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組合活動

乗務員勤務制度改悪反対!総決起集会

乗務員勤務制度改悪反対!総決起集会  千葉市内で8月25日、JR東日本による乗務員勤務制度改悪に反対して、動労千葉―動労総連合の呼びかけで集会。ちば合同労組の組合員も多数参加しました。 ちば合同労組ニュース 第98号 2018年09月1日発行より
連載・職場と労働法

労働委員会とはどのような所か?

実践的に考える職場と労働法 労働委員会とはどのような所か? 不当労働行為を禁止し、違反には行政救済制度  労働組合法は、労働組合の結成やその活動に関する法律ですが、この法律は「労働者が使用者との交渉において対等の立場に立つことを促進することにより労働者の地位を向上させること」を目的として定め、〝労使対等〟のために次のように規定します。  「労働者がその労働条件について交渉するために自ら代表者を選出...
物流倉庫・運輸

「生産性」の行き着く果て/アマゾンで起きていること

「生産性」の行き着く果て 世界一の通販企業アマゾンで起きていること  アマゾンは世界最大級のネット通販の巨大グローバル企業だ。この間、「流通業界の崩壊」的な事態と共に、新聞や雑誌をはじめ様々な情報媒体で、アマゾンの巨大倉庫における過酷な労働実態が暴かれ、話題となっている。 3人の死亡事件  アマゾン日本法人で最大の物流拠点である小田原倉庫では、この3年間で3人の死亡事故が起きている。この酷暑で倉庫...
労働映画

リトルダンサー

映画紹介『リトルダンサー』  1984年の英国の炭坑町で暮らす11歳の少年ビリー・エリオット。母を幼い頃に亡くし、父と兄は炭鉱で働く。サッチャー政権による炭鉱閉鎖と解雇の厳しい時期が映画の舞台だ。父と兄もストに参加している。ビリーは父の勧めでボクシングジムに通うが殴り合いには馴染(なじ)めない。  ある日、ジムの隅でバレエ教室が開かれることに。次第にバレエに魅せられるビリー。内緒のバレエ教室通いを...
制度・政策

西日本豪雨 自治体の「闘いなくして安全なし」

西日本豪雨 自治体の「闘いなくして安全なし」とは  西日本豪雨で200人を大きく超える人が亡くなりました。1982年の長崎大水害以来の豪雨災害となりました。心からの哀悼とお見舞いを申し上げます。  7月1日の国鉄集会において、偶然か、今回の豪雨で最多の犠牲者を出した倉敷市職の若い委員長が発言していました。「慢性的な人手不足で月百時間を超える残業の青年職員も多い」との訴えが印象に残っていたのですが、...
組合活動

国鉄闘争の新たな出発/7・1 集会に1500人

国鉄闘争の新たな出発 7・1 都内で国鉄集会に1500人  動労千葉など国鉄闘争1047名解雇撤回闘争を支援する全国運動は7月1日、東京・江戸川区総合文化センターにおいて全国集会を開催し、全国から1500人が参加しました。  6月29日に「働き方改革」関連法案の採決が強行されました。様々な産別・職場で「働き方改革」「同一労働同一賃金」「AI失業」の攻撃が始まっています。  7・1集会は、国鉄闘争を...
連載・職場と労働法

実践的に考える職場と労働法/労働組合法における「労働者」

実践的に考える職場と労働法 労働組合法における「労働者」 契約形式を超え団結権を認めせた歴史的地平  2004年のストライキで広く知られたようにプロ野球選手会は労働組合です。プロサッカー選手会も同様です。  何億円もの年俸を得ているプロ野球選手が労働者なの?という声もありますが、労働基準法上の「労働者」にあたるかどうかは微妙ですが、労働組合法上は労働者であると労働委員会や裁判所も認めており、プロ野...
制度・政策

「生産性」の行き着く果て/無期転換制度、〝移民制度〟の導入・・

「生産性」の行き着く果て 連帯を掲げた労働組合の旗を  安倍政権は「働き方改革」で全面的な雇用破壊を進めている。「日本から非正規という言葉をなくす」の安倍の言葉とは裏腹に非正規労働者が過去最多の2100万人に達した(総務省調査)。5年前より179万人増加し、非正規率は4割から5割へ向かって加速している。働く女性も過去最多の7割(厚生省調査)。その多くが出産離職や介護離職をしている。野田総務相でさえ...
労働映画

ゲッペルスと私

映画紹介 「ゲッペルスと私」  「何も知らなかった。私に罪はない」。主人公のボムゼルはナチスの宣伝大臣ゲッペルスの秘書だった。撮影時103歳とは思えない記憶力と言葉で語り続ける。  彼女は1933年にナチスが政権を握った時に党員となり、42年には宣伝省に入省、同年代の労働者より格段に高い収入を得る。ボムゼルは、与えられた仕事を従順にこなすだけでナチスが何をやっているか分からなかった。政府に反逆した...
医療・介護

報告書作成は業務時間外なのか?

報告書作成は業務時間外なのか?  職場の責任者会議で、報告書の作成や練習は時間外労働の扱いとしないとの議論がなされている。  現実には、要員不足などの理由で残業せざるを得ない現状がある。報告書の作成や残務処理は、本来の業務以外の何ものでもない。これではサービス残業の誘導だ。無賃労働であるのみならず、事故が起きたり、健康を損ねても自己責任とされなかねない問題だ。  この件について管理者に質問すると「...
組合活動

保養 無事終了/編集後記

保養 無事終了       酷暑ですが勝浦の浜風がそよぐ中で14回目のちば保養を無事終了しました。7月21~25日の5日間、勝浦市にて福島から8家族24人(初参加3家族)を迎えました。今回は、若者をはじめ多数のボランティアスタッフに支えられました。カンパなどのご支援を頂き感謝申し上げます。 【編集後記】  自民党・杉田議員の「LBGTは生産性がない」発言は不規則発言にとどまらない。発言を聞いて、か...
組合活動

働き方改革は戦後最大規模の資本攻勢だ

働き方改革は戦後最大規模の資本攻勢だ  過労死遺族の「過労死を自己責任にする法案反対」との必死の訴えにも関わらず「働き方改革」関連法が6月29日、採決強行で成立しました。  ところで昨年末に出た厚生労働白書を読むと、〈成長という視点から見た(労働政策を含む)社会保障〉というフレーズのオンパレードです。安倍政権の成長戦略の基軸に「働き方改革」が据えられ、少し前に「岩盤(規制)」などと非難されていた厚...
組合活動

改憲阻止大行進へ討論集会を開催

〝職場から改憲反対の運動をつくろう〟 改憲阻止大行進へ討論集会  千葉市内で6月9日、「改憲発議を許すな!6・9千葉県討論集会」を約70人で行いました。9月の「改憲・戦争阻止大行進!千葉県実行委員会」(仮称)の結成へ向けた議論を開始しました。  この間、ちば合同労組や動労千葉、百万人署名運動千葉県連絡会や裁判員制度はいらない千葉県実行委員会、婦人民主クラブ全国協議会と〈職場から改憲反対の運動をつく...
連載・職場と労働法

実践的に考える職場と労働法/労働基準法における休日の規定

実践的に考える職場と労働法 労働基準法における休日の規定 休日は午前0時から午後12時まで暦日が原則  労働基準法の規定では、使用者は労働者に毎週少なくとも1回の休日を与えなければなりません。  労働基準法は〈1日8時間〉〈週40時間〉を法定労働時間とし、週休2日制を想定しているのですが、法律としては週休2日制を規定せず、最低基準として週1日の休日を要求するに留めています。  労基法が定める最低限...
本の紹介

『ルポ保育格差』小林美希著(岩波書店)

書評 『ルポ保育格差』小林美希著(岩波書店) 保育現場からの迫力のレポート 改善進むぬ実態  『看護崩壊』『看護の質』などを描いた社会派ジャーナリスト小林美希氏が保育園の実態を克明に捉える。本書は『ルポ保育崩壊』から3年経った保育現場を描いた〈続編〉だ。  「待機児童解消」「保育士の処遇改善」の名のもとで保育園は変わったのか? 現場はまったく逆であることを本書は教えてくれる。  それは「委託費の弾...
労働映画

下町の太陽

映画紹介「下町の太陽」  倍賞千恵子主演、山田洋次監督の1963年の映画。同タイトルのヒット曲を映画化したもので東京都墨田区曳舟の近くにあった資生堂の工場とその周辺が舞台だ。  寺島町子(倍賞)は石鹸工場で働き、同じ工場の事務職員の毛利と交際中。毛利は本社勤務を目指して正社員試験の勉強に励む。正社員になって下町を出て郊外の団地に住むのが夢だと語る毛利に町子は少し違和感。ある日、町子は同じ町の鉄工所...