8.31そごう西武労働者のストライキを支持します

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 千葉駅周辺の「街の風景」さえも変わるような、そごう・西武の買収計画が報道されています。これにたいして、明日8月31日に、西武池袋本店でストライキが決行されました。この61年ぶりの「百貨店スト」が社会に衝撃をもたらしています。
 私たち、ちば合同労組は、労働組合として、そごう・西武百貨店の労働者のストライキを断固支持し、応援します。労働者がストライキ権を確立し、雇用を守るためのストライキに連帯します。世界で起きている「ストライキの波」が、いよいよ日本にもやってきたと感じています。

ストライキで雇用を守ろう!

 そもそも、これまでずっと働いてきたそごう西武の労働者の雇用不安をあおり、誠実な対応もしないセブン&アイHDは許せません。
 今回の西武池袋本店のストで終わりではありません。セブン&アイHDとの交渉によって、さらに全国規模のストライキになる可能性もあります。千葉そごうも焦点の一つです。今後、千葉そごうの改装・テナントの強制移転にともなう、雇用の問題が大きく問題になってきます。これは千葉県全体の労働者・労働組合にかかわる重大な課題です。ストライキを実現して、千葉県全体の労働運動を大きくしていきましょう。

 

職場でストライキをやろう!

 日本の労働者の賃金は、30年間も上がっていません。しかも、物価高になり、実質賃金はさらに下がり、労働者の生活は苦しくなる一方です。22年の1年間のストライキ件数は66件。日本の労働運動は低迷してきたとずっと言われてきました。その原因の一つは、あまりの社会の閉塞感から多くの労働者が「仕方がない」とあきらめ、会社に文句を言えない、不満があっても実行に移せないということにあったのではないかと思います。
 しかし、今回のそごう西武のストによって、資本にモノを言うという姿がテレビやSNSで拡散され、私たちの目の前で現実に実行されたという事実は社会の流れを変えるインパクトをもっています。
 「労働組合は、ストライキ権を行使できる」「労働組合でやれば会社と対等に闘える」このことの持つ意味は重要です。この底流には、アメリカやイギリス、世界のストライキの高揚とつながっています。
 行き詰まった社会にたいして立ち向かえるのは、やはり生身の人間であり、生身の団結した労働者なのです。「仕方がない」とあきらめる前に、労働組合をつくってストライキをやりましょう! ちば合同労組は、ストライキで職場を変えた実績をもっています。ぜひ皆さんの加入をお待ちしています。

千葉そごう―千葉駅周辺の労働者は団結しよう

 ちば合同労組は、千葉駅ビル―ペリエ千葉のなかに、千葉駅関連ユニオンを結成しています。テナント・物流・警備・設備・清掃など、千葉駅や駅ビル、駅周辺で働く人は誰でも入ることができるユニオン(労働組合)です。このかん、春闘をおこない、賃上げなどを実現しています。
 ちば合同労組は、職種や雇用形態に関係なく加入できます。近い場所で働く者が団結して労働組合をつくれば、様々な問題を解決して、働く状況を変えることができます。労働相談や加入のお問い合わせは、お気軽に表の電話&メールにご連絡ください。