「国葬反対」で日本列島が怒り沸騰!

制度・政策

「国葬反対」で日本列島が怒り沸騰!

〝生きさせろ〟の賃上げが必要だ!

▼食欲そがれる値上げの秋

 10月1日から過去最大級の値上げが始まりました。値上げ対象は6500品目以上、値上げ率は平均で約16%。
 にもかかわらず賃金は上がっていません。最低賃金スレスレの非正規労働者の生活ほど値上げのダメージは大きい。それなのに最低賃金は31円しか上らない。労働組合の真価が問われています。同じく物価が高騰する英国では、労働組合が10月ゼネストに向かっています。日本でも賃上げの行動を!

▼労働者の生活を壊した安倍

 こうした世相の中で9月27日に安倍元首相の国葬が強行された。「こんなことをやっている場合なのか」の怒りの声が広がり、各地で国葬反対の行動が取り組まれた。岸田内閣の支持率は30%以下に急落。当日の武道館周辺は怒りの声に包囲されました。
 G7首脳は誰も来日せず、岸田首相や麻生の表情に明るさはありません。人びとの行動で政権の施策を破綻させた「久しぶり」の勝利です。この熱気を一過性のものにせず11・6日比谷野音へ集まろう。
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テーマ 新自由主義の世界的崩壊と新たな闘い

日時 10月15日(土)13時~ 講師 藤村一行(社会問題研究者)
 ちば合同労組は組合として集団受講しています(受講料は組合負担)。1970年代から始まった新自由主義が崩壊しつつあります。それは資本主義の行き詰まりと矛盾の噴出であり、労働者の世界的反乱である……

 ちば合同労組ニュース 第147号 2022年10月1日発行より