記録的猛暑 組合で暑さ対策を

組合活動

記録的猛暑 組合で暑さ対策を

 今年は世界的に観測史上最も暑い夏になると言われています。35度以上の体温に近い災害級の猛暑が続いています。もはや「熱中症に気を付けよう」で済まないレベル。労働者が体調を崩さず働き続けることは労働組合の切実な課題です。

 ちなみに、22年における職場での熱中症による死傷者は827人(死亡は30人)となっています。会社には安全配慮義務があり、これは労災です。
 皆さんの職場では熱中症対策は行われているでしょうか? 各職場で「ファン付き作業着」をめぐる駆け引きがあるようです。1万円前後、自腹で買うのか、会社に出させるのか? 知り合いのユニオンでは会社に購入させたそうです。
 海外では、1時間ごとに10~20分の休憩の義務、適宜日陰に入る時間の確保、37度以上になったら仕事は中断…、細かな要求を出しているとの報道も。「この暑さではやってられない」とストライキで休む組合もあるようです。組合員の皆さん、堂々と主張しましょう!

 ちば合同労組ニュース 第157号 2023年08月1日発行より