取り調べの刑事が「デタラメばかり書いて、市民が信じたらどうする」と血相を変えたそうです。市庁舎ではユニオンメンバーが職員にユニオンニュースを配りました。

極めつけは7月21日の勾留理由開示公判です。若い裁判官でしたが、上役の人間に指示された以外のことは話さないという没主体の対応でしたが、弁護士や傍聴席の追及に、次第に落ち着きをなくし、動揺する様子。翌日、裁判の様子は異例の新聞報道で「裁判官は追及に何も答えられず」と報道されました。
p0073_01_01b 結局、裁判翌日(22日)に2人を取り戻しました。これも新聞報道されました。釈放まで報道されるのは珍しく、いかにひどい政治弾圧かを示しています。

仲間の存在こそが解雇や弾圧を打ち破る力です。仲間を取り戻すために闘うユニオン、仲間のためには絶対に反撃するユニオン。これが弾圧を打ち破る力です。本当にありがとうございました。
ちば合同労組ニュース 第73号(2016年8月1日発行)より

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