職場で組合結成とストを
千葉労働組合交流センターが総会
7月25日に千葉労働組合交流センターは26回目の総会を迎えることができました。
合同労組から委員長や青年部長を始め、多くの皆さんがかけつけてくれました。
今回は、国会における戦争法案の強行採決と、動労千葉への「国鉄1047名解雇撤回裁判」の最高裁決定(6月30日)という、労働運動にとって重大な情勢の中で千葉県における反撃のゴングを鳴らせた総会だったと思っています。
冒頭で、この前日に県内の自治体関連労組が結成されたことを報告すると、会場が感動に包まれました。40年にわたって職場で闘ってきたことと、動労千葉の物販支援運動をベースにして、闘いを放棄する既存の御用組合をしのぐ単組結成へつながったことは、感慨深いものがあります。
もう一つ、大事な議論は、〈安保・戦争法案に反対して職場でストライキで闘うべきではないか?〉という提起が出され、これをめぐって活発な討論になりました。
結論としては、「ストを闘うためにも組合権力に挑戦しよう」「動労千葉のストライキのときは、みんなも年休をとって支援に行こう」という話になりました。ここに至るまでの有意義な議論ができたと思っています。
それぞれの会員の職場闘争の前進と、動労千葉、ちば合同労組、労組交流センターの3団体みんなの力で総会が成功しました。
この団結と力を拡大させて10月の千葉県労働者集会(予定)、11・1全国労働者総決起集会の成功へがんばっていきましょう。
全国労組交流センターは1989年、総評が解散し連合が結成される状況の中でに国鉄闘争勝利と労働運動の再生を訴えて動労千葉の中野洋委員長と、中立労連元議長の佐藤芳夫さんの呼びかけで結成されました。
ちば合同労組は、単組として千葉労組交流センターに入っています。JRや自治体、学校や郵便局、そして民間などあらゆる職場で労働組合運動を推進するのが労組交流センターの運動です。
ちば合同労組の皆さん、ぜひ労組交流センターの運動にどんどん加わって、いろんな産別の仲間と交流・団結していきましょう。また機関誌『月刊労働運動』は、組合事務所に置いてあるのでぜひ手に取ってみてください。
(W)
ちば合同労組ニュース 第61号 (2015年8月1日発行)より