映画の紹介

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映画紹介『フラガール』

映画紹介『フラガール』 昭和40年、大幅な規模縮小に追い込まれた福島県いわき市の常磐炭鉱。炭鉱会社は2000人の整理解雇を提案。石炭産業に代わる事業として温泉とフランダンスショーを見せる常磐ハワイアンセンターを計画。炭鉱で働く人びとや町の多くは反対し、支持を得られないまま事業計画が進む。 家出同然でフラガールを目指す蒼井優が演じる主人公。組合の婦人部長で反対派の急先鋒だった母親(富...
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映画紹介『WOOD JOB!』

映画紹介『WOOD JOB!』 ネタ切れ気味なので、労働組合の映画だけでなく労働映画に紹介の対象を拡大します。今回は、三浦しおん原作の『神去なあなあ日常』を映画化したもの。矢口史靖が監督、染谷将太が主演。 大学受験に失敗し、彼女にも振られた主人公が手にした林業研修生募集のパンフレット。「森であなたと働きたい」と微笑む表紙の女性。列車を乗り継いで着いた先は、見渡す限り山が続く、コンビ...
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映画紹介『ブレッド&ローズ』ケン・ローチ監督

映画紹介『ブレッド&ローズ』 ケン・ローチ監督。ビル清掃労働者の組織化を描く。タイトルは移民労働者が掲げたスローガンに由来。パンは最低限の生活、バラは豊かに生きるための尊厳を意味する。 主人公のマヤはメキシコ出身の労働者。ロサンゼルスに住む姉を頼りに国境を越えて米国に不法入国した。姉の紹介でオフィス街のビルで清掃員の仕事に就く。そこでは中南米諸国やロシアからきた移民労働者が働いていた。...
制度・政策

映画紹介『沈まぬ太陽』

映画紹介『沈まぬ太陽』 御巣鷹山の事故シーンから始まる。1985年の日本航空123便墜落事故。子どもだったが良く覚えている。続いて映画は、60年代前半の労働組合の闘いのシーンが交差する。 主人公・恩地元のモデルとなった小倉寛太郎は実在の人物。日本航空労組委員長として日本航空初のストライキを指導、報復人事で約10年間の海外勤務を強いられた。 日本航空は1953年に半官半民の国営航空...
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映画紹介『人間の壁』

映画紹介『人間の壁』  佐賀県で起きた佐教組事件をモデルにした石川達三のベストセラーの映画化(1959年)。財政難で県が打ち出した大規模な人員削減は、教職員7千人のうち2600人を整理、45歳以上は全員退職、養護教員や事務職員は全廃というもの。佐教組は一斉年休闘争で対抗し、実働教職員5929人のうち5200人が参加した。実際の話。 香川京子演じる主人公ふみ子は子どもたちに慕われる5年生の担...
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映画紹介 『マイレージ、マイライフ』

映画紹介 『マイレージ、マイライフ』  変に印象に残った映画。ジョージ・クルーニー演ずるライアンの仕事は、会社に代わって労働者に解雇を通告し、事件や訴訟を防止するために説得すること。米国では解雇通告もアウトソーシングされているのだ。 ライアンは全米を飛び回り、1年のうち300日以上を出張で過ごす。「バックパックに入りきらない人生の持ち物は背負わない」がモットーで親や親戚ともドライな付き合い、...
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映画紹介 『明日へ』

映画紹介 『明日へ』  ようやくDVDを購入して観ました。 「お客様は神様! 会社の繁栄は従業員の繁栄!」をスローガンに業績を伸ばしてきた大手スーパー。意地の悪い客のクレームや上司のイヤミにがまんし懸命に働く労働者たち。 そんなある日、業務をすべて外部委託することが発表され、従業員全員に一方的な解雇通知が出される。 主人公ソニは、夫は出稼ぎ中で高校生の息子と幼い娘を育てるために必死に働いて...
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映画紹介 「波止場」

映画紹介 「波止場」 マーロン・ブランド主演、エリア・カザン監督の映画。  監督のエリア・カザンは、『欲望という名の電車』『エデンの東』『波止場』などの名作を排出した巨匠だが、1950年代初頭に米国で吹き荒れた「赤狩り」時代に、自らの嫌疑を否定するために、友人の映画監督や劇作家、俳優ら11人を売り渡した人物。仲間を売った裏切り者の自己弁護で制作されたのが『波止場』だとも言われる。 ニューヨー...
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映画紹介『キューポラのある街』

映画紹介『キューポラのある街』  荒川鉄橋を渡る電車の窓から〈キューポラ〉という独特の煙突が並ぶ鋳物の街・埼玉県川口市の全景から映画は始まる。吉永小百合主演の『キューポラのある街』。 かなりステレオタイプなストーリーではある。しかしあの時代の現実や理想、機微まで含めて見事に描いた映画だ。現代を同じように1本の映画で表現するのは難しい。 中学3年の主人公ジュンは鋳物職人の長女。明るく前向き...
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映画紹介『パレードへようこそ』

映画紹介『パレードへようこそ』 実話に基づく英国映画。1984年、サッチャー政権の炭坑閉鎖に反対し1年に及ぶストライキ。労働者が団結して立ち上がる姿をテレビで知ったゲイのマーク。マイノリティである自分たちと同じだと仲間を集めてLGSM(炭鉱夫を支援するレズ&ゲイの会)を設立し、募金運動を始めます。 しかし炭鉱労組はレズ&ゲイと聞いただけで拒否反応。そんな中、ウェールズの小さな炭坑町オン...
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映画紹介 『明日へ』―イーランド争議描く

映画『明日へ』―イーランド争議描く 生活(いのち)をかけた510日間、突然解雇された女性従業員の感動の物語――韓国映画『明日へ(原題「カート」)』。 韓国の大型スーパー・イーランドで実際にあった労働争議をモデルに、非正規の女性労働者たちの闘いを描く映画です。有名女優なども出演し、韓国で大ヒットしました。まだ見てないので以下は公式サイトの紹介です。  入社5年目でようやく大手スーパ...
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映画の紹介 『ブラス!』(1996年 英国)

映画紹介 『ブラス!』(1996年 英国)  1990年代半ばの英国、閉鎖騒動に揺れる炭坑の町グリムリー。この町には伝統あるブラスバンド「グリムリー・コリアリー・バンド」がある。炭坑労働者たちのバンドだ。指揮者のダニーは、町に希望を取り戻そうと全英大会での優勝をめざす。しかしメンバーたちは練習に身が入らない。 サッチャー政権の炭坑つぶしに抗して長期にわたるストで闘った炭坑労働者たち。しかし経営...
映画の紹介

映画『ファクトリーウーマン』

映画『ファクトリーウーマン』  フォード工場で男女同一賃金を要求した無期限ストの実話 レンタルの無料クーポン券でなにげに見た映画が当たりでした。スカッとした気分になります。労働運動の意欲がわく映画です。お薦めです。1960年代のイギリスを舞台に男女同一賃金制を訴えて闘ったフォード自動車の女性工員たちの実話を映画化したものです。 ストーリーはこんな感じ。1968年、英国ロンドン東部の町...
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映画 『二十四の瞳』を紹介

『二十四の瞳』(松下奈緒主演・2013年版)  安倍の70年談話や安保法案など物騒な雰囲気ですが、戦後70年ということで『二十四の瞳』を紹介します。 原作は坪井栄。作者の故郷・小豆島が舞台と思われます。1928年から敗戦翌年までの18年間が描かれ、新任女性教師・大石先生の赴任から始まる。12人の教え子たちはみな大石先生を慕い、彼女もまた「この子たちの美しい瞳をにごしてよいものか」と願う。しかし...
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映画紹介 『信さん・炭坑町のセレナーデ』

映画『信さん・炭坑町のセレナーデ』 『信さん・炭坑町のセレナーデ』という映画を観た。福岡の炭坑町が舞台で昭和38年(1963年)から8年間を描く。『フラガール』九州版といった感じでもあるが、ちょっと辛口な映画だ。 主人公はマモルという東京から福岡の炭坑町にやってきた小学生。母の故郷に2人で戻ってきた。襟付きの服を着て坊主頭でないマモルはいかにも東京の子で学校で浮く。そんなマモルがいじめられ...
その他

映画紹介–『ノーマ・レイ』

映画紹介『ノーマ・レイ』 保守的なアメリカ南部のとある町の紡績工場で働くノーマ・レイ(サリー・フィールド)。高校を出てすぐに結婚するも夫を酒場の喧嘩で亡くしたシングルマザー。両親も同じ紡績工場で働いている。この工場には組合もなく労働者は酷使され搾取されるまま。年老いた両親は疲れきっていた。 ある日、この町にニューヨークからルーベンという男がやって来た。全米縫製繊維産業労働組合からこ...