2021-12-02

組合活動

闘う労働組合の全国ネットめざし野音で労働者集会

闘う労働組合の全国ネットをめざし 日比谷野音で労働者集会  東京・日比谷野外音楽堂で11月7日、関西生コン労組や動労千葉などの呼びかけで全国労働者集会が開催され、全国から2150人が集まりました。ちば合同労組も組合として賛同・参加しました。  東京・過労死を考える会が来賓であいさつ、さいたま新都心郵便局でのパワハラ・過労自殺の遺族の訴えが胸に迫りました。  動労千葉の関道利委員長が「新自由主義を終...
連載・職場と労働法

職場と労働法/不利益変更に同意しない、合理性を与えない

実践的に考える職場と労働法 不利益変更に同意しない、合理性を与えない 就業規則による不利益変更  今回は、就業規則の変更による労働条件の不利益変更の問題を考えます。  コロナ問題の発生から1年以上が経過し、労働条件の不利益変更、特に賃金制度の改悪や手当や退職金の改廃に関連して就業規則の変更が提案されるケースが増えています。もちろんコロナで経営が苦しくなったから当然に就業規則の改悪(不利益変更)が許...
物流倉庫・運輸

迫る物流危機2024年問題、深刻なドライバー不足

深刻なドライバー不足と労働時間規制 迫る物流危機/2024年問題  物流業界では、物流危機に直面する「2024年問題」が焦点となっている。  17年、アマゾンなどEC(電子商取引)の成長に伴い、ドライバー不足で急増する宅配貨物の配送がさばけなくなり、当日配送の停止や宅配便の総量規制が行われた。19年3月にも、引越事業者がドライバーを確保できず、「引越し難民」が話題となった。  同時期に社会的耳目を...
労働映画

いつでも夢を

映画紹介『いつでも夢を』  高度経済成長が始まった頃の東京下町の工業地帯を舞台にした青春物語。勝利(浜田光夫)は、仕事に失敗し父親が家出し、中学を出てすぐ森田製作所に就職、夜は定時制高校に通う。看護師ひかる(吉永小百合)は、幼い頃に両親をなくし、兄も病気で失い貧乏医院の三原医師の養女となって昼は看護師、夜は定時制。留次(橋幸夫)は、森田製作所の資材を運送する日の出貨物の新米運転手だ。  勝利は、貧...
本の紹介

『ジェネレーション・レフト』

書籍紹介ジェネレーション・レフト 左傾化する世界の若者を分析   「ジェネレーション・レフト」という言葉が注目を集めている。海外の若者が左傾化していることを指す言葉だ。8月に同名の書籍が出版され、話題になっている。  英国の政治理論家キア・ミルバーンという人物の著書。近年、英労働党コービンや米民主党サンダースの躍進は、80~90年代半ば生まれの「ミレニアム世代」「Z世代」が彼らの左派的な主張に共感...
制度・政策

来年1月 傷病手当金が通算で1年半の支給に

来年1月 病気やケガでの傷病手当金が通算で1年半の支給に  病気やケガで仕事を休んだときに支給される健康保険制度の傷病手当金。今年6月に制度が変わり、支給期間が変更になりました。  従来は、支給開始日から最大1年6か月で打ち切りとなっていました。1年半の期間中に職場復帰して再度休業した場合など傷病手当金が支給されない期間があっても、最初の支給開始日から1年半が経過するとその後は支給されない仕組みで...