介護労働の現場から〈21〉役割分担

介護労働の現場から〈21〉
2014年02月01日

役割分担

現場の労働条件が労働者本位で改善されていき、みんなに連帯意識が生まれ、笑顔で励ましあいながら仕事に取り組むと、あれほどつらかった仕事が、楽になってきたような気がした。
職場の雰囲気がいいので、本社のフランチャイズ担当が加入志願者を連れてよく見学にくるようになった。社長も評価してくれて、みんなを居酒屋でおごってくれたりした。
そのような中で力石さんのサボリがクローズアップされるようになり、仕事を公平に分け合うために、役割分担マニュアルを作ることになった。

担当するのは、経験豊富な女性パートの安川さん。
力石さんは反発し、「そういうのは責任者が作るもの」とクレームをつけたが、責任者は「俺は素人だからできねぇよ。提案があるなら、安川さんにどんどん言ってね」。いいぞ! 体育会系の実力主義。
力石さんはそれでも「パートがやる仕事じゃないよ。組織の秩序が……」なんてごねていたが、かなわないとなると、その矛先は安川さんへの露骨な嫌がらせに変化した。
嫌がらせというのはオープンにして、笑い飛ばすのに限る。さっぱり系の安川さんはそのことをよく心得ていて、さっさとみんなからヒアリングをして、役割分担表をパソコンで作ってきた。
役割分担表をみて、責任者は「いいね。なるべくこれに従ってやってね。やれないときは俺に言ってね」と、お墨付き。それ以来、力石さんがサボってると、この表を指さして、「力石さん、○時までにこれやってね。ヨロシク!」と指サイン。力石はしぶしぶやる。
さて、力石、やりきれない管理者への不満を次にどこにぶつける? やっぱり私にきた。
「あらかんちゃん、いつまで腰痛? もう一か月半も経つよ」。

昼間は二人しかいないので、安川さんは役割分担を身体介護系のAと家事・レクレーション系のBに分けた。私は腰痛のため、圧倒的にB担当。安川さんによると、「それぞれ得意分野や体調があるので、AとBの交代は自由」。
責任者も「あらかんさんは腰痛で当分Bになるけど、料理得意だし、レクも評判いいし、困ったときはお互い様。フォワードもいれば、ディフェンダーも必要」とフォローしてくれてたのに、力石は「そもそも介護で腰痛なんて甘えたことを…」とチクチクいじめる。
「まだ医者にかかっているし、もう少し待ってね。ごめんね」としか言えない。
責任者が休憩交代に来た。「力石さんは、サッカーでいえば、ミッドフィルダーだよ。攻め、守りなんでもできる。社員は違うね。なぁ、あらかんちゃん」
力石はほめられて何も言えなくなってしまった様子。いいね、サッカー野郎。拍手!
(あらかん)
(ちば合同労組ニュース55号から)

介護労働の現場から〈20〉独り労組

介護労働の現場から〈20〉
2015年01月01日

独り労組

私が腰痛で休んだのは一日だけで労災は医療費に対して支払われた。
排せつや入浴、移乗などの身体介護ができなくなり、料理や掃除、洗濯、レクレーションなどの仕事に専従した。他のスタッフは私の分まできつい身体介護をこなしてくれた。
私が「悪いね」と言うと、「あらかんさんのおかげで、定時に帰れるようになったし、休憩取れるようになったし、健康保険や厚生年金はいれたし、感謝しているよ」という。有り難かった。
「労組委員長」というニックネームがついた。みんなが労働条件のことで私に相談してくるからだ。
なぜ、直接、責任者に言わないのか? 経営者に睨まれる、やめさせられるのがこわい…と言う人もいた。だったら、みんなで言えばいいのに。
いままで労働組合には縁がなく、労働者で連帯することより、労働者間で足の引っ張り合いをし、いじめられるという職場を経験してきた人が多かった。
不満なことは会社に言って改善しようとしないで、会社を去る。介護の世界は、数日、数か月でやめてしまう人が多い。
そうして渡り鳥みたいに横断的に職場を転々とする。介護業界は慢性人手不足で、次の職場はすぐに見つかるからだ。
あと、連帯をこばむのは、24時間変動シフト制、組む人が毎日入れ替わりで、しかも超過密勤務。労働者同士、休憩時間や勤務後にグチをこぼす時間も体力もない。新人が入ってもシフトが合わず、何か月も紹介されないうちに退職しちゃったなんて、日常茶飯事。
同じ職場でも、それぞれが別々に契約している個人事業主のようなもので、分断され仲間意識もないので、経営者に思うように支配される。労働時間、社会保険、有給休暇などの当然の権利までも主張しなければ、経営者は無視する。
今時、タイムカードは手書き、毎日、定時時間を記入させ、しかも給与計算をまちがっている。それでもみんなはこわくて「(支給額は)少ないよ」と言えない。
私は、ゼロから一つずつ権利を獲得していった。責任者に言い、それで改善がなければ本社に電話をかけた。よりどころは「労働基準法」。そして、シフトが合ったスタッフには「健康保険入れるよ」「有給取れるよ」と言いふらした。
それで、みんなが恐る恐る「あらかんさんが言ってましたけど…」と責任者に申し出るのだ。言えない人は私が代わりに言う。
なんて、手間のかかる。でも、そうやって職場の労働条件が確立すれば、みんなの表情が明るくなり、仲間意識ができる。スタッフが安定していれば、利用者に質の高い介護を提供することができる。労働組合がないのなら、独り労組でもいいか。
(あらかん)
(ちば合同労組ニュース54号から)

組合ニュースNo.54(2015/01/01)

ちば合同労組ニュース 第54号

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労働組合が意味を持つ時代

p0054_01_01a 12月の衆院選で、動労千葉の顧問弁護士である鈴木達夫さんが東京・杉並区から立候補し、約1万7千票を獲得しました。
数多くの労働裁判を手がける鈴木弁護士は労働運動の復権を選挙で訴えました。
「この社会を動かしているのは労働者。その労働者が主人公の社会をつくろう」「新たな労働者の党を」
自民党政権は、経団連や業界団体など財界の力を背景にして戦後日本を支配してきました。これに対して社会党・総評ブロックは、労働組合の力をバックに自民党・財界に対抗してきましたが、1980年代の国鉄分割・民営化による労働組合の後退と変質で、そうした労組も野党もいまやほぼ存在しない状況です。
しかし、会社や経営者の力の源はどこにあるのか。それは労働者が働くことにしかありません。会社の利潤は労働者が働く以外に生じない。だから労働者の団結こそが企業や資本家に対抗しうる物質力となるのです。
年金や医療など社会保障制度が次々に破壊され、弱肉強食むき出しの新自由主義が吹き荒れる中で、労働者がもう生きられない時代に来た。
今まで見えなくさせられていた、あるいは見ないようにしてきた「世の中の真実」が誰の目にもはっきり見えるようになり、少しずつだが労働組合の存在が社会の中で注目を集め、見直されるきざしを感じます。
動労千葉は、国鉄分割・民営化に反対して1100人の組合員が2波のストを行い、その後四半世紀、闘いを継続してきました。労働運動の旗を守ってきたことが大きな意味を持つ時代が来ているのではないか。そう感じています。
昨年は、「地方自治体消滅」という報告が話題となりました。千葉県でも今後十数年で財政破綻や人口減で自治体が維持できなくなる市町村が多数予測されています。
労働組合こそが幅広い人びとの「紐帯」「連帯」「団結」の土台になるべき時が来ています。社会保障制度の解体やローカル線廃止、自治体消滅、改憲や戦争など、労働組合の課題は大きいと思います。
ちば合同労働組合は、介護分野での組織化を進めたいと議論しています。2000年に施行された介護保険制度そのものに反対する立場を現場で働く労働者の言葉で明らかにすることが課題です。
2015年を飛躍の年にして行きましょう。

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介護労働の現場から〈19〉腰痛は労災でしょ

介護労働の現場から〈19〉
2014年12月01日

腰痛は労災でしょ

私に対する医者の診察時間は20分を過ぎて看護師たちがイラついているのがわかった。「何か事件はなかったですか? 腰をいためるような」と医者が言い出した。
私は大柄な井村さんへの介助を思い出した。ベッドから車いすへの移乗、車いすから椅子への移乗などは抱きかかえて持ち上げる。介護用ベッドでない低床型ベッドでのおむつ交換や着替えは前かがみの中腰状態。家庭用浴槽での入浴介助は、浴槽を跨いでもらうのに、利用者の体を支えながら持ち上げる。
「そういえば、浴槽に入浴してもらうときに、私が浴槽に入り、浴槽の外に立っている利用者を支えて一足ずつ浴槽に入ってもらうんです。そのときに、腰がクキっと…」
「それは事件です。日時憶えていますか?」
井村さんが最初に風呂に入った日、私は不安だったけど、1人で最初から最後まで入浴介助した。そのときに、腰も痛かったが、足の小指を思い切りドアにぶつけて痛くて、1週間も痛みが続いた。
足指のレントゲンも撮ることになった。骨折していた。医者はぎっくり腰と骨折で労災の診断書を書いてくれたので、それを管理者に見せた。「労災、いいよ。本社に訊いてみるね」とすんなりOK。
ところが力石は、「ほぉ~、ローサイ、介護の世界ではそんなのきいたことないね」と鼻で笑う。彼は、「介護の世界では」というのが口癖だ。昔の姑みたいなやつで、私が苦労していても、仕事はわざと教えない。自分はサボるくせに、私には「やらなきゃだめだよ。仕事でしょ」と押し付ける。
介護は重労働だ。動かない人を抱かえ、持ち上げ、支える。物だったら持ちきれなければ手を離せばすむが、人だからケガをさせてはいけないので、自分が極限まで無理をする。24時間不規則労働による睡眠障害、結核や肝炎などの感染なども労災だろう。
しかし、使命感ばかり強調されて、職場の安全衛生についてはノーマーク、医者が言っていた重量物取扱いも法的拘束力がない。建設や運輸では重量物は機械が取扱う。介護施設では介護機器は金がかかるし効率が悪いと導入が進んでいない。

でも介護業界、いいかげんに目を覚ませ。介護機器をケチって労働者が身体を壊し、どんどん辞めていく。リクルートコストが嵩み、未熟なパートや派遣だらけの現場、その「カネ」「効率」の悪さ。業界全体、経営の近代化が必要だ。
労災は本社の社長決裁でOK、ただ手続きは自分でやれということなので、労基署に行く。受け付けてくれて、後に職場へ電話で事情聴取があり、労災は許可された。
(あらかん)
(ちば合同労組ニュース53号から)

組合ニュースNo.53(2014/12/01)

ちば合同労組ニュース 第53号

p0053_01_032014/12月号

牛すき鍋復活!?すき家に未来ない

5月29日のすき家ストのきっかけになった牛すき鍋定食がすき家で復活しました。
今回は準備の手間が簡素化されワンオペでも大丈夫だと宣伝しています。しかし、過酷な労働環境はまったく改善されていません。雑誌の特集でも、「ワンオペをやめる」ということで深夜0時~5時を二人体制にしたようですが、しわ寄せで朝の忙しい時間帯での労働が一人勤務になり、「地獄」なんだと記事になっていました。
現在、すき家は深夜二人以上の体制をとれない6割の店舗で深夜休業しています。この関係ですき家の工場では牛丼材料の製造量が落ち込み労働時間の減少で収入が大幅に減りました。
店舗でのワンオペも、工場での「労働時間の減少」も、非正規雇用を使い捨ての労働力としか見ないすき家の現状をよく示しているといえるでしょう。
すき家は、非正規職労働者を低賃金で過酷な労働を強いるために採用してきました。これに反発した労働者が反乱をおこし「肉の日ストライキ」闘争まで上り詰めたことは誰でも知っていると思います。非正規労働者を虫けらのように扱うすき家に未来はありません。また、派遣法を改悪して労働者を非正規に縛り付けようとしている安倍政権は倒さなければなりません。
ヨーロッパでは「同一労働同一賃金」の考え方が一般的で、正規も非正規も同じ仕事をしたら同じように賃金をもらうのが当たり前だそうです。フランスではもっと考えが進んでいて、非正規の方が身分が不安定なだけに正規よりも多く賃金がもらえるそうです
すき家に限らず低賃金で過酷な労働を強いるために非正規を採用しているすべての企業で労働者は立ち上がろう。派遣法改悪反対・非正規職撤廃、労働組合の力で世の中を変えよう。(委員長)

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「自爆営業」は違法です!

労働組合に入って立ち上がろう!

2014年11月

 11月2日、動労千葉が呼びかける労働者集会に5700人が集まり、外注化・民営化、非正規職化反対の声をあげました。安倍政権は秋の臨時国会で、労働者の総非正規職化をもたらす派遣法改悪・残業代ゼロ法を成立させようとしています。今こそ労働者の団結した力で解雇自由・労働規制緩和に反撃しよう。

私たち、ちば合同労働組合は、動労千葉とともに千葉地域でつくる合同労組(ユニオン)です。私たちは千葉県下で、次々と労働組合を結成しています。ゼンショー・すき家をはじめ「ブラック企業」で勇気をもって労働組合を立ち上げた組合員もいます。ぜひ郵政職場でも闘う労働組合をつくりましょう。

「自爆営業」は違法です!

今年も郵政職場で、年賀はがきのノルマ営業がはじまっています。昨年、郵政の「自爆営業」の実態が社会的に明らかにされ、大問題になりました。埼玉の郵政職場では、自爆年賀で労働者が自殺に追い込まれ、遺族が裁判を起こしています。これは殺人です!
もはや「慣習の」ようになっていますが、営業ノルマの強制は拒否できます。労働組合をつくれば、自爆営業はやめされられます。郵政職場でも労働相談をおこなっています。

組合ニュースNo.52(2014/11/01)

ちば合同労組ニュース 第52号

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ちば合同労組と動労千葉の共催で地域集会開く

10月に入り気候の変化もある中、みなさんは体調を崩されていませんか?
台風が迫っていた10月5日、ちば合同労組と動労千葉の共催で「ちば労働者集会」を開催しました(写真)。3回の実行委員会を開催し、集会内容なども議論し、労組訪問や街頭宣伝を行い、ただ参加してもらうだけではなく共に運営していく仲間になってもらいながら準備をしてきました。
集会には130人が集まりました。ちば合同労組は委員長があいさつし、新分会結成の宣言をした仲間が発言し、1分間アピールの場では現在職場で闘っている仲間からの発言もありました。
集会の全体を一つにまとめあげたのは、動労千葉の10・1ストでした。
外注先であるJR千葉鉄道サービス(CTS)の仲間を守るために闘ったこのストが「外注化に反対して闘っているのは動労千葉だけ。だから動労千葉に入った」という感動的な発言も引き出していました。
車輪を削る仕事でCTSに出向になっていた労働者がJRに戻されることになったそうですが、経験も知識もまだこれからのCTSの労働者がすべての業務を行うことになるのです。JRは外注化をいっそう進めるために出向者を元に戻すと決めたのです。
これは安全を無視し、いつ事故が起きても、いつ労働者が事故によって命を奪われても関係ない、金儲けができればいいという資本主義社会のあり方の典型です。
動労千葉は国鉄分割・民営化と闘い27年間、「解雇撤回」を掲げて職場で闘い、外注化阻止・非正規職撤廃を掲げて闘っています。
その動労千葉と新たな分会を準備している仲間や、解雇撤回をかちとったデンヨー分会、追い出し部屋攻撃に負けずに闘っている仲間など、多くが非正規で闘っている「ちば合同労組」が共に集会を行ったことは大きな意義があると思います。
動労千葉のような闘いを作り出し、共に闘うことで〈正規と非正規労働者の団結〉を作り出せることを示せた集会だったと思っています。
9月の定期大会から10月の闘いはとても内容の濃い闘いであったと思います。
この闘いのすべてを11・2全国労働者総決起集会につなげていくことがとても重要です。職場のある組合員は職場の労働者に「あなたと共に生き、闘う仲間になりたい」ということと「自分の生き方・気持ち」をそのまま訴えれば、必ず相手に伝わります。
勇気を出して一歩踏み出してみましょう。今まで見えなかったものが必ず見えます。退職されている組合員のみなさんは街頭に出てどんどん訴えていきましょう。
11月2日、東京・日比谷野外音楽堂に1万人の労働者を集め、戦争・改憲に突き進む安倍政権を打倒しましょう。未来は私たち労働者の手の中にあります。
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介護労働の現場から〈18〉とうとう腰痛

介護労働の現場から〈18〉
2014年11月01日

とうとう腰痛

井村さんは入居2カ月過ぎるとガンの痛みが強くなり食が進まなくなった。家族は再三の連絡にも応じず、やっと来所したかと思うと「(痛いのは)寝違えたんでしょ」「こんど寿司食いに行こうか」と能天気。寝違えただけで体全体痛くはならない、ミキサーでムース状にしてやっと数口の病人が寿司なんて喰えるかと言い返したいところをぐっとこらえて説得し、病院診察をお願いする。
これまでにスタッフは井村さんの精神状態の回復に合わせながら、ベッドで寝たきりだった井村さんを車いすに乗せる、トイレ、食堂の椅子に移動する試みを重ねてきた。痛みの少ない日は浴槽の入浴もした。井村さん自身も本来の明るくて快活なところを発揮し、みんなの人気者になり、得意の美空ひばりをカラオケに合わせて歌い、踊りの振り付けを上半身だけで披露した。
でも、家族はこれまで面会に1回30分足らず来所しただけで、そのときの井村さんしか知らない。もう治ってきたと思っている。しかし毎日看てきたスタッフが医療が必要だと判断しているのだ。
責任者が「看取り介護はやっていませんので」とお願いして、やっと病院に行けることになった。井村さんは帰ってこなかった。入院し1週間で亡くなった。家族に対する3か月分50万足らずの入所費用の回収はなんと1年かかったそうだ。未払いで赤字になると責任者はスタッフに経費節約宣言、光熱費、ティッシュや、調味料の量などをうるさく言ったり、サービス残業させようとする。
そのころ私は、介護職経験6カ月にして腰から腿にかけて痛くなり、休んでも回復せず、身体介護がきつくなった。大柄な井村さんの移動の介助が原因だと思われた。整形外科に行くと、「坐骨神経痛」「ヘルニア」と診断が定まらない。医者は加齢や介護職などを理由にして詳しく診察しようとしない。力石は「誰だって腰痛持ちだよ、この仕事は。大丈夫、大丈夫」と聞き流す。でも痛いのだ。寝ていても痛い。介護職というのは、自分の身体までも犠牲にして尽くさなければならないのか。辞めようこんな仕事と思ったが、待てよ、仕事で腰を痛めたのだから、労災ではないのか?と思った。
医者に労災の診断書を依頼したら、「介護など重量物を扱う仕事で、徐々に腰を痛めた場合というのは、事件性がないから労災は認められないみたいだよ」と言う。事件性? まるで警察が市民の訴えを却下するような…冷めた物言い。「じゃ、たとえばどのような事件性があればいいの?」。
若い医者だった。
「う~ん、例えば腰痛だと、重量物を持ち上げたとたん、ぎっくり腰になったとかだと労災は認められやすいです。そもそも、厚労省は重量物を扱う場合は成人男性は体重の40%、女性はさらに男性の60%という指針を出してますからね。それだと対象20㌔以上でもう重量オーバーですからね。」
そうなのか。いいね、若い医者。
…このあと続く。
(あらかん)
(ちば合同労組ニュース52号から)

幕張本郷駅で派遣法ハンタイ。連日行動

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(写真 遣法法大改悪案の審議が国会で始まった昨日につづき街宣と署名活動を行う【10月29日 幕張本郷駅前】)
 派遣法の大改悪案の審議が臨時国会で始まった翌10月29日、ちば合同労組は幕張本郷駅で派遣法ハンタイのチラシを配りました。
 前夜にニュースを見た人も多いようで手応えを感じました。
 国会で座り込みも始まったようです。

廃案以外にアリマセン!

派遣法は雇用に誰も責任を取らない最低最悪の法律

派遣法の大改悪、国会審議入りに緊急街頭宣伝

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(写真は10月28日 千葉駅【モノレール駅通路】で帰宅する労働者とりわけ非正規の労働者へビラ【ちば合同労組案内、派遣法改悪反対ビラ、11・2集会案内】を手渡しマイクで呼びかけを行う【18時ころ】)

臨時国会で派遣法の大改悪案の審議が始まりました。

安倍首相は、「世界一ビジネスのしやすい国にする」と言っています。
この法案は、派遣の全面解禁法・生涯ハケン法ともいうべきもので、
派遣を使いたい企業に圧倒的に有利で、労働者にはなんのメリットもないものです。

ちば合同労組は、労働相談を通じて派遣労働者の問題についてたくさん取り組んできました。
企業と団体交渉を行い、労働局にも通いました。

派遣法は、労働者の雇用に誰も責任を取らない最低最悪の法律です。
労働基準監督署も派遣法は管轄外だと門前払いです。

派遣改悪を止めるためできることは何でもしたいと思っています。

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