第9回定期大会を開催 労働組合の可能性に賭ける

労働組合の可能性に賭ける

第9回定期大会を開催 執行体制を強化

ちば合同労組第9回定期大会が10月18日に開催されました。結成から8年、ここまで組合を運営することができたのは組合員や地域のご支援と連帯の賜物です。心より御礼を申し上げます。ありがとうございました。

ちば合同労組は今大会において、動労千葉本部役員から特別執行委員を迎え、また地域や労働相談で活躍してきた組合員が新たに執行委員に加わり、ちば合同労組の新たな挑戦を行う執行体制の強化をはかりました。
モリタ分会やすき家ストライキなどを8年間の経験を振り返り、あらためて職場分会の建設を中軸に組合建設を進めることを確認しました。職場の労働組合(分会)があり、その地域的な団結体として合同労組という形態があることを再確認しました。
自治体や介護職場における組合(分会)づくりの報告と決意が大会の議論を引っ張りました。ある介護職場では、大会直後から事故や不当配転などをめぐり闘いが開始されました。

昨年、日本創成会議が発表した消滅可能性896自治体のリストには千葉県54市町村のうち26が入っています。自治体や医療・介護などの地域の危機が加速度的に進むことが予想されます。労働組合の歴史的な復権の一翼を担うべく私たちは努力したいと考えています。

数年スパンの新たな挑戦の始まりです。労働組合の経験のまったくない若者や非正規労働者が職場に組合をつくって闘えることを「ちば合同労組」という現実の存在として示していけるようになりたいと考えています。
あらゆる可能性を追及して前進する決意です。組合員や地域の仲間のご協力をお願いいたします。

ちば合同労組ニュース 第64号(2015年11月1日発行)より