労働組合の役割と私たちの使命

組合活動

eiga-seediqbale最近、『セディック・バレ』という台湾の映画をDVDで観ました。1930年10月27日に起こった台湾のセディック族の抗日蜂起事件(霧社事件)を取り上げた作品です。人間の尊厳をかけたやむにやまれぬ決起というのが良いですね。〝闘う〟ということについて、いろいろと考えさせられる作品ですので機会があったらご覧になって下さい。
さて、ちば合同労組も数々の争議、さらには組織化に向けて大車輪で闘っています。経営者に対する労働者の闘いの正義性に確信を持ち、団結に依拠して闘いを拡大していけたらいいですね。
非正規雇用を撤廃させる闘いの死活性がいよいよ高まってきています。
非正規職の過酷な労働環境に対する自然発生的な・短絡的なサボタージュが冷凍食品への農薬混入事件として起こっています。労働者を正しく闘いに立ち上がらせるのは労働組合の役割です。
国鉄の分割・民営化がJRの安全を崩壊させたように、非正規雇用化、外注化(アウトソーシング)が「食の安全」を崩壊させ、社会全体を崩壊させかねないところにきています。
ちば合同労組の使命は重大です。セディック族戦士の闘いに向けた気概に負けない気概で闘いましょう。