〝雇止めするな〟千葉労働局に市民の会　署名２万余筆を提出！

　千葉県内のハローワークで働く非正規職員の３月末で雇止めに反対して、市民や労組でつくる有志の会が請願書と署名２万４千筆を千葉労働局に提出しました。東京新聞で大きく報じられました。

　国の機関には約８万８千人の「期間業務職員」という名称の非正規公務員が働いています。求職活動の相談や支援をするハローワークの窓口や相談員もその多くが非正規雇用です。１年の有期任用（雇用）で「再任用は原則２回まで」とされ、３年に１度必ず雇止めされ、継続して働くには公募に再度応募し採用されなければなりません。

　近年、公務職場の相談員の存在と業務は住民の生活支援などで身近で切実になっており、また経験や専門性も必要な仕事です。雇用の不安定はハラスメントも惹起しています。キーワーカーが使い捨てにされる理不尽は本当に許せません。

　今回の申し入れには３０人以上が集まり、２時間近く、それぞれが自分の言葉で雇止め反対を求めました。年度末の雇止めを許さず取り組みを強めます。