本の紹介

介護労働の現場から

『介護職のリアルと突破口』発売中 新聞各紙の記事掲載さる

『介護職のリアルと突破口』発売中  ちば合同労組から10月に出版された『介護職のリアルと突破口』が新聞各紙で取り上げられ好評販売中です。11月12日付東京新聞、11月21日付毎日新聞、さらに11月23日付船橋よみうりでも紹介されました。  地方版の記事なので注文は県内が中心ですがネット記事も配信されたのめ全国からの本の注文も少なくありません。  注文が一番多いのは高齢世代で、介護施設の入...
介護労働の現場から

「介護職のリアルと突破口」あらかん著 書籍出版

ちば合同労組ニュース連載が書籍になります 「介護職のリアルと突破口」  高齢者が増え、介護は身近になっている。しかし、その介護の現場で何が起きているのか? 特に施設介護の閉じられた現場で、介護労働者がどのような働き方をしているのかは、一般にはほとんど知る機会がない。  その一方、介護職員による虐待や殺人などの事件ばかり報道され、介護従事者はどうもロクでもない人たちという悪いイメージがある。 ...
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紹介『日本が売られる』(堤未果著)

紹介『日本が売られる』(堤未果著) 社会崩壊に立ち向かうには  『貧困大国アメリカ』著者として知られるジャーナリスト堤未果氏の最新作。安倍・改憲の裏で何が起きているのか? 日本社会でいったい何が動き出しているのかがわかる一冊。書店の新書売上でも1位にランクインした。 社会丸ごと民営化  少し本の紹介をしたい。冒頭から「水が売られる」「土が売られる」「タネが売られる」……と立て続けに並ぶ章...
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書評『ルポ保育格差』小林美希著(岩波書店)

書評 『ルポ保育格差』小林美希著(岩波書店) 保育現場からの迫力のレポート 改善進むぬ実態  『看護崩壊』『看護の質』などを描いた社会派ジャーナリスト小林美希氏が保育園の実態を克明に捉える。本書は『ルポ保育崩壊』から3年経った保育現場を描いた〈続編〉だ。  「待機児童解消」「保育士の処遇改善」の名のもとで保育園は変わったのか? 現場はまったく逆であることを本書は教えてくれる。  それは「...
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書評『求人詐欺/内定後の落とし穴』(今野春貴著)

書評『求人詐欺/内定後の落とし穴』(今野春貴著) 横行するブラック求人 労働者の教訓は?  生きるためには働かなくてはならない。わざわざ悪条件の場所を探す人はいない。仕事を探す労働者は自分に与えられた条件で可能な限り好条件の仕事を探すだろう。 そのために資本が提示する労働条件をみながら仕事を探すわけだ。 でも自分を含め、ほとんどの仲間は入手可能な求人票が信用ならないことを知っている。...
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書評 『「貧困世代」社会の監獄に閉じ込められた若者たち』

書評 『「貧困世代」社会の監獄に閉じ込められた若者たち』(藤田孝典著 講談社現代新書)  アベ政治がもたらしたもの  安倍政権の「一億総活躍社会」「総非正規職化」のもとで何が起きているのか。 本書はこのリアルな状況を鋭く描く。 著者は『下流老人』というベストセラーを出版し、20万部の売上を記録。ソーシャルワーカーとしての経験を活かし、これからの「貧困世代(40歳以下の若者)」は下流老人世代...
制度・政策

書評 『雇用身分社会』(森岡孝二著 岩波文庫)

書評 『雇用身分社会』(森岡孝二著 岩波文庫) 論争招く〈身分〉に込めた筆者の真意は 「正社員が安定した雇用で一番安定した働き方という考え方は、二十年後にはきっと非常識になっているのかもしれない。フリーターの存在は時代の先を行っている」 「正社員でいるとリストラや定年がある。フリーターのような立場なら本当の意味で一生涯の終身雇用が可能だ。だから今は不安定といわれているフリーターが安定した働き...
本の紹介

書評『新自由主義の本質とその導入・展開』

『新自由主義の本質とその導入・展開』 鎌倉孝夫著(発行 労働者学習センター)  動労千葉の労働者学習センターのブックレットの新刊が出ました。労働学校の講師もやっておられる鎌倉孝夫さん(埼玉大学名誉教授)のお話をまとめたものです。組合員のみなさんもぜひ一読をお勧めします。 本書は2012年7月、8月に開催された「新自由主義と闘う連続シンポジウム」で行われた鎌倉孝夫先生の問題提起と質疑を収録...
本の紹介

本の紹介『25日 現代自動車非正規職蔚山工場占拠闘争の記録』

〝美しき連帯〟こそ希望(書評) 『25日 現代自動車非正規職蔚山工場占拠闘争の記録』 パク・チョムギュ 著(広沢こう志 訳) ◎息をのむ闘い 韓国全土が息をのみ注目し続きした、韓国における非正規職闘争の象徴とも言うべき闘いの一つ。2010年冬の現代自動車非正規職のろう城ストライキ闘争。ドラマを迫った記録、『25日』。 著者は、命がけで闘った非正規職と同じ気持ちで同じ物を食べ、同じ...
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本の紹介『私たちが見えますか―弘益大清掃・警備労働者の物語』

『私たちが見えますか――弘益(ホンイク)大清掃・警備労働者の物語』 この本は2011年1月3日から49日間にわたって籠城闘争を闘い抜き、原職復帰を頂点に団体協約を締結し、賃金・労働条件の改善をかちとった弘益大学の清掃。警備の労働者の記録です。 そもそも人びとはその人たちを見ようとはしませんでした。男子トイレに女性労働者が入ってきても平然と用をすませる。「ああ、あの人たちの目には私が見えてい...
本の紹介

本の紹介 『労働組合運動とはなにか』

「誰でも入れる労働組合を!」 英国一般労組の歴史から学ぶ 今年1月に岩波書店から出版された『労働組合運動とはなにか』(熊沢誠)を斜め読みしました。著者も「まえがき」で書いてますが労働組合をタイトルに冠した書籍が岩波から出版されるのは、やはり労働組合の復権が要請され、期待される社会状況を反映していると思います。 労働組合の一番大切なことは「社会の主人公としての労働者の誇り」や「団結のす...
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〈書評〉港合同『企業の塀をこえて』

〈書評〉港合同『企業の塀をこえて』 ちば合同労組の「壁」を超えるには!? 組合ニュース29号(2012年12月5日付)に引き続き、大阪の合同労組である「全国金属機械港合同」について考えたいと思います。今回も港合同の故大和田事務局長の著書『企業の塀をこえて』からです。港合同は、「港」という地域全体を一つの企業と考え、企業の塀をこえた運動を長期にわたって積み上げてきた合同労組です。50...
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本の紹介 『非正規が闘って、勝った』―生コン運転手の闘いの記録

本の紹介 『非正規が闘って、勝った』 ―生コン運転手の闘いの記録 止まらぬ非正規化 『絶望の非正規』。こんなタイトルで特集が組まれた週刊『東洋経済』(10月17日)。 派遣法改悪で、非正規増大の深刻さに警鐘を鳴らす。この特集の中で、非正規の増加率ランキングのナンバーワン企業は「イオン」。非正規率は66%だ。ちなみに、ちば合同労組になじみのある企業では、ゼンショーHDが4位、JR東...
制度・政策

書評『沈みゆく大国アメリカ〈逃げ切れ!日本の医療〉』

『沈みゆく大国アメリカ〈逃げ切れ!日本の医療〉』 市場原理が徹底した介護の実態  5月に出版された『沈みゆく大国アメリカ〈逃げ切れ!日本の医療〉』(堤未果著)を読んだ。 米国の老人医療や介護産業の実態などを暴露し、医療と介護をビジネスにするモンスター「医産複合体」が次に狙うのは日本の医療と介護だ、と警告を発している。 米国の医療費は総額2・8兆㌦(200兆円)。製薬会社と保険会社、そし...
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本の紹介『君の心が戦争を起こす』

もっとたくさん戦争反対の声を!! 本の紹介『君の心が戦争を起こす』 十代の頃に読んだ『君の心が戦争を起こす』という本を四半世紀ぶりに図書館で借りてみた。 著者は羽仁五郎。歴史家で戦争中に逮捕されて敗戦を警視庁の留置場で迎え、治安維持法の廃止で釈放になった人だ。野生動物のドキュメンタリーで有名な映画監督の羽仁進の父親と言った方が通りが良いかも。ちなみに「羽仁進の愛情いっぱい動物記」...