「千葉そごう」でもストが!?

組合活動

「千葉そごう」でもストが!?

そごう・西武労組がスト権を確立

千葉そごうで訴え

 この動きは昨秋、セブン&アイHDがそごう・西武を米投資会社へ売却する契約を結んだことから始まりました。
 労働者の雇用や顧客、駅周辺の利用者をまるで無視し、情報も一切隠蔽し、話し合いにも応じないセブン資本の傲慢なやり方に対し、西武労組がスト権を行使して対抗する動きが始まりました。
 セブン資本と労使関係があるコンビニ関連ユニオンは、「そごう・西武労働者のスト権投票、断固支持」「解雇を許さず、ともに立ち上がろう」と呼びかけました。ちば合同労組も千葉そごう前で情宣を行いました。

スト権確立に反響

 7月25日、93・9%の賛成でスト権が確立され、新聞やテレビで大きく報道されました。もしスト突入となれば66年ぶりの百貨店ストです。多くの労働者の話題となり、04年プロ野球の選手会のストのようなインパクトを日本社会に与えるとも言われています。若者の間にも「労働組合をつくってモノ言おう」「ストは当然」という空気が醸成されていくでしょう。
 しかし、今後の交渉如何では千葉そごうでも労働者の大量解雇が発生する可能性が十分あります。千葉そごうと対面にある千葉駅ビルの労働者でつくる千葉駅関連ユニオンと連携して、千葉駅周辺の労働者に呼びかけていきたい。

 ちば合同労組ニュース 第157号 2023年08月1日発行より