2022年、全員野球でユニオンつくろう

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2022年、全員野球でユニオンつくろう

コロナ解雇が続く

 年末は大寒波が到来しいかにも年の瀬の風情でした。新型コロナ感染症拡大に伴う措置で閑散としていた飲食店にはお客が戻り、久々に忘年会を楽しむ人たちもチラホラ。
 他方で「コロナ難民」とも呼ばれる失業者が急増しています。解雇・雇い止めは累計で11万7047人(厚生労働省)、自主廃業する人や学費が払えず退学する学生も過去最多を更新しています。
 炊き出しや相談会に並ぶ人の数も過去最多と言われ、年を越せない人があふれています。さまざまな支援団体と同様、私たちも年末労働相談に出ました。
声あげねば賃下げも

 2021年は「東京五輪」の年でした。しかしその後、景気回復どころか、「安いニッポン」と呼ばれ、いつの間にか日本人の賃金は海外より低く、20数年上がっていないことが話題になりました。
 リクルートワークス社の調査によると、日本では、賃上げを求めたことがない労働者が7割を占め、世界ダントツ。賃上げを求めたことがある労働者はわずか3割。海外では中国が9割、米仏では7割の労働者が賃上げを求めたことがあるそうです。
 世界の労働者は使用者に対してしっかり賃上げを要求しているのです。労働者が声を上げなければ、会社はどこまでも賃金を下げていくのです。日本では労働組合の組織率の低下に伴って賃金が減っています。すべてのツケは労働者に回ってきます。労働者がまとまって声を上げるのは大義なのです。

労働運動高揚の年

 米国のスターバックスで労働組合が結成されたことが話題になっています。労組結成で時給が1900円になりました。きっかけは、IT化によって客の注文が殺到し、店舗のレジカウンターがパンクし、店員らが超過密労働になったことです。
 アマゾンでも、年末商戦の多忙化に対し、ストライキが行われています。
 新自由主義によるデジタル化や自動化・合理化、医療や介護などの市場化が労組結成につながっています。この矛盾は日本でも同じであり、世界の労働運動の高揚局面は必ず日本にも及ぶはずです。

2022年をともに闘おう

 ちば合同労組も、活性化しています。組合の忘年会も盛況でした。自らが参加し、担っていくことが労働組合の土台の考え方です。新しい仲間と「組合とは何か?」を話し合い、模索し、今に通用する価値観にアップロードしてきましょう。年始からオミクロン株の拡大も懸念されています。健康に気遣って2022年をともに闘いましょう。

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労働学校へご参加を

 テーマ 帝国主義と戦争

 日時 1月15日(土)13時~ 講師 久木野和也(ちば合同労組副委員長)

 ちば合同労組は組合として集団受講しています。ぜひご参加ください。医療・福祉を削って軍事費に税金をつぎ込む日本。米中対立のもとで加速する軍事国化の現在地と戦争が起きるメカニズムを解説。労働者にとって戦争とは何かを明らかに。