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雇用・労働法制をめぐる安倍政権の攻撃

〈ちば合同労組学習資料〉

雇用・労働法制をめぐる安倍政権の攻撃

ちば合同労働組合 2016/08/24 koyou-housei201608.PDF
このパンフレットは、
【1】労働者が団結して闘うことに展望を示したい。
【2】雇用・労働法制をめぐる安倍政権の攻撃。
【3】労働運動再生の道を示すCTS闘争。
――の3章構成の学習資料のうちの2章の部分を抜粋したものです。雇用・労働法制をめぐる安倍政権の攻撃の全体像を明らかにしたいと考えています。ご活用ください。

◎抜本的・根本的な安倍政権の雇用政策の転換

雇用・労働法制をめぐる安倍政権の攻撃は、本当に歴史的な転換、戦後労働法制の解体をめざす攻撃です。これは日本のみならずいま世界中で起きている問題です。
8月3日の内閣改造で、安倍首相が「次の3年間の最大のチャレンジ」という位置づけで「働き方改革」を提唱し、「働き方改革担当大臣」を新設しました。一億総活躍担当大臣が兼務しています。
安倍首相は記者会見で「最大のチャレンジは、『働き方改革』であります。長時間労働を是正します。同一労働同一賃金を実現し、『非正規』という言葉をこの国から一掃します」と述べています。
そして働き方改革担当大臣のもとに「働き方改革実現会議」も設置し、年度内をめどに、実行計画を策定すると言っています。

◎労働行政の大転換―労政審をまる無視

これ自体が労働行政の大転換です。建前とはいえ、労働問題は、使用者と労働者の利害が対立するので、労働法の改定や労働政策を変更するときには、厚生労働大臣の諮問機関である労働政策審議会(労政審)の審議や調査が必要という慣習・仕組みになっています。
労政審は、公益・労働者・使用者の各代表10人の計30人で組織される三者構成方式を採っています。これはILO(国際労働機関)の原則に踏まえたものです。たとえば最低賃金法には、最低賃金を決めるとき政府は労政審の意見を反映させなければならないと規定しています。労働基準法や職業安定法などにも書いてある。
もちろんこれは建前で、労政審の労働者委員はすべて連合推薦です。労働貴族がちょっと建前っぽいことを言って、多少の歯止めをかける措置がつけ加えて、全体としては承認していく仕組みです。1990年代以降、こういう構図で労働法の後退・解体がドンドン進行したことは間違いありません。
ともあれ「長時間労働の是正」だとか「同一労働同一賃金の実現」を言うならば、厚生労働大臣が労政審に諮問して進めるのが、これまでの通常の流れです。 Continue reading →

ユニオン習志野 仲間2人を取り戻す!!

ユニオン習志野 仲間2人を取り戻す!!

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ユニオン習志野の2人の組合員が7月12日、被害もない、被害者もいない、あり得ない詐欺罪をデッチあげられ不当逮捕されました。
ユニオン習志野は、障がい者枠で採用された青年労働者の解雇撤回の闘いを展開してきました。これまでに20数回、新聞報道され、職員・市民のみならず全国の注目を集めていました。
ユニオンによる団体交渉やビラ配布、宣伝活動やデモ、市議会での質問・追及や障がい者団体の抗議・申し入れなど、習志野市・宮本市長が追い詰められていたことは間違いありません。
数回の団体交渉が決裂したためユニオン習志野は7月中に提訴すべく裁判の準備を進めていました。「ついに宮本市長が法定に」と注目を集める最中、弁護士との打ち合わせの当日に今回の逮捕劇が行われたのです。
宮本市長は、市のゴミ収集業務を受託する清掃会社の労災死亡事故の隠蔽事件や、パチンコ業界などとの癒着など、多くの不正・疑惑がオンパレードの人物です。
労災死亡事故の隠蔽を行った清掃会社は市長の後援会長が経営する会社で、防犯協会の会長も務める人物です。市長・後援会長(業界)・習志野警察署の「黒い三角形」は、多くの市民の知るところなのですが、反対や批判の声を暴力的に圧殺してきたのです。

ユニオン習志野は、労災死亡事故を追及する闘いを展開する中で結成された労働組合で、この間は不当解雇撤回闘争を展開し、果敢に宮本市長を追い詰めてきました。
習志野市政や宮本市長の黒い噂を知る人びとは新聞記者なども含めて例外なく「これは百パーセント政治的弾圧」と断定するような今回の逮捕事件だったのです。
「逮捕されるべきは宮本市長だ!」――この声が圧倒的に支持を集めました。習志野警察署に対する抗議闘争では、「うるさい」と出てきた周辺住民が「気の済むまで訴えて下さい」と快諾し、千葉地裁前で真実を暴き不当弾圧粉砕を訴えるビラに激励が殺到しました。ビラを手にした取り調べの刑事が「デタラメばかり書いて、市民が信じたらどうする」と血相を変えたそうです。市庁舎ではユニオンメンバーが職員にユニオンニュースを配りました。

極めつけは7月21日の勾留理由開示公判です。若い裁判官でしたが、上役の人間に指示された以外のことは話さないという没主体の対応でしたが、弁護士や傍聴席の追及に、次第に落ち着きをなくし、動揺する様子。翌日、裁判の様子は異例の新聞報道で「裁判官は追及に何も答えられず」と報道されました。
p0073_01_01b 結局、裁判翌日(22日)に2人を取り戻しました。これも新聞報道されました。釈放まで報道されるのは珍しく、いかにひどい政治弾圧かを示しています。

仲間の存在こそが解雇や弾圧を打ち破る力です。仲間を取り戻すために闘うユニオン、仲間のためには絶対に反撃するユニオン。これが弾圧を打ち破る力です。本当にありがとうございました。
ちば合同労組ニュース 第72号(2016年8月1日発行)より

16時間夜勤を合法化する労働基準法

jissen-hou-1 実践的に考える職場と労働法

16時間夜勤を合法化する労働基準法

労働時間とは?

今回は「労働時間とは何か」を考えてみたい。長時間労働の問題など論点は多様ですが今回は職場闘争の観点から。
労働時間はいつ、どこで、どんな態様で始まるのか。門から? タイムレコーダー打刻? 更衣室? 作業着手?
資本主義社会では、「時間」をめぐる問題は最も〝本質〟に関わる問題です。どんな経営者も、自分が支払った賃金以上に労働者を働かせることを最初から意識しています。〝時は金なり〟です。資本家は1分でも多く働かせたい。労働時間をめぐる闘争こそ労働組合にとって最も古く、そして中心的テーマです。
資本家は、単に8時間の労働力を買っただけではありません。その「瞬間刻々」を最大限の強度で使用したい。また機械や技術が陳腐化する前にできれば24時間リレー制で働かせたいと願っています。

実働1日38分増

かつて日本の工場は、工場の門を出入りする時間で労働時間を管理していました。8時始業なら8時に工場の門に滑り込んでタイムレコーダーに打刻すればセーフ。製鉄所など広い工場では、打刻後に構内バスで職場に行き作業着に着替えて仕事にかかるのが一般的でした。5時終業ならば4時半ぐらいに仕事を終え入浴して門まで行って5時に打刻すれば「終業5時」です。
これは経営者に言わせれば朝夕30分ずつ無駄に賃金を払っている。それで松下電器などで「現場到着制」が始まりました。工場の門にあったタイムレコーダーを作業現場に移動、職場に到着してから打刻させたのです。作業着に着替えて打刻、8時ジャスト作業開始!というわけです。
参考文献『労働基準法・実践の手引き』によれば三菱重工長崎造船所では、週休2日制とバーターで従来は労働時間とされた始業終業の関連行為(打刻・更衣・安全保護具の着脱・現場までの移動・洗面入浴など)がすべて時間外とされ、実働が1日38分延長されました。88年当時の年間出勤日数246日で掛けると「19日と3時間48分」、ほぼ1カ月の出勤日に相当する実労働時間の増加でした。
これに対する長船労組の闘いの成果がかの有名な「三菱重工業長崎造船所事件最高裁判決(作業着の着替えも労働時間/使用者の指揮命令下にあれば労働時間)」です。
私は不勉強でよく知らないのですが、職場闘争で有名な三菱長船労組です。その背後で激しい職場闘争を展開したはずです。研究課題です。

8時間制の解体

労働時間の原則(労働基準法32条)は「使用者は、労働者に、休憩時間を除き1週間について40時間を超えて、労働させてはならない」「使用者は、1週間の各日については、労働者に、休憩時間を除き1日について8時間を超えて、労働させてはならない」となっています。
お題目は画期的内容です。ですが法定8時間を強制する効力は実質ゼロです。使用者は36協定を締結して労働基準監督署に届ければ、時間外・休日にいくら長時間労働をさせても罰せられません。
しかも、36協定における上限となる労働時間についても労働基準法の定めはないのです。厚生労働大臣が上限を決めていますが(現在は週15時間・年360時間)、現実には「特別条項付き協定(エスケープ条項)」を許容しており無制限、そもそも過労死ライン(月80時間)超の限度時間を定める企業もあります。
調査によれば労働者代表と結ぶ36協定より労働組合と締結した方が延長時間は長い。

87年の大転換

介護施設では16時間の夜勤が当たり前です(ネットで検索してみて下さい)。なぜこんなに過酷な労働が合法なのだろうか!? 実は1987年の労基法改定で労働時間の大転換があったのです。
p0073_02_01a 労働時間の規定が「1日8時間・1週48時間」→「1週40時間・1日8時間」に変わりました(週40時間制に)。
「日」と「週」の位置が入れ替わったことに注意して下さい。もともとは1日の労働時間の上限があって、その上で1週の上限が決まっていました。ところが改定後は1週の労働時間の限度がまず設定され、1日8時間は1週40時間の〝割り振りの基準〟になったのです。
その狙いは変形労働時間制の拡大です。〈1日8時間の上限規制〉という考え方を解体して、平均して週40時間の枠内に収まれば良いという理屈を編み出したのです。
多くの介護職場で採用されている1カ月単位の変形労働時間制は、就業規則で一方的に制定できます。こんな過酷な働かせ方が〝合法〟だなんて、と叫びたい気分です。
看護師の夜勤制限をかちとったニッパチ闘争が必要です。介護職場で夜勤を制限させる職場闘争をどう形成するか。大きな課題です。みなさんのご意見を!(S)

ちば合同労組ニュース 第72号(2016年8月1日発行)より

連載・介護労働の現場から〈働き方編1〉

連載・介護労働の現場から〈働き方編1〉

パルチザン

働き方。まず介護事業者は、従業員十人程度の小規模から数十万程度の大手まである。大手でも1事業所はせいぜい百人程度の利用者で介護職は40~60人くらい。
大手のブランドで安定をとるか? 楽しく介護の仕事をすることをとるか? 目的によって働き方は異なる。この欄では後者の働き方を念頭においてるよ。
採用されて介護は初めてだと仮定して、働き方の稿を進めます。
ブラックかどうか
今どき、タイムカードない、交通費でない、社会保険ない、休憩取れない、サービス残業常態化…。国から介護報酬受け取っておきながら、そんな働き方をさせるブラック事業所は、分かった時点で即、やめる。
次に入社手続き。労務管理がしっかりしているか。契約書・就業規則など文書を提示しないところはまあブラック。採用決定に浮かれていてはいけない。非常識な業界に足を踏み入れようとしているのだと警戒したほうがいい。
入社時に、健康診断書の提出を求めるところが多いが、診断書にかかる費用は1万円以上、会社負担でない場合、急ぐことはない。様子見し、続けられると思ったら健康診断を受ける。督促されたら、お金がないんですといえばいい。本来は会社負担なのに素直に従うべきではない。
p0073_03_01a 最初の給料の明細書は、きちんとチェックし、不明な点は事務に訊く。事務が間違えたり、直近の法改正を知らない場合も多い。きちんと答えてくれない場合は半ブラック。相談窓口としては労働条件相談ほっとライン(厚労省)
元気にあいさつ
さあ、勤務初日です。かなりテンパってるかもしれないが、あいさつと自己紹介だけは、明るく元気に、できるだけ笑顔で。これは社会人教育の常套句だね。あいさつに対する反応で職場チェックをする。介護はお年寄り相手の仕事だが、チームワークの良し悪しがすべて。経営者が夢のような空虚な理念を掲げ、職員が精神論で踏ん張ってる施設は地獄だぜ。
介護は国の制度設計がむちゃくちゃで労働者にすべてのしわ寄せがきている。鎖につながれた奴隷船のイメージで日々働いている労働者も多い。きっぱりやめようね、そんな妄想。パルチザン(六月蜂起、ゲリラ、真田十勇士、スーパー戦隊、モンパラ、バトルガール…なんでもOK)の妄想にリニューアルしよう。
そして、元気にあいさつ。パルチザンの仲間にだよ。これから、現場労働者が愚痴や不満を出せる環境をつくる。そして思いを共有できる仲間をつくっていく。介護は実にめんどくさい仕事だから、シンプルに考えよう。介護の仕事は、お年寄りによい老後をすごしてもらうこと。
それが目標だ。
(あらかん)

ちば合同労組ニュース 第72号(2016年8月1日発行)より

映画紹介『沈まぬ太陽』

映画紹介『沈まぬ太陽』

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御巣鷹山の事故シーンから始まる。1985年の日本航空123便墜落事故。子どもだったが良く覚えている。続いて映画は、60年代前半の労働組合の闘いのシーンが交差する。
主人公・恩地元のモデルとなった小倉寛太郎は実在の人物。日本航空労組委員長として日本航空初のストライキを指導、報復人事で約10年間の海外勤務を強いられた。
日本航空は1953年に半官半民の国営航空企業(ナショナル・フラッグ)として出発した。高度成長に伴い70年には輸送旅客数が約30倍となった。しかし急激な事業拡大に要員体制が追いつかず、労働条件の悪化と安全の危機が急速に深まった。深刻な安全問題を契機に労働組合が結成され、64年に初のスト。報復で4人の役員が解雇され、第2組合がつくられ、露骨な賃金・昇格差別が行われた。

日航は、創設から約20年、死亡事故がない。世界一安全な航空企業と宣伝された。しかし70年以降、死亡事故が頻発するようになる。輸送力の拡大とコスト削減を同時に実行し、会社に異議を唱えさせない組合敵視政策が背景にあった。
1980年代、競争促進と規制緩和は、航空業界にも波及。国鉄分割・民営化を提起した第2臨調は、日航の完全民営化と大合理化を要求した。国際線に全日空が参入し、競争とコスト削減が激化した。そして85年8月、日航ジャンボ墜落事故が発生。520人の生命が奪われた。
映画は、恩地と、労組の盟友で袂を分かち出世街道を進む行天四郎を軸に進む3時間超の長編。現実の日航は2010年に事業会社としては戦後最大の倒産で1万6千人を解雇。整備の海外委託など外注化や非正規化の先頭を進んでいる。

ちば合同労組ニュース 第72号(2016年8月1日発行)より

相模原・障害者殺傷事件に思う

相模原・障害者殺傷事件に思う

〝労働者には団結が必要〟

相模原市の障害者施設で45人の障害者が殺傷される、痛ましい事件が起きた。事件の背後にある障害者抹殺思想の不気味な広がりや、現代社会のあり方への危惧は、多くの識者が指摘しているが、労働組合の立場から考えたい。
事件のあった「津久井やまゆり園」は、もともと県立だったが2005年から指定管理者制度に移行し、民営化された。その結果、求人情報では夜間時給が905円、これは神奈川県の最低賃金と同額。深夜割増も不払いの情報も。ブラック企業そのものだ。
利潤追求、費用対効果が求められ、それが評価される競争社会、過酷なブラック職場の現状が26歳の元職員の背後にあるのは間違いない。
2000年に介護保険法が制定される過程でも「社会的入院を減らす」と言われたが、〈高齢者が税金を無駄遣いしている。だから民営化して市場原理でやっていく〉――そういう考えが根本にあった。
今回の事件は現代社会の縮図であり、資本主義のパラダイムが個々の人間性をとらえ、ゆがんだ形で現れているように感じる。

昔は道徳観念の規範として「強きをくじき弱きを助く」がそれなりに普遍的に人びとの心にあったが、いつの間にか「弱きをくじき強きにおもねる」「長いものには巻かれろ」といった価値観に逆転してしまった。どこで転倒してしまったのだろうか。
そもそも資本主義社会は、労働力を商品として、つまり人間をモノとして扱い、ひたすら利潤を追求することを原動力とする社会制度である。労働力がなくなるのは困るがその担い手である労働者の生活には興味ない。むしろ労働者同士が賃金をめぐって競争する方が望ましく、だから労働者を殺さず生かさずの状態に置いておこうとする。
しかし労働者の側も黙ってはおらず、団結して資本と闘い、長い時間をかけて8時間労働制や、医療・年金・教育などの社会保障制度をかち取ってきた。
資本主義の社会様式と、人間らしく生きようとする労働者階級との拮抗する激突のただ中にあるのが現代社会である。一度獲得した諸権利の上にあぐらをかいていれば、すぐにまた引っくり返される。

高度経済成長期を経て日本の労働運動は徐々に力を失っていった。1987年の国鉄分割・民営化から本格化した新自由主義政策が現在を規定している。非正規・低賃金・人員削減がはびこり、競争が煽られ評価制度で労働者同士が密告しあう。

資本主義が極限的に推し進められれば、社会保障は解体され、労働者は生きていけなくなる。しかし資本主義の自己運動は自制する術を持たない。恐慌を繰り返し、戦争に行き着く。
社会のあり方が人々の価値観に影響を与えるのなら、その逆もしかり。もう一度労働者が団結して、人間らしく生きさせろと立ち上がれば、やがては社会のあり方を変革できる。一人ひとりが現代社会の分岐点で選択を求められている。
私も介護施設で働く。閉ざされた空間にたくさんのお年寄りが押し込まれ、やりたいこともできずに1日無気力に座って過しているのを見ると、自分の仕事は、高齢者を「効率よく(お金をかけずに)」死なせてやることかと絶望感に苛まれることもある。
職員も利用者も共に生きた人間だ。仕事と割り切って〝こなし介護〟だけにはいかない。愛憎悲喜交々である。ときに虐待の誘惑に駆られるし、ときにはちょっとした言葉や笑顔に救われる。みんなまだ生きた人間だ。

共に生きていく社会を守るために何よりも必要なのは、労働者の団結だ。仕事の大変さや責任、そして誇りを共有し、教えてくれる仲間。個々の労働者には思いや誇りがある。だけど声を大に「俺たちが職場を動かしている」と言う人間がいなければ、その思いも誇りも資本のものになりねじ曲げられる。(A)

ちば合同労組ニュース 第72号(2016年8月1日発行)より

穏やかな晴天のもと夏休み保養

穏やかな晴天のもと夏休み保養

7月22~26日の5日間、千葉県勝浦市の民宿にて、福島から10家族を迎えた保養(「福島の子どもたちを放射能から守るプロジェクト@ちば」主催)が無事に終了しました。
今回で10回目を数え、息の長い取り組みになっています。これもたくさんの物心両面のご支援のおかげです。組合員の皆さまからも、ボランティアスタッフとしての参加をいただきました。この場をお借りし感謝を申し上げます。
福島では、地域や学校なども安全キャンペーンで「もう大丈夫」という雰囲気。保養に参加された家族も、「学校がひどい」「『放射能が危険』と口に出すと子どもがいじめにあう」と涙ながらに語っていました。
子ども社会も「金や物」が優先の社会の中で、自主的な活動は、人間本来の感動や喜びを感じさせます。今後とも、ご支援ください。(実行委員長・組合員K)

ちば合同労組ニュース 第72号(2016年8月1日発行)より

習志野市・習志野警察署は労働組合つぶしをやめろ!

習志野市・習志野警察署は労働組合つぶしをやめろ!

組合員をただちに釈放せよ!

だまされた人もいないのに「詐欺罪」?!

7月12日、ユニオン習志野の役員2人が不当にも逮捕されました。
警察は「詐欺罪」といっていますが、100%でっち上げです。被害者もいない、なんの被害もない「詐欺」など存在するでしょうか。組合事務所にも不当な家宅捜索が行われましたが、押収されたのは「詐欺」とは全く関係ない組合のビラや資料ばかりです。組合旗や腕章まで押収していきました。組合活動をさせないことが目的です。

障がい者不当解雇に全国から抗議・20数回の新聞報道
習志野市長の悪事がばれたら無実の組合員を逮捕するのか?!

なぜ無実の人間が逮捕されなくてはならないのでしょう? 習志野市は今年2月末に、障がい者枠で採用された青年労働者を「能力不足」を理由に解雇しました。障がい者とともに働き、ともに生きていく社会をつくろういう思いを踏みにじる宮本市長のやり方に、全国から多くの怒りの声が寄せられました。新聞でも20数回報道されて、習志野市議会でも問題にされました。ユニオン習志野によって習志野市長の悪事が暴かれたのです。
それでも市長は「解雇は正当」と居直りました。私たちユニオン習志野は真実を暴くために、裁判の準備していました。その中で今回の弾圧が行われたのです。
習志野市を相手に解雇撤回を闘っているから弾圧するなんて絶対に許せません。ユニオン習志野は習志野市と警察がグルになった政治弾圧に負けずに闘います。無実の二人の組合員を取り戻すためにご支援とご協力をよろしくお願いします。

<組合員や市民の声>

・習志野市当局を相手に解雇撤回を闘っているがゆえの弾圧だとしたら、警察と宮本市長は本当に許せません!

・ユニオン習志野に対する弾圧です。弾圧に屈せず闘います。ユニオン習志野組合員一同

・とにかく許せない。「契約違反でアパートを使ったから」で逮捕は飛躍しすぎで、誰も納得させられない。契約違反だからでていってくれがいいところ。いきなり詐欺で逮捕という事態に政治的な意図を感じる。

・新聞で「職業不詳」と掲載させるのが、当局のツボですよね。元習志野市役所勤務と掲載すると今までの市役所のアラがバレるのが明白だから。得体の知れない怪しい人間としてヤミに葬り去ろうという下心が見え見え!
・びっくりしました。あまりにひどい。大家さんをそそのかして、でっちあげ? 習志野市政は独裁国家か、ほんと腹わたが煮えくり返る思いです。

ユニオン習志野は、今までの組合とは全く違います。 一人の仲間も見捨てない。みんなの団結で徹底して守る。それが「ユニオン習志野」です。

ユニオン加入のお問い合わせ、労働相談、ご意見、ご要望等は

電話:047-429-8335  メール:union5nara@yahoo.co.jp へ、お気軽にお寄せください。

Facebookページ「ユニオン習志野」 ホームページ「ユニオン習志野」もご覧ください。
みなさんのユニオン加入申し込み、ご相談をお待ちしています!(2016.7.15)

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ユニオン習志野への不当弾圧・逮捕を弾劾。支援要請(1)

ユニオン習志野への不当逮捕弾劾!

2名の仲間を今すぐ釈放しろ!

組合つぶしを許さないぞ!

7月12日、ユニオン習志野の委員長と書記長の2人の組合員が百パーセントでっちあげの「詐欺罪」で不当逮捕されました。
この間、ユニオン習志野は、習志野市長による不当解雇撤回の闘いを展開してきました。今回の弾圧はこの闘いを嫌悪し、つぶそうという習志野市長・習志野警察署による政治弾圧です。絶対に許せません。ユニオン習志野の組合員は怒り心頭です。一刻も早く2人の仲間を返せ!

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●追い詰められているのは市長

ユニオン習志野は、習志野市役所の正規・非正規労働者の垣根をこえてつくっている労働組合です。臨時職員の低賃金や労働条件を取り上げない既存の労働組合に対し、「闘う組合をつくろう」と呼びかけて1年前に結成した組合です。
この春、習志野市・宮本市長による障がい者採用の青年労働者への雇い止め=解雇の問題を取り上げ、ユニオン習志野は解雇撤回を要求して闘ってきました。この闘いは、二十数回、新聞報道され、多くの習志野市民の知るところとなりました。
「解雇は正当」と居直り続ける市長に対して、ユニオン習志野は裁判で法廷に市長をひきずりだして真実を暴く闘いを準備していました。
こういう状況の中で今回の刑事弾圧が行われたのです。警察権力の暴力によってユニオン習志野を黙らせ闘いをつぶすのが狙いです。

●被害も被害者もない詐欺?

具体的な被害も被害者もいない「詐欺罪」とは一体なんでしょうか。家宅捜索で押収したのは、容疑とはなんの関係のない組合のビラや資料ばかり。組合の旗や腕章も押収しました。詐欺の事実はゼロです。警察の正当性は何一つありません。
しかも早朝から5〜6時間の長時間の家宅捜索が行われ、家族への執拗な嫌がらせもしています。これは組合活動への妨害、組合破壊を狙った百パーセント政治弾圧です。
●救援活動の支援をお願いします
2人は習志野警察署・千葉中央署に勾留され、不当な取り調べに完全黙秘で闘っています。弁護士費用や差し入れなど多額の費用もかかります。カンパ・激励をお寄せてください。
「2人の仲間今すぐ返せ!」と習志野警察署と宮本市長に抗議の声をあげよう!

不当逮捕弾劾.PDF

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ちば合同労働組合

■住所 千葉市中央区要町2-8DC会館1F
■TEL 043(225)2207
■FAX 043(202)7820
■メール union1@outlook.com
■抗議先 047(474)0110 習志野警察署
■救援カンパ振込先(郵便振替口座番号) 00280-1-96870 ちば合同労働組合

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支援要請(その1)

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各位

ユニオン習志野への弾圧に対して支援要請(その1)

2016年7月13日 ちば合同労働組合

当組合への日頃のご支援を感謝いたします。
7月12日朝、ユニオン習志野の委員長と書記長の2人が「詐欺罪」を理由に不当逮捕されるとともに、組合事務所やDC会館などを半日以上も家宅捜索が強行されました。
ユニオン習志野は結成を前後して、習志野市の学校で働く給食受取調理員全員の雇止めとの闘いや、清掃下請け会社(社長は、市長の後援会長・習志野市防犯協会長)における労災隠しを暴く闘い、「障がい者」枠で採用された青年労働者の解雇撤回などに取り組んできました。
解雇撤回闘争をめぐっては、6月13日には習志野市役所包囲デモを行い、この間、二十数回の新聞報道などによって、宮本市長を追い詰めてきました。組合事務所の賃貸契約をめぐる「詐欺罪」をデッチあげは、この間のユニオンの闘いに対する弾圧以外の何ものでもありません。
逮捕当日には家族やユニオン習志野の組合員、ちば合同労組・千葉労組交流センターが多数結集して弾圧粉砕総決起集会を開催、狙いはユニオン習志野の分断と闘いをあきらめさせることであり、団結を守り抜いて闘いを発展させることが最大の反撃であり、一刻も早く2人を取り戻すことを確認しました。
まずは下記のとおり関係団体の皆様に要請いたします。ご協力をお願いいたします。

(1)2人への檄文をちば合同労組へ集中してください(FAXかメールでお願いします)

ちば合同労組
FAX:043-202-7820   メール:union1@outlook.com

(2)警察への抗議をお願いします。

習志野警察署

〒275-0015   習志野市鷺沼台2-4-1
電話 047-474-0110

千葉中央警察署

〒260-8510  千葉市中央区中央港1-13-1
電話 043-244-0110

(3)2名をとりもどすための緊急カンパを要請します。

■救援カンパ振込先

(郵便振替口座番号) ゆうちょ銀行 00280-1-96870 ちば合同労働組合

なお、警察署や習志野市役所への抗議行動を近日中に行います。決定次第連絡します。

(以上)

支援要請(1).PDF

 

習志野市 解雇撤回を求め雨中デモ

習志野市 解雇撤回を求め雨中デモ

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6月13日、悪天候の中ですがユニオン習志野の呼びかけで約30人が京成津田沼駅から旧市役所周辺をデモしました。習志野市の仮庁舎は現在、京成習志野駅ビルにあり、ここで業務を行っています。デモはここから出発。
昨年6月、障がい者枠で習志野市役所に就職した青年労働者を「能力不足」を理由に分限免職にする前代未聞の不当解雇に対し、市民や障がい者団体から応援の声と宮本市長への批判の声が集まっています。
新聞記者も数人が取材しており、大きな注目の中でのデモとなりました。

ちば合同労組ニュース 第72号(2016年7月1日発行)より

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